2022年8月29日月曜日

老後はどこ?議論再燃 11 御所南

ちょっとちょっと奥さん、最近何もかも凄まじく高くない!?


とその辺にいる皆に声をかけたくなるほど、何もかもが高い。


家族が好きなコロッケを作ろうと材料を買ってきた。


するとじゃがいもがなんとこれだけで$10!


今日はオーガニックがなく、普通のじゃがいもなのに高過ぎ!

これで1400円近く?


アメリカのじゃがいもは、袋にぎょうさん入って$5というイメージしかなかったけど?


日本ならオリジンのカニクリームコロッケが、この値段で家族分買えるのになあ、と思う。

自分は一個も食べないのに、手がかかるコロッケ


年金も毎年少しずつ上がるが、この最近加速したインフレには全く追いつかない。


日本のマンションもここ数年手が届かないような金額になっているが、まだ外国に比べるとコスパがいいので、外国人に大人気らしい。


姉から御所南のこのマンションに短期間でいいから住みたい、というメールが来た。



70歳の姉なら、自宅⇒サ高住⇒老人ホームというルートなのではないか、と思ったが、70歳はまだ若いとも言える。


例えば2年だけ住むとしたらいくらかかるか計算しよう、ということになった。


京都では、岡崎、御所南、出町柳、北大路など人気の地域はいくつかあるが、私は御所南が一番好きだ。


だから、京都に行くと御所南地域のホテルに、このところ何度か泊まった(コロナ禍で安かった)。


御所南とは、北は丸太町通、南が三条通、東が鴨川、西が堀川通に囲まれた地域と言ってもいいだろう。


古いマンションだが、一応中はきれいだし管理費0円、敷金礼金が各1ヶ月分だし、ペット不可が多い中、ペットOK。


姉が最近通い始めた水彩画教室にも近い。


しかも、なんと保証人不要。


良さげ〜。

姉が「散歩」と言うと、隠れるアプ


しかし2年だけ住んでみるなら・・・と夢がふくらむ。


老後預金は減るが、介護と仕事の両立で長年大変な思いをした姉が、思い切って2年間は楽しい生活をしてみるのもいいのでは?と思う。


自分が好きな地域に住めば、日々近所に出かけるだけで楽しいし、カフェもたくさんある。


足腰にもいいではないか。


私がこの地域(御所南)に滞在する時は、御所は勿論、祇園、二条城、鴨川、京都駅前にある東本願寺、などまでよく散歩する。


しかし、姉にとって自分の家を維持しながら、賃貸に住むのは結構大変ではないか。


実家には小さいながらも庭があり、そのメンテナンス、そして外壁塗装もそろそろしなければならない。


と色々悩みながらも、姉は現地に行き部屋を見せてもらったらしい。



段差は多いし、洗面所、お風呂、トイレは狭いが、ちょっと住んでみたいと思うようないい部屋だった。


不動産屋さんは、問い合わせが多いです、今日中に決めてください、と言いながら最初にかかる費用明細書を姉に渡す。


その紙には初期費用が次々と並んでいる。


ご破算で願いましては〜


(犬がいるので毎月の家賃は5、000円増しの128,000円)

故に敷金は128,000円

礼金は、犬がいるので2倍の256,000円

1ヶ月分家賃128,000円

火災保険24ヶ月分で18,000円

保証会社128,000円

トラブルサポート16,500円

駐車場200円

害虫駆除費33,440円

簡易消火剤2個9,900円

鍵交換代22,000円

ハウスクリーニング代22,000円

仲介手数料70,400円



合計832,440円!


そこに23ヶ月分の家賃を足すと・・・


さんびゃくななじゅうななまん、ろくせんよんひゃくよんじゅう円!!


チ〜ン


ご破産や〜

2022年8月28日日曜日

老後はどこ?議論再燃 10 生活費とビッグマック指数

9月7日から日本入国前のPCR検査が必要なくなる(ワクチン3回接種が条件)、と聞いた途端、日本に行きたくて仕方ない。


なので、計画していたより少し早く日本に行くことにした。


6月の日本でのヒットは珈琲館のホットケーキだった


しつこく繰り返すが、夫はあと14日仕事をすると退職する。



お金のことは考えないようにしているが、このブログを読んでくれた周りの友人たちからどんどん情報が入ってくる。


こちらから質問しなくても、この話題は皆興味があるのか、結構皆自分から振ってくるのだ。


今朝、珍しくレストランに行きホットケーキと目玉焼きを食べた


友人Mはワッフルにイチゴトッピング


さて、友人たちの生活費はいかほどか。(以下月額)


ビッグマック指数を見ると、物価はアメリカよりも日本の方がずっと安いようだが?


