2022年6月25日土曜日

青もみじ

日本での生活が終わりに近づいてきた。


なんでこの暑い時に日本に来た?と問われそうだが、この時期の京都はとても美しい。


新緑が青もみじと呼ばれる季節。

南禅寺三門と青もみじの対比が美しい


日向大神宮

保津峡


永観堂



興聖寺参道


鴨川辺りから見る川床


そして、京都の好きなお寺#2である三千院。



あじさい祭りの期間中だったが、三室戸寺などに比べると三千院の紫陽花は少ない。



が、長谷寺の紫陽花の鉢よりも、三千院のあじさい祭りの紫陽花よりも、特筆すべき紫陽花はやはり奈良にあった。


飛鳥寺から石舞台や亀石などを見てこよう、と思いながら降り立った樫原神宮前駅で、自分が大きな間違いを犯したことに気がついた。

飛鳥を廻ろうと思って買った亀バス周遊券


周遊券なんか買っても、バスは来やしないのだ!!


バスが1時間に1本しかない飛鳥


にもかかわらず、やはり奈良はすごい。



奈良時代に建立された大仏様が、手が届きそうな距離から見られ、写真だっていくらでも撮ってちょーだい、と勧められる。



そして、飛鳥寺のすごいところは、観光客にアピールしたい、という欲もないところなのだ。



一応花もありますけど?と言うスタンスの境内。



一輪の紫陽花が突然現れるその庭に、何らかの秩序があるようには見えない。





が、その紫陽花はこの夏見た花の中で一番美しいものだった。

やはり奈良はエラい

2022年6月15日水曜日

奈良ラブ

より多くの観光客を奈良に誘致するために、東京から派遣されてきた、というPR会社の担当者さんへのメッセージをここに書こう。



あまり奈良をいじらないでくれません?



奈良は今のままで充分幸せなんだから。



下手に演出しないでくれません?



奈良を愛する私たちは、奈良のありのままの姿がいとしいんだから。





そりゃね、奈良には京都の洗練された色気はないかもしれませんよ。

私の京都#1法然院


しかし、奈良のこのいさぎよい美しさを認めてほしい。


法隆寺


そしてこのシンプルな美を。


奈良長谷寺




飾り付けなんてな〜んもいらんのだ。




奈良をそのままにしておいてほしい。

この美しい長谷寺の古い木の色を見よ
(3年前の長谷寺訪問時の写真)


私は言いたい。




紫陽花を見に来た観光客が、「今年は遅いね〜」と言いながら帰って行くのをただ受け入れてほしい。



今年の長谷寺は、鉢植えで飾り付けてある



せっかくの美しいシンプルな色の床に、とってつけたように鉢植えの紫陽花を飾らんでほしい。




東京から来たPR担当者さん、理解していただけます?



いや、あなたの気持ちもわかりますよ。



東京のこの洗練された美しい建築に、関西の人間は圧倒されるのだから。





だから、あなたにとって奈良が物足りないと感じるのもわかる。






でもね、東京から来たPR担当者さん、なんで長谷寺の美しい石の階段を、鉢植えの紫陽花で埋めるわけ?


歩きにくい階段を降りる姉




奈良を愛する私たちは、この今にも崩れそうな石塀に「萌える」のだ。





だから私は言いたい。



下手に飾り付けたりなんかしたら、許さへんで!!




沿道にあっけらかんとある、私達の胸の中を郷愁でいっぱいにする建物。


マイ奈良を放っておいてや〜

2022年6月13日月曜日

鴨川と賀茂川と高瀬川

京都と言えば賀茂川。


上流が賀茂川、下流が鴨川、にしておこう(はっきりとした決まりはあるようでない)(と思う)。


そもそも上賀茂神社と下鴨神社、とカモの字はここでも変わるのだから、ま、なんとなく葵橋の北は賀茂、南は鴨で良いはずだ(と思う)。


夏の風物詩である川床は鴨川沿いに並ぶし、京都を観光する方々は鴨川を見ながらお茶したいのだと思う。


が、姉と私が好きなのは高瀬川である。


木屋町を走る川。

木屋町通


この川を見ながらノンストップでしゃべりながら飲むカプチーノ。



何歳になっても、いや、年を取ったからこそ姉妹というのはいいものだなあ、と思うようになった。


話しても話してもいくらでも話題は尽きない。

高瀬川沿いにあるカフェ


お昼ごはんは失敗した。


本家尾張屋本店に行き、延々と行列に並んだあとやっとありついたお蕎麦。


つい3、4日前まではあんなに具合が悪かったのに、治った途端に「1食でもまずいもん食べてたまるか!」と行列に並んでまで注文した、夏野菜ごまつゆそばは大失敗だった(私見)。

