2022年3月29日火曜日

日本での生活 2/2

京都に移動する日は、まずコロナ検査から始まった。


その前日には、丸の内のおしゃれなレストランで、タコスなんか食べたんであるが、これが美味しいのなんの!


日本人は、他国の食べ物をアレンジして、より一層美味しくするんだなあ、と改めて感動。


1個400円x2で800円のランチ


さて、コロナ検査の話に戻るが、このiHealthのものは、評価の高いもので、アメリカでは保険で毎週一人2回分がカバーされる。



日本には他のブランドのものも含めて、22回分の検査キットを持参した。




無事陰性結果が出たので、新幹線で移動する。



去年の5月に移動した時(ガラガラ)と違い、新幹線は6〜7割ほどの乗車率だった。




京都では、人出の少ないところを選んで観光することにした。


これは宇治平等院のすぐそばのスタバ
テラス席で、花かごのパンとスタバカプチーノでくつろぐ


宇治平等院はあまり好みではないので、近くの神社に行くことにする
宇治川はかなりの水量だった


恵心院(ここは花の寺として隠れた人気スポット)




この花筏は咲いたら、筏の形がかわいい(らしい)

宇治上神社は日本最古の神社建築



そして、翌日は洛北にも行ってみる。



叡電で行く鞍馬寺は、雨の中とても寒かった


そして、突然だが、ここで帰り(京都⇒東京)の新幹線の中で食べたお昼ごはんの写真になる。




なかなか美味しい料亭(どこの?)弁当だったが、味が混ざらないように、と入れられた5つものプラスチック容器にちょっとしたストレスを感じる。



が、ここで自分がしたことにもストレスを感じる。




京都駅新幹線改札内にある、近鉄線改札口側の駅弁屋さんでいつも買う寿司おにぎりセット。



それがない!!



大好きな寿司おにぎり3個セットには、穴子、鯖、鮭、と3種類の具材が、それぞれすし飯のおにぎりに入っている。



しかも、「自分であとで巻く海苔」スタイルではなく、最初から巻いてある海苔がいい具合にしっとりしていて、美味!



もう棚には、その寿司おにぎり3個セットのスペースさえなくなっている。



残りの数日でどんなに美味しいものを食べられても、この寿司おにぎり3個セットが食べられないと、私の日本旅行は失敗だと言えよう(大げさ)。



仕方なく、焼鮭寿司おにぎり単品と料亭弁当を買って、失意を感じながら新幹線ホームに上る。





すると、ホームの小さな弁当売場に寿司おにぎり3個セットがあるではないか!




どうする!?



どうする!?



どうする!?


いやあ、これしかナイっしょ

2022年3月26日土曜日

日本での生活 1/2

日本での2週間半は、暗い気分のままあっという間に過ぎてしまった。


とにかく、毎日ホテルに一人でいると寂しいのでテレビをつけている時間が多い。


すると、ウクライナ侵攻のニュースと、地震のニュースでとても気分が暗くなる。


将来のこと(今後の自分の生活場所)を考えることの多い2週間半だった。

池袋の劇場前では、ウクライナの国旗の色にライトが灯され、
その下ではコロナ無料検査のテントが張られていた


アメリカへの帰国は日本への入国に比べると、書類チェックがあるわけでもなく、あっけないものだったと言えよう(注:日本人を含む全ての外国籍保持者でワクチン未接種者は入国できない)。