友人1(63)、東京23区内の一軒家所有。60歳の時夫婦で日本に移住。

娘がアメリカに住んでいる。

生活費は毎月12万円ほど。

固定資産税や旅行などの一時的な出費は含まれず。



友人2(67)、年の離れた夫亡き後、東京に移住したい気持ちはある。

息子がアメリカに住んでいる。

が、70歳を超えてからの移住は大変だろうと考えることと、子供のそばに住みたい気持ちもあり思案中。

住居費を含まない生活費のみなら、日本では10万ちょっとで大丈夫かもしれない、と考える。



友人3(63)、イギリス在住。

神奈川に母(90歳)が3LDK一人住まいなので、イギリスから様子見往復をしている。

いずれに日本に帰り、実家マンションに住むことを検討中。

息子二人のうち一人は多分シンガポールに、もう一人は日本に住む可能性あり。

夫も日本に移住するだろうが、部屋の数を考えると頭が痛い。

生活費は20万は必要だろうと思うが、見当がつかない、ということ。



友人4(67)、夫が10年仕事をしてなかった時もあり、友人が一家を支えていた。

夫には75歳まで働いてほしいが、夫自身は70で退職すると言う。

生活費は想像できないが、日本への移住は頭にない。

子供3人のうち2人は遠距離に住むが、末娘(32)が近所に住んでくれることを希望。

夫婦のアメリカでの年金($5000から$6000)(何歳でリタイヤするかで違う)で暮らしていけるはず、ということ。



友人5(63)、東京に近い神奈川県内に数年前マンション購入。

一回り上の夫と日本とアメリカを往復する生活にしたいが、子供のそばにも住みたい。

いずれ日米往復は大変になるだろうことを考えると、どうすればいいかわからない。

生活費は年金25万円ぐらいで大丈夫ではないか、と予想する。



友人6(66)、神奈川の実家に夫と実母と住む。

幼少期と30代の時アメリカに住んでいた。子供二人は近所に住む。

夫婦合わせて年金は26万円ちょっとなので、東京に遊びに行く時も700円のグリーン車はもったいなくて乗らない、ということ。



友人7(66)、夫婦で神戸のマンションに住み、親が近居。

子供は二人共神戸にいる。友人は外資系で働いていたが、年金は夫婦合わせて26万円で余裕がない。なので退職後オンラインビジネスを始めたが、今のところ儲けはほとんどなし。