蕎麦にごまドレをかけて食べたような気がした(1760円)


いや、この味が大好きという人も多いだろうから、私の舌に合わなかっただけだ。


が、好みの味ではない食べ物には、必要以上にがっかりする。


姉の注文したものは正解だったが、私は最初に食べようと思っていたシンプルなぶっかけ蕎麦にするべきだった。


しかもシンプルぶっかけはこれより500円安かったのに・・・(と延々と愚痴る)。

今しか食べられないから、と姉が注文したハモ天せいろ(2200円)


京都にいる時は、料理好きな姉が夕飯を持ってきてくれることが多い。


これが本当に美味しくて、日本での老後生活に気持ちがより傾く理由になる。

私の注文により、鯛の西京焼き、ほうれん草のおひたし、
ミョウガ酢の物(ラップの中身)を作ってくれた


日本でなら、美味しい仕出し屋さんからお弁当を配達してもらうことも可能なのだろう。


日本では楽しいことをいくらでも見つけられるような気がするのは、ずっと住んでいるわけではないから?


それとも自分が食いしんぼうだから?


サンノゼにいる時は、ピーツのピーチベリースコーンしか楽しみはないような気がする。


だから、相変わらずスコーンをポートレートで撮るのか?

2022年6月12日日曜日

6月日本入国 2/2 老後の生活練習

 やっと昨日(6月11日)、体調が回復した。


7日、機内でランチにビーフを食べた1時間後ぐらいからジワジワと吐き気を感じ始めた。


薄暗い機内での食事なので、しっかりは見えなかったが、ミニステーキのベーコン巻きだった。


そのベーコンの生っぽい食感と香りが蘇り続ける。


そしてそのたびに吐き気がする。


右を向いても左を向いてもムカムカする。


ベーコンの食感を思い出さないように努めても、寝転ぼうが起きようがムカムカが止まらない。


過去1週間毎日の抗原検査、2度のPCR検査で陰性だったのだから、コロナではなかろう。


では食中毒?


飛行機がかなり揺れたので、酔ったのかもしれない。すぐ収まるだろう、と自分に言い聞かせる。



映画を見ることもできず、寝ることもできず、苦しんだ残りの7時間。


3時間後化粧室で吐いたあと、少しだけ楽になったとはいえ、その後の4時間も涙を浮かべて過ごす。


お水も飲めないほど苦しい。



8日、成田に到着。


ファストトラックの導入、そしてコロナ検査もないため3月の帰国時とは比べ物にならないほど迅速に入国ロビーに出ることができたが、Wi-Fiの携帯ルーターレンタルのために、空港内を歩き回ることになった。


具合はますます悪くなる。


京成上野までスカイライナーで行き、そこからタクシー(2500円)に乗るが、おしゃべりで親切な運転手さんとの銀座までの道のりはとても長く感じた。


部屋で手を洗った途端、洋服を着たままベッドに入る。


最後に水分を摂ったのは飛行機でもらったペットボトルのお水少量。


液体さえ喉を通らない。



翌朝9日。歩いて7分のクリニックに行き、抗原テストとPCR検査を受けて点滴を受ける。


なんかゆる〜い感じの院長の診察。


「う〜ん、食中毒じゃないでしょ。食中毒だったら下痢するけど、あなた下痢ないんでしょ?移動の疲れでしょ。点滴しておけば元気出るし、それがいいんじゃない?」


確かに点滴を受けて、フラフラとまた7分歩いてホテルに戻ったら、お粥を食べようという元気が出てきた。


が、まだ何も飲めない。

出た〜〜!!


