菊水鉾はもう先週出払ってしまったようです。昨日見たのは北観音山、南観音山、あるいは大船鉾か。24日の後祭に巡行する山鉾は10基だ。来年こそは祇園祭の山鉾巡行を見に行きたい。
さて、今日はアプのトレーニング。トレーナーが定期的に家に来てトレーニングをしてくれる。今一番困っているのが、まだ甘噛みをすること。これは飼い主とアプの主従関係ができていないせいか、と思ったが、トレーナーによるとそうではないらしい。
トレーナーと姉が話している間 一人遊びをするアプ |
それから飼い主はいつも犬と遊んでやらないといけない、と思わないこと。姉は留守の時間が長いので、朝晩30分ずつの散歩をする上、夜はアプと数時間遊んでやる。それがかなりの負担だ。アプとしっかり遊んだりしつけをする時間が少しでもあれば、あとは一緒に部屋にいてあげるだけで犬は満足する。
人間の食べ物をほしがらないように トレーニング中 |
散歩の練習をして今日のトレーニングは終わり。トレーニング後のアプはいつも疲れ切って寝込む。気疲れするようだ。
そのあと父のホームに行ったが、トレーニング後で遅くなった。夕方6時40分に着いたら父は寝ていたので起こした。父はいつも第一声が「何か食べるもん、ある?」だ。今日は四条のお店で買ったお刺身、穴子寿司、おまんじゅう、メロンと桃だ。
勿論父が食べたのは全部半分ずつぐらい。でも、ひたすら食べ続ける父を見ると、『恍惚の人』という言葉が頭に浮かんで来る。いつまでこうして食べられるかわからないから、おいしいものを持って行って食べさせてあげたい。
1年後には食べ物を見ても食べるものとして認識できないか、寝たきりか、今とは随分違った状態だろうと思う。だから、それまでにできるだけのことをする。
それでも父と1時間半ぐらい過ごすととても疲れる。耳の遠い父と話すのは体力が必要だし、身体も動かないので定期的に身体を起こしてあげないといけない。同じ話を繰り返さないといけないも大変だ。が、そんなことはなんでもない。父は穏やかなのだから。今回の日本滞在は今までと全然違う。父からのストレスはほとんどない。四文字熟語の練習をして帰ることにした。この前までパーフェクトにできていた四文字熟語も段々できなくなりつつある。
とにかく明日からはアプのトレーニングに励んで、甘噛みは少なくともさせないようにしよう。
しかし、トレーナーの前ではあんなにいい子のアプは、どうしてトレーナーがいなくなった途端に別人(別犬?)になるのだろう。
大胆不敵 活溌溌地 勇猛無比 疾風迅雷 回山倒海 獅子奮迅 傍若無人 |