友人8(71)、離婚後、娘夫婦と同居。アメリカ在住。

来年72歳でリタイヤ予定。年金は$3000台。家のローンナシ。

仕事はまだまだできるが、往復2時間以上の運転が辛いので、辞める。

現在は70歳から受給し始めた$3000以上の年金と、仕事からの収入があるので人生で一番潤っている時だということ。

娘夫婦がこのまま自分と一緒に住み、介護が必要になったら彼らがしてくれることを希望(とまでは言わないが、なんとなくそうなることを予想)。



友人9(65)、上のワッフル+イチゴの友。日本人の夫とアメリカ在住。

兄弟4人がアメリカに住んでいる上、子供二人もアメリカにいるので、日本移住の意志は皆無。

92歳の母親が施設に入居したところ。

年金はもう受け取り始めていて、$1500ぐらい。

なので今でも仕事をしている。

別会計の夫の年金は$3000ちょっと。

自宅以外に不動産を2つ保有(ローンあり)しているので、$3000以上の実質家賃収入がある。生活費は自分一人分で$3000+。



さて、日本とベイエリアの物価を比べると、完全にベイエリアの方がなんでも高いと思う。


珈琲館の2枚のホットケーキとアイスコーヒーは、合わせて620+540=1160円プラス税で、1280円。


コーヒーは圧倒的に珈琲館のものの方が美味しい。



かたや、今朝のホットケーキ、目玉焼き、コーヒー(全て単品)はチップ込みで$22(3000円)。


目玉焼きナシだと$17.50(2400円)。


同じホットケーキ2枚とコーヒーで1280円:2400円。


いや、同じホットケーキとは言えない。


量はアメリカの方がずっと多いし、翌日の朝食にもう一度いけそうだ。


単純には比べられないな。


今度調べてみたい。


ホットケーキ指数

2022年8月25日木曜日

老後はどこ?議論再燃 9 トシ取ってほしいもの

夫が仕事を辞めることが決まって以来、朝暗い気分の中目が覚める。


もう、何を食べても何をしていても、心の奥底に重いものがある。


毎月年金だけで暮らし始める中、医療保険が生活費の中で占める割合は大きい。


とはいえ、生活費はもうそんなにかからないのではないだろうか。


それでも預金を崩しながらの生活になるのは、目に見える。



今どうしてもほしい、というものはない。


断捨離をしている中で、見つけた姉へのメール。

メールは今回スキャンして保存、ハードコピーは捨てた


1998年のメールなので、息子たちがまだティーンエイジャーになる前のことだ。


当時使っていたAOLメールサービスが有料になる、ということでアカウントを停止する前に、全てのメールをハードコピーで残しておこう、と印刷したのだった。


この日は、新築の家に引っ越した頃で、建築の不具合をビルダーが修理しプロのクリーニングを派遣してくれていた日。


普段からクリーニングレディーが来ていたわけではない。


この頃の私はラルフローレンのデザインが好きだったが、メールの中で物欲の塊である自分が羅列する品物に驚く。


今も使っているRLクッション


そして、もっと大きな家がほしい、と日々思っていた。


なんというアホウなんだ!と今なら思う。



24年後の今、大きな家、飾りやお皿、洋服など何もほしくない。


ラルフローレンにも他のデザイナーにも興味はない。


ほしいものは、いつまでも健康で人の助けを必要としない身体、関東圏での小さな居場所、徒歩圏内のコンビニとスーパーとかかりつけ医。


今私が外出するところは、Trader Joe'sとピーツが主で、モールに行っても何か買うことはほぼない。


ただ年を取ったのだ、と結論づけるよりも、賢くなったのだ、と思いたい。


最近はアンデルセンのデニッシュを外でひっそり食べる
賢くなった!(よね?)