受付の女性、看護師さん、皆フレンドリーでコロナ対策に関してもゆるかった。


看護師さんいわく、もう感染者数が何人とか騒ぐ必要ない!インフルエンザの方がよっぽど怖い!ということだった。


誰とでも話がはずむ日本。


あ〜、もう日本移動は年齢と共に難しくなるな、老後は日本がいいなあ、と感じる事件であった。


飲食が全くできない状態の時、英語喋れるか?自分・・・と自問自答。



10日も点滴を受け、11日に京都に移動した。

アメリカの物価高騰はすさまじいが、日本ではまだまだ
多くのものが値段据え置きだな、と感じる


今回取った部屋は、このホテルで一番狭い部屋だが、21㎡でキッチン、洗濯乾燥機つき。無駄なダブルベッドをシングルサイズにすれば、この部屋で暮らすのは簡単だろう。



老後のワンルーム暮らしを練習しとります👌

2022年6月11日土曜日

6月日本入国 1/2 コロナ検査 私陰性(入国予定のない)長男陽性

米国入国1日前のコロナ検査義務は、6月12日午前0時付(米国時間)で撤廃されることになった。


これは大きな進歩。



が、日本入国前72時間以内に受けないといけないコロナ検査は、まだ撤廃されておらず、今回は受けること自体が大変だった。


72時間前が土曜日だったので、結果がタイムリーに出ることを約束してくれ、なおかつ土日に検査をしてくれるを検査機関を見つけることが大変だったのだ。


火曜日に出発してはいけない、と学んだ。



土日は検査をしていないクリニックが多く、そこら中に仮設営してある検査テントで受ける検査はRapid Antigen Test(迅速抗原テスト)なので、日本入国のために必要な陰性証明を取ることができない(はず)。


頭の中は、NAATとかRT-PCRの違いはなんじゃろか、と混乱したり、検査後に陰性証明書を発行してくれるのか、そもそも土日に検査は受けられるのか、と電話、クリニックに直接行き尋ねる、を繰り返した。



が、ここはアメリカ。


受付の人の「大丈夫、明日には結果が出るから」は必ずしも信用できない。

毎朝起きるとまず最初にコロナ検査キットで検査した
Cの下のラインだけなら陰性、Tの下にラインが見えると陽性


行って尋ねるたびに違う答えが返ってくる。


結局検査を受けることができたのは、出発前日の月曜日。

クリニックでの検査日の朝は、次男の持っている
NAAT(RT-PCR検査)器具で、あらかじめ検査をしておいた


それまではヤキモキハラハラした。



同じ頃長男がコロナ感染した。


5月下旬に国内出張のため、上司(日本から来た日本人)と飛行機に乗った。


この上司と最後に接触があったのが月曜日(上司は機内でマスクなし、長男マスクあり)。




出張から帰った4日後の木曜日、上司コロナ陽性判明。


が、長男は木金と陰性が続く。(飛行機でマスクあり)




金曜日の夜 喉がいがらっぽい。



土曜日の朝 長男から電話があり、ホームテスト(抗原検査)で陽性と出たので、検査機関にPCR検査を受けに行く途中ということ。検査結果はやはり陽性だった。



日曜日、長男の住む家の近所が売りに出た、などとその家が紹介されたリンクを送ってくる。つまり症状は軽いのだ。発熱、鼻水、節々の痛み、喉の痛み、咳。



月曜日、火曜日、症状は少しマシになったがやはり上記症状は残り、だるさもある。




水曜日、Mよさん(長男義母)によると、この夜辺りから具合が改善したのか、長男の表情にそれが見えたということ。


木曜日 金曜日 陽性



土曜日 陽性だが、陽性を閉めるTライン(陽性の時はCラインの横にTラインが浮かび上がる)が少し薄くなる(Cラインのみの時は陰性)。




日曜日 陽性 が、ラインはより薄くなる。


これは感染8日目の検査結果
極々薄いラインがT(陽性)の下に出ている



最終的に陰性結果が出たのは、実に10日後の月曜日。


それまで彼はサキやMよさんと住む家の中で、隔離生活をした(サキとMよさんは現時点でも発症していない)。



その同じ月曜日、6月7日の朝9時に私はRT-PCR検査を受け、30分後に陰性結果が出る。


クリニックからの証明書だけで、日本の検疫はパスするかもしれないが、これ以上それを待つ時間もないので、Mountain Viewのこばやしクリニックにpdfで送ると、折返し日本政府の求める証明書が送られてきた。


