こうしてこの家にもう少し住めるように、徐々に直しつつある。
一昨年まで姉は歩いて2分ぐらいのマンションに住んでいたのだが、今はこの家に住んでいるのであちこち修理が必要なのだ。
まだまだ修理しないといけない所だらけだ。
まずは地震対策。
床下は木の接合部分にL字型の金属プレートをつける。
これは夫が日本に来た時に少しずつしている。
一番の問題は『地下室』と呼んでいる、リビングルームの下にある部分だ。
これは以前この家に住んでいたニュージーランド人の家族が、自分たちで部屋を拡張したらしい。
本来ならコンクリートでできた箱のようなものだったのを、ダンススタジオにしたということだ。
が、素人がずさんな工事をしているので、付け足し部分が腐り始めている。
床がブヨブヨ状態で、この部分を元のコンクリートの箱だけの状態に戻さないといけない。
これは大きな工事になるので、業者を雇うことになる。
工事費もかかるだろうと思うと憂鬱だが、近いうちに頼む必要があるだろう。
今日つけてもらったドアホンはモニターで玄関に来た人を見ることができるもの。
アプを飼い始めてからご近所さんとも仲良くなったので、家を留守にする時はお隣さんに色々と頼める。
また、向かいのおっちゃんは殆ど一日外にいて、ご近所お目付役なので安心感がある。
リビングルームにモニターと電話本体を取り付けてもらったのだが、業者が入る時はいつも恥ずかしい。
なにしろ実家はゴミ箱状態なのだ。
少しずつは片付けているが、暑い日が続いているのでなかなか進まない。
モニターなどを取り付ける所は片付けた。
が、父があちこち変な配線をしていたので、それを調べるためにリビングルームの津々浦々まで結局見られることになってしまった。