2022年8月22日月曜日

老後はどこ?議論再燃 8 誕生日パーティ

今や30代40代が自分の子供の世代。


自分は親として現役引退して久しいのだなあ、とつくづく感じた所はヒロの誕生日パーティだった。


土曜日のヒロの誕生日パーティのために、木金と仕事を休んで飾り付けや裏庭の準備に明け暮れた次男は、ストレスの塊に見えた。



が、パーティーは大成功だったと言えるだろう。


やはり一番盛り上がった瞬間は、蛇を使うパフォーマーが、目隠しした次男の首に大きな蛇をかけた時だ。


それまでに、数種類の蛇を使って子供たちを楽しませたパフォーマーが、次男の後ろから体長数メートルの大蛇を持って近づいたのだ。


目隠しした次男に、蛇パフォーマーが
次男の首に大きな蛇をかけた瞬間


このパーティの準備をするのに、私、夫、長男、サキも多大な時間を費やした。


お開きになった時は本当にホッとしたが、もう息子たちの時代が来ているのだな、とつくづく感じた日だった。


テーマはキャンプ、表庭にテントをいくつも張り、キャンプ場でするアウトドアゲームをいくつも置く。



次男とマリーはキャンプカウンセラーらしく、笛を首からかけてネイビーポロシャツとカーキのショートパンツ。


暑い日だったので、ミスト噴霧器をあちこちに置いていたが、空気で膨らませたジャンピングハウスには、10人以上の子どもたちの熱気が充満している。


私は数十人分の中華料理(テイクアウト)をセットアップし、4個のクーラーボックスを氷と飲み物でいっぱいにする。


終わった時には大量のゴミと、招待客が帰ったあとの家族だけ(孫を入れて8人)が残った。


庭に円陣を作って座り、おしゃべりする。


こんな時間も、私が日本で暮らすようになったらなかなか持てなくなってしまうのだな、とふと考えた。


日本での老後生活に大きく心が傾いているが、まだまだ色々な課題はある。


が、こうして息子たち夫婦2組が協力して、色々なイベントを計画し、開催し、時が流れていくのだろう。


もう親としての役目は終わっているが、今までのように簡単に会えなくなるのは寂しい。


とはいえ、日本に移住するなら、もうそろそろ計画を具体的に決め始める時だろうと思う。


まだ日本移住を決行できるうちに決断せねば。


決断・・・できるのだろうか。


もしかしたら、1ヶ月後に死ぬ可能性だってあるのだ。



自分が死ぬ時を予測できる者はいない。


そう考えながら夜の10時に帰宅した。


玄関にアマゾンからの置き配がある。


開けてみると、姉から勧められて注文した歯ブラシだった。


6本入りで30ドル。



1本5ドルもするのだから大事に使いたいが、やはり1ヶ月使ったら新しい歯ブラシに替えるべきなのだろう。


今月はどの色から始めようか。


6本の中で一番好きな色はミント、嫌いな色は赤。


赤から始めて、嫌いな順に使う?


それとももしかしたら6ヶ月後には生きていない可能性もあるのだから、一番好きなミントから使う?


しばらく迷ったあと、やっと決めることができた。


これから残りの人生、毎日が賭けだな

2022年8月21日日曜日

老後はどこ?議論再燃 7 トシ取って英語話したくない(2)

バンカメ送金手続き時のフラストレーション、続話。


そもそもアメリカで仕事をしているアメリカ人は、I just work here.という意識を持つ人が多く、自分の仕事に責任を持たない輩が多い。


この会社のシステムがそうなってるんだから、私のせいじゃないわよ、文句言うなら会社のシステムに言ったら?というような態度。


送金のための書類を作っている時、送金先銀行の支店番号を入れるところがない、とキム(仮名)に言われた私は、仕方ないので口座番号のみを入力してもらった。


間違いがないことを確認したあと、キムが上司の承認を取りに行った。


私はその間、送金先の銀行のサイトで支店番号が必要かどうか調べてみた。


そこには、支店番号は必ず入力してください、と書いてある。


おお、必ず、という言葉があるぞ。


上司の部屋から帰ってきたキムに、今調べたら支店番号は必ず入れてください、って書いてあるから口座番号欄に、支店番号と口座番号の間のスペースナシで追加したい、と告げた。


キム激怒!


👩あなたはこの送金書類を見て、これでいいって言ったでしょ!だから、私は(隣に座っている)上司に見せて承認を取ったのに、今になって支店番号を追加したいってどういうこと!!あなたは私が作った書類でいいと言ったの覚えてるでしょ!!


これには私も頭に来た。


🐽最初から支店番号を入れたいって言いましたよね?でも入力する欄がないから無理、とあなたが言った。その後私が送金先のサイトで支店番号は必須であることを確認して、口座番号の前に3桁の支店番号を追加したいと言った、これのどこがそこまで問題なわけ?


キムの声は、トーンが全く変わるほどの怒りを含んでいたが、私は穏やかに言い返した(つもり)。


最終的にはキムも、大きくため息をつきながら支店番号を入れ、書類は承認され送金できたのだが、アメリカで仕事をしている友人たちの、ストレスが理解できた。


そうでなくともアジア人、年寄り、英語もネイティブではない、という三重苦。


今だからまだどうにか英語で言い返すことができるが、介護施設の中で、80歳になった自分が、若いキムたちと英語でコミュニケーションを取れるとは思えない。


そして、汚れたオムツを一日中我慢しているかもしれない。


me オシッコ・・・


What's oshikko?


なんていう会話が想像できる。



やはり東京での賃貸生活⇒サ高住⇒老人ホーム、という道を辿るのもいいかもしれない。


できれば、その頃の日本は高齢者に優しい社会で、東京の便利な場所のホーム(銀座とか?)も値下がりし、そこに入居する。


四丁目の三越で葛饅頭を買ったあと、ルノアールに行きコーヒー昆布茶を飲む(持参の葛饅頭も目立たないように食す)。


息子たち家族が日本に毎年来て、1ヶ月滞在する、その間私にも時々会いに来る、なんてのもありか?


