2023年2月27日月曜日

夫婦喧嘩とカレンダー

もう2ヶ月以上夫と口をきいていない。


あることに関して、12月に大喧嘩をし、私は積年の怒りが爆発。


私の言葉に対して、夫も爆発。


それ以来、私は夫と話すのをやめた。


娘ならそういう時、母親の気持ちを察して色々聞いてくれるのかもしれない。


が、息子たちには「感情の機微」「母への共感」というものがなさそうだ。


多分私と夫の喧嘩に関しては、何も気づいていないだろう。



と思っていた。



が、次男から話がしたい、というメッセージが来た。


私、長男、夫、の順で個人的に事情聴取したいそうだ。


それが終わるまで落ち着かない。


ということで、このことに関しては後日ここで報告することにしようと思う。


私の老後にも大いに影響がある話になりそうだ。



話変わって、アメリカの学校は5歳から18歳までが義務教育で、学年度は8月下旬から9月初めの間に始まり、年度末は8月になる。


1学年は9月1日から8月31日に生まれた子たちで構成される。


日本の「早生まれ」は、ここでは6月、7月、8月生まれということになる。


8月下旬に生まれたヒロは、5歳になってすぐ幼稚園生になったので、学年では一番年少グループに入る。


次男夫婦はヒロの入学を一年遅らせることを学校にリクエストしたが、却下された。


どうにか授業にはついていっているのか、学校で作った今年のカレンダーを、2ヶ月前家に持ち帰って来た。


全ての月は指、掌を使ったペイントで構成されていて、いかにもアメリカの学校らしいアイデアに満ちた面白いもんなんである。


なので、そのアメリカ的なカレンダーを紹介したい。

1月 雪

2月 バレンタイン

3月 聖パトリックデー

4月 雨シーズン

5月 雨季が終わり開花シーズン

6月 金魚

7月 独立記念日

8月 盛夏

9月 新学年スタート

10月 ハロウィーン
(ヒロはxxの大足)

11月 サンクスギビング七面鳥

12月 クリスマス


ということで、私もカレンダーを作ることにした(写真だけだが)。


1月


2月


3月


4月


5月


6月


7月


8月


9月


10月


11月


12月
残部僅少
お早めにご購入ください

2023年2月22日水曜日

老後はどこ?議論再燃 47 妄想老後生活 @ 京都室町六角

老後の生活に欠かせないもの。


それは、友人、健脚、そしてお蕎麦である。


私が住む室町六角からも、歩いて行けるお蕎麦屋さんがいくつかある。

寺町京極にある有喜屋にも歩いて
ランチセットを食べに行くことが多い


2004年に建てられた私のマンションは、地下鉄烏丸御池駅から徒歩4分、四条駅から7分、阪急京都線烏丸駅からも7分の場所にある。


とにかく、京都のド街ナカである。


48㎡、1LDK(17帖のLDKと5帖の寝室)のこの部屋を、5年前、つまり2023年春に3700万円で買った。


23年の1月2月の寒さが築33年の一軒家(実家)ではことの他厳しく感じられ、なけなしの老後資金に手を付けて買ったものだ。


管理費・修繕積立金で毎月23,820円が出ていくが、22年から高騰し始めた光熱費を考えると一軒家に住み続けるのは無理だと判断した。


健康寿命は75歳と言われるが、あと5年間はこの街ナカから日々歩いて寿命を伸ばそうではないか。


70歳からもらえる敬老パスを使ってバスに乗ることも多いが、とにかく歩くようにしている。

地下鉄よりも市バスに乗ることが多い京都の高齢者(東京も?)