それをMySOSにアップロードする。

審査後My SOSはグリーンになる

最終的にはこの画面が出る



バタバタとコロナ検査一色の1週間だったが、やっとこれで日本に入国できることになった。



サンフランシスコ空港は3月よりもずっと活気がある。


人々が戻ってきているし、チェックインカウンターも混雑


よし!やっと日本に行ける。


が、日本時間8日午前7時に食べた機内食のあと、動けなくなった。


この中で唯一美味しかったのはお水だった

2022年6月3日金曜日

日本入国2022年夏事情

来週日本に入国する予定だが、一昨年去年今年の3月と比べると、どんどん入国規制は変容してるが、まだビフォーコロナの状況には戻っていない。


2020年8月は、出発前72時間以内のコロナ検査と陰性証明書が不必要だったが、空港での検査、空港のそばのホテルでの3泊待機、更に11日間の隔離生活。公共交通機関は使えなかったので、成田からタクシーで都内まで移動した。


2021年5月、出発前72時間以内の検査と陰性証明書、空港での再検査は必要だった。ホテルでの強制隔離期間はなかったが(米国からの入国者)、2週間の隔離生活はあった。米国に戻る前の検査と陰性証明書がこの時は必要だった。


2022年3月、出国前の検査、空港での再検査あり、ホテルでの隔離期間なし。米国に戻る前の検査と陰性証明書は引き続き必要。成田空港ではファストトラックがまだ実施されていない。


2022年6月、3月とほぼ同じだが、空港での再検査ナシ。ファストトラックが成田空港でも採用されている。(入国前滞在先、ワクチン接種の有無によりケースバイケースなので、ご自分のケースは確認してください)

最初は赤いスクリーンが

黄色になった
あと必要なのは陰性証明書


が、ここで大きく違うのは、入国者が今は激増し、飛行機が満員になり始めていることだ。


QRコード画面も、赤から


現在黄色の状態


出国前検査で陽性となり、日程変更が必要になっても、もう特典旅行でのフライトはは予約できないほど満員。


3月はまだまだガラガラだったのに。


ホテルはかろうじてまだ高くない。


そして、帰路。


米国入国の際に受けないといけない、日本出国1日前の検査。


これは木下グループでの検査が良さそうだ。


今までこの機関での検査は、発行される陰性証明書に、パスポート番号も生年月日も記入されていないことがネックだった。


実際それらが記入されていない陰性証明書に、自分でパスポート番号と生年月日を書き込んで、問題なく入国できた友人Sえさんの話を聞くと、東京都民なので検査は無料だったし、と万々歳だったようだ(これも航空会社により、ケースバイケース)。


私は3月の帰国の際、神田北口診療所で15000円払って陰性証明書を取ったが、今回はそれよりずっと安くすみそうだ。


しかも、朗報!


木下グループの検査で、現在希望者には+千円で、パスポート番号や生年月日を記入してもらうこともできるようになった(5月28日以降)。

今までの陰性証明書


パスポート番号入り通知書


これで、あとは米国出国前の陰性証明書さえ取れば大丈夫そうだが、そこで今少しつまづいている。


アフターコロナになってからの日本入国は、ビフォーコロナの頃には考えられないほど、準備とストレスを伴う。


毎日そればかりを考えながら夕方歩きに行く。


65歳以下と以上では血球の多様性が劇的に減り、それが健康に影響し始めるという記事を読んだばかりだ。


実際自分でもジワジワと年齢を感じ始めている。


日本でも歩くぞ!と考えながら、薄暗くなり始めた近所の坂道を歩く。


すると、色々な動物が近寄ってくる。

木の葉っぱに食いついている鹿



おお、向こうからやってくるのはいつものフレンドリーな猫だ。


動物はいい。


人間と違って、こちらが老若男女構わずすり寄って来てくれる。


歩くと鼻水が垂れる老女にも