高齢の親の存在は精神的な重しになり得るが、離れて住む親に時々会うのは、子供にとっても楽だろう。


そして、親の死後、懐かしい存在として親を思い出すだろう。

父が最後に出した年賀状(死の6ヶ月前)
父の文字はとても読みにくいが、
色々な(あたたかい)思い出をありがとうございます、と書いている


下の写真は、長男が特養にいる父と最後に会った時のものだ。


子供に別れを悲しんでもらうには、長期介護をさせないこと
そして近くに住まないこと、かも(?)

2022年8月20日土曜日

老後はどこ?議論再燃 6 トシ取って英語話したくない(1)

バンカメで行員と喧嘩した。


円安のうちに、少しドルを日本に送っておけば、日本でマンションを借りるにしても、数カ月分でも資金があれば安心かなと思った。


で、送ることにしたのだが、バンカメ(Bank of America)に入ると、以前と全く様子が違う。


行員はどこに?


ドレス着てロビーに立っている人は何のため?



結局コロナ時代の新たな銀行形態になったのだろう。


まず銀行に入るとロビーのドレス女性に、予約をしていますか?予約なしでは20分以上の待ち時間ですが?と聞かれた(ちなみに、日本でこの仕事は、「定年退職後第2の人生を始めました」的な男性が多い)。


スマホで予約を取ろうとしたが受け付けなかったくせに、と心の中では毒づきながら、笑顔で「取ってません。」と答える。


では20分待ちです、と言われ、待った挙げ句に、どうぞと通された部屋では30歳前後の女性が笑顔で待っていた。


浅黒い肌のボリュームのある黒髪、目のお化粧コッテリ、オレンジ色のボディコン(死語?)のドレス姿の女性だ。


まあ、アメリカのある種の女性がお手本にする、キム・カーダシアンのような、と言えばわかっていただけるだろうか。


日本に送金したいのですが、と和やかに事務手続きが始まる。


私が銀行の名前のスペルなどを口頭で告げ、キムがパソコン入力をする。


が、受け取り側の日本の銀行の支店番号を入れる箇所がない。


それをキムに言うと、「とにかく口座番号は何?」とこの辺りから苛つき始めているのがわかる。


支店番号の欄がないので、なら支店の住所をアルファベット入力できる?と聞くと「できる」とキム。


この銀行、四条烏丸の角にあるのだが、住所は長刀鉾町と出ている。


この時点で、頭の中が真っ白。

自分の顔がこうなったのを感じた


長刀鉾・・・この読み方って何だっけ?


10年ぶりぐらいに、頭の中のシナプスがピクッと動いたのを感じる。


窮すれば通ず、シナプスが突然開通したようで、「ナギナタ」という言葉が浮かぶ。


キムに、NAGINATACHOと告げる。


シナプスは末端まで伸びなかったようで、ナギナタボコの「ボコ」を忘れたことをあとで思い出した。


このあと、キムと私の喧嘩になるのだが、この話長いので残りは次回にしよう。



次男の家では、ヒロの誕生日パーティまでに、ある程度デッキを完成させたい、と日々ジャックさんが酷暑の中働いていてくれている。


工事が始まった頃には来てくれていたジーノさんが全く姿を現さない。


ジャックさんとの間に何かあったのか、ジーノさんは辞めたのではないか、今はどこに行っても仕事はあるし、高給だろうしね、辞めるのは仕方ないか、でもジャックさん一人でできない工事はたくさんあるのにどうするのかな、などと私たちは時々話している。


私が一度ジャックさんに、Where is Geno?(ジーノはどこにいるの?)と聞いたことがあるが、ジャックさんはニコニコしながら、He's not here.と言うだけ。


やはり、何かあったのか。


それ以降ジーノさんのことには一切触れないようにした。


ジャックさん一人では、重い板を運べないし、ましてやそれを3㍍上方に持ち上げ組み立てることも無理なので、夫と次男が手伝っている。

左から夫、次男、ジャックさんと3人で
重い梁を持ち上げている図


そこに幼稚園から帰宅したヒロ。


ヒロは母親マリーに顔も性格もそっくりで、小さな頃から全く人見知りもしない子だ。


そして、デッキができた途端、すぐにそこで店を広げるんである。


ジャックさんは、「The 職人!」という感じの人で、ヒロを見て、はーいと言うような人でもなく、かといって感じ悪いところもなく、請負の仕事をするコントラクターとしてはパーフェクトな人だ。


そのジャックさんに、ヒロが言う。


Where is Geno?