今日は早朝歩いて27分の東本願寺まで行き、目の前の京都駅からJR奈良線で2駅目にある伏見稲荷大社に行くことにした。

散歩するのにちょうどいい距離の東本願寺


伏見稲荷大社は、昔からよく来た場所だ。

父の介護をしていた頃、よく通った


外国人はこの鳥居の文字が書いてある面が好きなんだと聞くが、私は勿論文字のない方、そして違う方向から見るのも好きだ。


横から見る鳥居も壮観な佇まい


今日はたまたま狂言を観ることもできたが、疲れたので早々と切り上げ、お蕎麦を食べて帰ることにした。


今の私の人生から蕎麦はかけ離すことのできない食べ物だが、昔はうどんが好きだった。


京都でうどんと言えばすぐ思い浮かぶのが 冨美家である。



10代の頃、父と初めて錦小路通の冨美家でうどんを食べた時のことは忘れない。


こんなに美味しいうどんがあるのか、と衝撃を受けた。


そしてどんな理由からかわからないのだが、うどんを食べる父が涙を浮かべていたことも忘れられない。


母が1968年に薬害で寝たきりになり、父はまだ子供だった私と一緒に、二人っきりでうどんをすすることに哀しみを感じたのかもしれない。


父との思い出には有楽町で食べたうどんもあった。


そういった思い出のせいか麺類は物悲しさに繋がる。


いや、繋がっていた。


堺町通にある冨美家で、ニシン蕎麦をいとこと初めて食べた日までは。


「蕎麦にニシン」を入れる、という食べ方にたまげた。


その日から蕎麦派に転向した。


そして今は蕎麦を食べる度に、ニシン蕎麦を初めて食べた時と同じ、エンドルフィンで満たされるようになったのだ。


こうして記憶は次々と、上書き保存されていく

2023年2月19日日曜日

老後はどこ?議論再燃 46老後の医療費・薬の値段②

今朝も朝食前に984円分パフッた。


いや、なんの話じゃ!と言われそうだが、吸入薬をパフッと吸い込んだわけですよ。


前回書いた通り、この吸入薬は30日分で59000円である。


朝晩1回ずつの「パフッ」が必要なので、一日2パフで1968円ということになる。


だから1パフ984円である。


これ、すっごく辛い出費で、咳がもっとひどくなりそうなんですけど?


これだけで私の1ヶ月分の年金ほとんどが吹っ飛ぶんですけど?


今後、病気になることが増えはしても減ることはないだろう。


薬の値段は、4段階に分かれている。


  • Level or Tier 1: Low-cost generic and brand-name drugs.
  • Level or Tier 2: Higher-cost generic and brand-name drugs.
  • Level or Tier 3: High-cost, mostly brand-name drugs that may have generic or brand-name alternatives in Levels 1 or 2.
  • Level or Tier 4: Highest-cost, mostly brand-name drugs.


つまり、以下の4つだ。


レベル1:安いジェネリック医療薬かブランド名の薬
レベル2:より高価なジェネリック医療薬かブランド名の薬
レベル3:高価な、主にブランド名の薬(レベル1か2に代替薬がある可能性あり)
レベル4:最も高価な、主にブランド名の薬


例えば、私が処方された吸入薬はtier 3、つまり値段においてはレベル3にあり、高いわけだが、これがもっと安く手に入る方法があるかどうかわからない。


が、処方してくれた医者によるとこれが一番安いということ。


やっぱり老後は日本しかないでしょ、と考えるようになった。


が、まず最初の問題。


私は日本国籍を喪失し、アメリカ市民になっている。


つまり、日本で生活するには永住権を取らねばならない。


これが2019年までは比較的簡単だったのに、2020年から取得手続きが少し面倒になったらしい。


まずは日本での在留資格を取り、日本に長期滞在し、永住権を申請する、という流れになる(らしい)。


しかし、そんな手続きの概要なんぞ、吸入器の使用説明を読むより簡単だと感じるほど使い方に戸惑った。


吸入器使用説明を表裏拡げてみても、
どこを読めばいいのかすらわからん


パフる前に使用説明書を読むだけでものすごい時間が経過し、やっと上写真3枚目の部分が必要な箇所だとわかった。


10年後の自分が、この説明書を読んで理解できるとは思えない・・・と暗澹たる気分になる。


とにかくやっと使用法がわかりパフパフする。


が、今度は、「こんだけ金使わせられた価値はあるんかい」という効果への疑念がムクムクと湧き上がってきた。



ステロイドの含まれる薬でLDL値が激増する、という話を聞いたこともあり(真偽の程は不明)、元々LDL150前後の私には自殺行為では?と思ったり。


とにかく、この咳が慢性のものとなる前に(もしかしたらもう既に慢性化しているかも)対処せねばならない。


去年東京のけいさんに咳に良いと教わったマヌカハニーも、250㌘22ドルでアマゾンから買った。


届いたものを見ると、こんなにちっこい。

iPhone 13 Miniとの比較


なのに、Costcoで今朝見つけたこれ。


500㌘!