まずは、アメリカ入国のためのコロナ検査。


検査日の朝には、自分でもあらかじめテストしてみた。


Cが陰性、Tが陽性、検査時間は15分だが、
2分経過したあたりで線は見え始める



神田北口診療所は私が調べた中では一番安い(1万5千円)検査機関なので、大盛況という感じ。


ひっきりなしに検査を受ける人が出入りするのを見て、外国(米国?)に行く人は多いのだな、と驚く。


検査後冷たい雨の中を丸の内まで歩いたが、手袋がなく傘を持つ手がかじかむほどの寒さだった。


大手町に着くと、なんとも言えない幸福感がある
ここにしばらく戻ってこれないと思うと寂しかった


検査結果が数時間後に送られてきたので、ユナイテッド航空のサイトでアップロードしたら、すぐに搭乗オッケーになる。












紙に印刷した検査結果も必要なく、pdfのみで良かった。




帰国当日、ホテルを11時にチェックアウトしたあと、ルノアールでモーニングを食べる。


サンドイッチ、卵、コーヒー、スープ、食後のお茶で870円


成田空港は、去年の5月に比べると少し人が戻ってきた、という印象だが、それでもコロナ前に比べると、まだまだお店は閉まったままのところが多い。





以前の満員の機内に比べると、乗客もまだまだ少ない。



それでも去年と一昨年のフライトに比べると、乗機率は10%から50%に増えたと言えるかもしれない。



エコノミープラス席(ブルー席$99)は
まだまだ3席独占が狙える状態(赤丸席が私の席)



食べ物が何もかもがリーズナブルで、穏やかな人の多い日本で過ごしたあと、アメリカでは失礼な人々、すさまじい物価高、まずい魚料理の生活に戻らねばならない。



下の写真は、京都伏見の「水の雅」で姉と食べたフレンチの昼食。




姉の誕生日ということで、普段は縁のない金額(6千円)のランチだったが、何もかも美味しく(特に野菜が美味)価値はあった。
















サンフランシスコ空港に到着した途端、横柄な態度の入国審査場係員、審査の行列にいる失礼な輩、なんとなく薄汚い荷物受け取りエリア、にがっかりする。



そして一番びっくりしたのが、荷物を運ぶカートが今までのように無料で使えなくなっていたことだ。



なんと、有料レンタル$8になっている!




今日本に帰国中の皆様、
買い物リストに「たすき」を加えることをお勧めします

2022年3月13日日曜日

東京で寂しさを感じる

 日本に入国して1週間がたった。


感想を一言で。



サビシーよ!



今回は、感染力の強いオミクロン株が猛威を振るっている中、友人たちに会いたいが、こちらから声をかけることはしなかった。


そんな中、突然厚労省入国管理センターから、スマホにお知らせが入る。



機内で濃厚接触者になってしまったか!と青ざめた



が、本日で待機期間終了というお知らせ
そもそも今回待機期間はなかった


去年の5月の日本とは違い、ビフォーコロナとは比べ物にならないが、それでも街に人が戻ってきた、という印象の東京。


食品に物価上昇を感じる東京


ホテルでは寂しいので、テレビをつけていることも多いが、戦争のニュースばかりを見てしまい、今回ほど心が弾まない東京滞在もなかった。




大好きな丸の内を歩いても気持ちが上がらない


ウクライナの子どもたちの支援のために、高輪にあるユニセフに行ってみたが現在閉館中とのこと(サイトにはその情報がなかった)。



アグネス・チャンが支援していると知って、
ユニセフを通じての支援に安心感が増す


そんな中で、友人Mささんとは会えた。



鷺沼のうかい亭は、完璧なまでにコロナ感染対策がされていた
ランチは3300円


気持ちが弱っているので、お店で言葉を交わす店員さんの優しい口調に涙が出そうになる。


アメリカやイギリスにいる友人たちからのメッセージに、涙が出そうになる。


やっぱりサビシーのだな。


自分にとって何が大切なのか、を日々考える滞在になった今回の日本。


ホテルの朝食会場で一人黙々と食べる朝メシも味気ない。



サビシーサビシーと言いながらもここまで「食う」自分・・・


しかも、ハエーよ!