知らない間に親が話していることを、聞いているのだ。


シナプス、毎日がんがん伸びているんだろうな

2022年8月19日金曜日

老後はどこ?議論再燃 5 老後貧乏?

夫が仕事を辞める、今まで入っていたお給料が入ってこなくなる、という事実がジワジワと頭の中に浸透し始めている(ちょっと遅すぎるような気もするが)。


10月からは歯科保険がなくなるので、先週木曜日に行った歯医者さんでは、今後治療が必要になりそうなところは9月末までに全部治しましょう、と言われた。


その後はどんな治療も、全額自費治療になる。


私が今半年ごとにクリーニングに通う歯医者さんの治療費が他に比べて特別高いとは思わないが、クリーニングは確か$500ぐらい。


クラウン治療だと$2000ぐらいだったと思う。


とにかく、アメリカの医療費はべらぼうに高い。


実際医療費が払えなくて破産する人がアメリカには多い。



10月からの企業年金のみの生活に備え、毎月の生活費項目別チャートを夫が作って私に送ってきた。


それを見て、夫が運転する車のリース料は、夫の会社が支払ってくれていたことを思い出す。


が、そのお金は10月から自腹を切ることになる。



そんなことを考えていた今日、突然私が属する通訳のエージェンシーから電話がかかってきた。


このエージェンシーからは、10年ほど前までは診察時通訳の仕事がたまに入って来て、コントラクターとして病院に行ったものだ。


そして、英語の話せない方のために診察時、あるいはリハビリに付き添って、通訳をした。


今回の課題は、明日の午後ZOOMでdepositionの通訳の仕事がありますが、この仕事受けますか?というもの。


Depositionの定義は以下:

米国民事訴訟で、公判前に法廷外で行われる証拠開示手続きディスカバリー)において、相手方当事者第三者を、公証人立ち会いの下で、宣誓させたうえで尋問し証言録取すること。証言録取


受ければ2時間分を最低賃金として保証してくれるし、今後そういう仕事依頼も増えるだろう。


が、そんな仕事、無理に決まっとるやろ〜、である。


情けないことだ。


頭が冴えていれば、バイリンガルとしての仕事はたくさんある。


が、今の私には英語が出てこないばかりか、日本語さえ出てこない。


誰かと話していても、え〜と、あそこ、あのお店、なんだった?ということばかりだ。



なのに、3月に通ったKITTEビルの
菜なのランチの値段と景色はすぐ思い出せる



話は戻る。


10月からは、預金を取り崩しての生活が始まる。


老後破産、とまではいかなくても、今までのようにはいかない。


いや、どうにもならなくなったら、それこそ今住んでいる家を売ればどうにかなるだろう。


が、そうするともうベイエリアで生活することは無理だ。


今からアメリカの他の地域に移住することは考えられない。


となると、日本しかない。


京都の実家の1部屋を間借りして住むか。


そして、年に2回は1ヶ月ずつサンノゼに滞在する、なんてどうだろう。


その時は次男の裏庭のStudio(離れ)を貸してくれ、と頼むことにする?

断捨離加速せねば

2022年8月15日月曜日

老後はどこ?議論再燃 4年金生活①

9月15日付で夫が退職する、という事実がジワジワと私の脳内に浸透してきた。


当然翌月からお給料がなくなり、夫の企業年金で生活することになる。


退職後3年間はアルバイトします、とずっと言っていた夫だが、結局もう仕事はしたくないそうだ。


それに対して誰が文句を言えよう。


結婚してもうすぐ38年。


その間ずっと家族を養ってくれたのだ。


私はコントラクターとして、通訳や翻訳などの請け負った仕事をすることが主だったので、Social Securityシステムに加入していなかった。


Social Securityシステムに加入する職場で働いた期間は、合わせて10年ほど。


教師としての仕事はSocial Securityに加入せず、また違う年金システムCalSTRSがあるのだが、私は掛け金も少なく、ここからの年金収入はない。



Social Securityという年金の仕組みは、何度聞いても理解できないのだが、これは40単位(1単位は3ヶ月)、累計10年以上働いた者がもらえる(私は年金のことをあまり理解できていないので、この情報は確実ではない)。らしい。