熱出そ・・・

2023年2月17日金曜日

老後はどこ?議論再燃 45 老後の医療費・薬の値段①

11月に始まった咳が完全に治らず、咳喘息として慢性化してきたのを感じる。


2019年の年末、家族からインフルエンザBを感染して以来、コロナには2度感染したが、10年以上風邪をひかなかった私が久しぶりに咳込む。


そして、これが長引いている。


夫が去年の9月末にリタイヤして以来、毎月の医療保険料は$900払っている。


長引く咳は悪い兆候らしく、医者から吸入薬を処方された。


それを薬局に受け取りに行くと、なんと$438.61です、と言われるではないか!


なら、いりません。


受け取らずに帰宅した。


これが1月末のこと。

間が悪いことに、冷蔵庫も壊れた

注文から3日後に配達
この日だけで、17軒の配達予定だということ

冷蔵庫の買い替え臨時出費も痛い


咳はどんどん悪化してきた。


$440(59000円)払うなら、日本に行くか?真剣に考えた。


保険がなくても、アメリカでかかる費用よりは安いだろう。


飛行機代は貯まったマイルがあるので、ほとんどかからない。


東京のホテルは時期外れなのか、5泊6万円で取れる。


つまり吸入薬とほぼ同じ値段。


が、この時期の日本はものすごく寒い。


もしかして、咳が悪化するかもしれない。


迷っているうちに咳がますますひどくなり、仕方なく吸入薬を受け取ることにした。

59000円(30日分)の吸入薬!


あんなに何年も風邪をひいてなかったのに、とボヤくと、コロナワクチンで免疫力が落ちたのでは?と友人に言われた。


いや、エビデンスのないことを信じたくはない。


単に高齢になり、免疫力が落ちたのだろうと思う。


なのに、なんで食欲は落ちないんでしょうか

2023年2月9日木曜日

長男夫婦と同居 ・・・?10年後は?

1月26日の夜10時、家を追い出された長男とサキが我が家に避難して来て以来、最初の4日間は毎日私と彼らとの3人で、3〜6時間ずつしゃべった。


サキ母、Mよさんには私だけがメッセージを送っている。


Mよさんと長男・サキは断絶状態。


Mよさんは、彼らが独立してもっと大人になるべき、という意見。

料理好きの長男が夕食をよく作る

長男とサキも、今後Mよさんと一緒に暮らすことは無理だと思うようになった。


そして、家を出る方向で考えている。


引っ越しの希望地域は、イーストベイで緑の円内(San RamonかPleasanton)がターゲット地域。



ベイエリアとその周辺地域のマンションは、いくらぐらいするのか。


私と夫はマンションの頭金を少し援助するつもりだが、サキが仕事をしない限り、毎月の支払い(ローン+管理費+固定資産税)は無理だろう。

が、二人は全くお尻に火がついていない。


この状態で、彼らが独立できるとは思えない。

私は今日美容院に行き、久しぶりに一人の時間


美容院のあとは隣のメキシカンレストランでK子さんとランチ


このままでは、彼らはカリフォルニアを出るしかないようにも思う。


Mよさんは、老後娘夫婦が自分の面倒を見てくれることを漠然と考えている、ということだったが、それはどうなるのだろう。


10年先は皆どこにいるのだろうか、と最近よく考えるようになった。


10年後孫たちは15歳と12歳。

近所のゴールデン子犬
このブチャイク加減が、ばりかわいか〜


私は後期高齢者になり、門仲・石神井公園・三茶など、東京のどこかに住んでいるのだろうか。


10年は長いようであっという間だ。


大きな変化が起きているかもしれない。

長男10年前
10年後の今日
+10キロ