2014年7月20日日曜日

四文字熟語

スミマセン、昨日嘘ついてしまいました。



菊水鉾はもう先週出払ってしまったようです。



昨日見たのは北観音山、南観音山、あるいは大船鉾か。



24日の後祭に巡行する山鉾は10基だ。



来年こそは祇園祭の山鉾巡行を見に行きたい。



さて、今日はアプのトレーニング。



トレーナーが定期的に家に来てトレーニングをしてくれる。



今一番困っているのが、まだ甘噛みをすること。



これは飼い主とアプの主従関係ができていないせいか、と思ったが、トレーナーによるとそうではないらしい。


トレーナーと姉が話している間
一人遊びをするアプ


以前は犬をしつける時は飼い主が上下関係を犬に教えないと、問題犬になるというのが常識だった。



が、今はしつけの研究も進化して、必ずしもそうではないそうだ。



甘噛みをした時は無視する。



飼い主と遊べなくなるのが一番犬にとってはつらいことだから、甘噛みがいけないということはそのうち学ぶ。



それから飼い主はいつも犬と遊んでやらないといけない、と思わないこと。



姉は留守の時間が長いので、朝晩30分ずつの散歩をする上、夜はアプと数時間遊んでやる。



それがかなりの負担だ。



アプとしっかり遊んだりしつけをする時間が少しでもあれば、あとは一緒に部屋にいてあげるだけで犬は満足する。

人間の食べ物をほしがらないように
トレーニング中


今まではアプと遊んでやらないといけない、といつもボール遊びをしたりして、一日中かまってやっていた。



でもそうすると、飼い主が不在の時犬はもっとストレスを感じるようになる。



だから、飼い主と同じ部屋にいるだけで犬が安心して寝ていられる状態を作ってあげること。



目を合わせたり話しかけたりしないことで、犬にもオン/オフのスイッチが入れられるようにする。



つまり、オンの時間は遊んでやる。



オフの時間は犬に声かけをせず放っておく。



散歩の練習をして今日のトレーニングは終わり。



トレーニング後のアプはいつも疲れ切って寝込む。



気疲れするようだ。



そのあと父のホームに行ったが、トレーニング後で遅くなった。



夕方6時40分に着いたら父は寝ていたので起こした。



父はいつも第一声が「何か食べるもん、ある?」だ。



今日は四条のお店で買ったお刺身、穴子寿司、おまんじゅう、メロンと桃だ。




勿論父が食べたのは全部半分ずつぐらい。



でも、ひたすら食べ続ける父を見ると、『恍惚の人』という言葉が頭に浮かんで来る。



いつまでこうして食べられるかわからないから、おいしいものを持って行って食べさせてあげたい。



1年後には食べ物を見ても食べるものとして認識できないか、寝たきりか、今とは随分違った状態だろうと思う。



だから、それまでにできるだけのことをする。



それでも父と1時間半ぐらい過ごすととても疲れる。



耳の遠い父と話すのは体力が必要だし、身体も動かないので定期的に身体を起こしてあげないといけない。



同じ話を繰り返さないといけないも大変だ。



が、そんなことはなんでもない。



父は穏やかなのだから。



今回の日本滞在は今までと全然違う。



父からのストレスはほとんどない。



四文字熟語の練習をして帰ることにした。



この前までパーフェクトにできていた四文字熟語も段々できなくなりつつある。



とにかく明日からはアプのトレーニングに励んで、甘噛みは少なくともさせないようにしよう。



しかし、トレーナーの前ではあんなにいい子のアプは、どうしてトレーナーがいなくなった途端に別人(別犬?)になるのだろう。


大胆不敵
活溌溌地
勇猛無比
疾風迅雷
回山倒海
獅子奮迅

傍若無人