私たちは2025年まで支給開始を待つようなので、それまでは夫の企業年金だけで暮らすことになる。ようだ。


そして、その企業年金では生活費を全て賄うことができない。


預金からお金をおろしながらの生活が始まる。


キッチンのリフォームは今年するはずだったが、デザインが決まらないうちにもうどうでも良くなって来た。


3つのバスルームのリフォームをした時(2021年10月)、夫はまだ働いていたから、お金を使っても翌月にはお給料が振り込まれていた。


つまり、当時は夫の月給と企業年金(2012年から支給)が入っていたので、リフォームなどの臨時出費に対応できていたわけだ。


貧乏育ちなのに、しかも一応経済学部を卒業しているにも関わらず、私はお金に関することにとても疎い。


夫が退職したあとは、一気に生活が変わるのだ、ということに考えが至ったのもつい先日のことだ。



来週孫1であるヒロが5歳になるのだが、プレゼントを買うお金ももったいなくなってきた。


次男夫婦はヒロの誕生日パーティを企画しているのだが、目立つことが大好きなヒロを喜ばせるだろうパーティになりそうで、その準備に余念がない。

  • 裏庭を開放、Studio(工事中の離れ)に食べ物を置くテーブルを用意する
  • 蛇を使って子供たちにパフォーマンスを見せるエンターテイナーを雇う(建設中のデッキの上でパフォーマンス)
  • ジャンピングハウスという膨らませたプレイハウスをレンタルする
  • 大人と子供を合わせてお客さんは30人ぐらい(家族が20人近く)
  • 午後2時から6時の立食パーティ
  • 椅子は間隔をおいて30脚ぐらい
  • パーティに参加する者は、当日の朝コロナ検査をすること
  • プレゼントはいらないので、代わりに各自の家庭でウクライナの子供を支援する

多くのアメリカの子供たちにとって、ほしいものは簡単に手に入る。



その点、次男たちも、子供にウクライナの子供たちの状況を教えるいい機会になった。



5才児はそれをちゃんと理解するだろうし、誰かを助けることができることは、子供にもとても嬉しいことなのだ。


裏庭は芝生を全部はがした状態(人工芝にするそうだ)