2022年3月6日日曜日

日本入国 2022年版

日本は意外と近かった。


いや、飛行時間は10時間だし、今までと変わらない。


が、前回と比べると入国のための手続きは少しだけ簡素化されていた。


私はワクチンを既に3度接種しているから、というのが前提だと思うが。


家を出る前に自宅でできる抗原検査をした(Cだと陰性、Tだと陽性)



まず、サンフランシスコ空港も、去年の4月よりもより活気があった。


2020年8月は去年は空港には数人しかいない?というほど旅行者が少なく、お店は殆ど営業していなかったが、2021年4月が旅行者はふえていた。


が、今回はもっと全体に活気がある感じ、レストランは満席とまではいかなくとも、多くの人で賑わっていた。




さて、いつもの通り飛行機の中では一睡もできず、ただただもう何度も見た映画ばかりを見て過ごした10時間。


ボヘミアン・ラプソディ(5回か6回目)

カジノ・ロワイヤル(3回目)

たそがれ清兵衛(3回目)

ライオン(3回目)


結論。いやあ、日本人っていいなあ。真田広之💘良いのう💘



成田に着陸すると、まず乗継便の乗客だけが降機する。


機内の80%以上が乗継便の客らしく、彼らが降機したあと、乗客はほとんどいない。


が、検査のラインがとても長いので、しばらくお待ち下さい、とアナウンスがあり20分ほど待機。


やっと降り、ターミナル通路で降機順(座席列順)に座る。


私は先頭から5番目。


ここで、ボードを持った係員が少なくとも30人は来て、パスポートと書類チェック。


日本人っていいな〜と改めて思う瞬間。


なにしろ感じ良くて、親切。



次は唾液によるPCR検査。


これは前回唾液を容器の規定量満たすのが大変だったので、なんとなく検査前3分ほどは唾液を貯めていた(?)成果があり、今回はあっという間に基準量目安である黒い線に到達した。


が、隣のブースでは小学生ぐらいの子供がなかなか規定量を満たすことができず、両親の励ます声が聞こえてくる。


そうか、年寄りは唾液がダラダラとたくさん出るのかも・・・と思われる?と恥ずかしくなり(自意識過剰)、しばらくブースの中で待ってから提出する。


3番目は質問表のQRコード確認。


4番目である、アプリがインストールしてあるかどうか、を確認するための場所に移動してください、と言われる。


が、ここで「待った」がかかる。


係員の若い女性が来て、申し訳ありませんが、検査ブースのエリアまで同行していただけませんか?と言われる。


なんでも同じ時に降機した乗客のうち、私の前に何人いたかわからなくなったそうだ。


どんな人がいましたか、お子さんがいらしたはずですが、何歳ぐらいかわかりますか、と聞かれた。


全部で4人、先頭が白人男性、次が日本人家族で夫婦と男の子7歳(係員に伝えているのを聞いていた)、と伝えると感謝されたが、かなりの距離をまた戻ることになった。


う〜む、こういうところで色々穴があるんだろうなと思うが、とても感じが良いので、まあ係員の方も大変なのだろうと同情する。


しかし、アメリカではこういう場面での係員もお店の従業員も、日本に比べると10分の1ぐらいしか配置されていないのでは?と毎回思う。


さて、4番目の、アプリがインストールされているかの確認も簡単にすむ。


5番目は待機場所の確認ブースだが、私は3度のワクチンを接種しているし、感染拡大指定国ではないアメリカからの入国なので、待機は必要ないと言われるも、移動先の住所を記録される。


6番目は健康カードチェック。


やはりここまでは前回よりずっと短時間ですんだ、と感じた。


その後、椅子に座って検査結果が出るまでお待ち下さい、と言われる。


ここからが、前回も今回も一番長く感じた。


待ち時間は40分ぐらい。


もう倒れそうなほどヘトヘト。



陰性確認のあと、ゲート38番に行ってくださいと言われ、そこで用紙を提出。


これが最後のハンコ


またまた果てしなく長い通路を歩いて入国審査、荷物をピックアップ、税関。


宅配便でホテルにスーツケースを送り、ドルを円に換え、京成スカイライナー(晴れて公共交通機関!!)に向かう。


天国への階段 Stairway to Heaven
(いやエスカレーターだけど)