グリルや玩具はパーティのために全部片付ける予定



ウッドデッキはパーティまでに床だけが完成予定
パーゴラ(四柱などブルーの図部分)の完成はまだまだ先になる


さて、こういうカリフォルニアの生活から、日本の小さなマンションでの生活は大きな変化になるだろうが、それも良い。


とはいえ、家賃の他に光熱費や食費などの生活費がかかる、ということにも昨日思い至った。


ま、これから具体的に考えるつもりだが、もっと安い部屋もたくさんありそうだし、なんとかなるでしょ。



朝ごはんはこれで充分だし

2022年8月13日土曜日

老後はどこ?議論再燃 3断捨離中に風邪をひく

風邪をひいてしまった。


夏はベッド際の窓を開けて寝るのが好きなのだが、昨日の明け方冷たい風が入り震えた。


朝起きた時には喉が痛い上、気だるい。


夕方だるさがピーク。

布だけで5袋断捨離


昨日今日とコロナ検査キットで検査してみたが、陰性。


なんでも感染後23日たった時点で再感染した、という事例もあるらしい(ワクチン未接種の子供)。


が、コロナ感染はしていない、と感じる。


食品庫の中も思い切って古いものを捨てた


ふと、何年も風邪をひいたことがなかったのに、こんなに簡単にひいたのは免疫力低下のせい?と根拠もなく考えた。


周りでは帯状疱疹を発症した人が何人かいて、もしかしたらワクチン接種が免疫力低下に関係あるのだろうか、と考えたりする(多分関係ないと思うが)。


ワクチンを全く打たずとも、毎日8時間の睡眠で、家族がコロナ感染しても一人だけ感染しないフルパワー孫ヒロのような子供もいる。


やはり免疫が身体の中にびっしりと詰まっている?のだろうか。


なにしろまだ4歳(来週5歳になる)なのだから。


この人間逆さコーヒーゼリー
最強である

2022年8月10日水曜日

老後はどこ?議論再燃 2断捨離

日本に移住するなら、どこがいいか。


東京がいい、と気持ちはほぼ決まっている。


願わくば、民泊で何日か過ごして気に入った街がいい。


神楽坂、飯田橋、石神井公園、江戸川橋、市ヶ谷の民泊に泊まったことがある。


一番好きだった街は、神楽坂。


飯田橋は少しにぎやか過ぎる。


石神井公園なら駅より北側が良い。

これなんかいいわ〜


江戸川橋は、あまり印象に残っていない。


市ヶ谷は坂が多いので、年寄りにはちょっと辛いかも。


などなど、夢がふくらむ。


買うとなると、色々なリスクもあるので、賃貸が希望だ。


年寄が一人で住むとなると(夫と住む予定ナシ)孤独死⇒事故物件、となるので貸す方もリスクを背負うことになる。


どなたかのブログで知ったのだが、こんなサイトもあるらしい。


とにかく、探してみよう。


イギリス在住の友人Yりさんからは、自分が将来住むだろう所から、そう遠くないところにあるマンションのサイトが送られてくる。





ふむ、横浜も良いのう。


しかも、Yりさんが近所にいるなら、一緒にお茶やランチもできるし。



が、やっぱり東京に惹かれる。


年を取ったら地下鉄で簡単に都心に出られる生活をしたい。


70代でも、銀座、大手町、丸の内、四谷界隈をウロウロしたい。


とはいえ、もしかしたらその頃は巣鴨がいいわ〜、という気持ちになっているのかもしれないが。


何にしても今できることは、荷物を減らすこと。


ということで、このところクローゼットの中を整理、寄付、寄付できないものは捨てる、という作業を進めている。


日本で着ることの多い黒、白、グレー、ブルー、ベージュの一軍

アメリカでしか着られない、赤、ピンク、ミント色の二軍


洋服がかなりあるので、明日はこれらに着手。


とりあえず半分に減らすこと!



今日は古い布、書類、靴など寄付するものとゴミに分けた。

この天袋(?)部分のものを半分にした


人間明日突然死ぬかもしれないのだ。


その時息子たちに、「お母さんはこんなものまで捨てずに置いてたんだ・・・」と思われたくない。


昔はキルトが趣味だった頃もあり、布が4箱ほどあった
右上は途中でやめたまま20年経ったもの


こういうものを見ると、お母さんは、自分(息子たち)が小さかった時のものを捨てずにとってたんだ、と涙するだろうか。




いや、父の死後、持ち物を整理した自分の経験からすると、


こんなものまで!と呆れる

2022年8月9日火曜日

老後はどこ?議論再燃 1義理の仲

先週夫の母親が高血圧で気分が悪くなり、娘ジュディが夕方母親を救急病院に連れて行った。


夫妹たちの間でショートメッセージが行き交う。


なぜか夫の妹たち、夫の義理の妹たち、姪の名前は全員Jで始まる。





ジュディと一緒に、母親を病院に連れて行った夫妹ジュンコから家族全員宛の「ママの血圧が高くて救急に来たんだけど、いまいましい医者め!まだ待たされてるのよ!」というメッセージを見た途端、私は重い気分になる。


夫妹や夫義妹たちから、どんな具合なの!大丈夫?夜付き添おうか?とメッセージが次々と送られてくる。


この夫の義妹たちを、夫の母(救急病院に連れて来られている本人)は、「ジェイミーは表面は優しいふりをしてるけど腹黒いよ、ジェイミーの母親も腹黒いよ。ジーニーは意地悪、母親も姉2人も自分が一番と思ってる」などといつも非難していたのだ。


そこに夫の妹たち二人、そして夫の兄Rが参加し、いない義理の兄弟や親戚の大悪口大会となり、私はいつも「当然陰では私のこともこうやって皆で罵っているのだろうなあ」と思っている。


とにかく、いつ会っても夫の兄、妹、母親は他人の噂話と悪口が会話の90%を占める。


しかも全員大声だ。


そもそも人の噂話って普通するか?と考える。


友人や姉と会った時も、他人の噂話などすることはまずない。


皆自分のことで忙しいのだから。


2020年に、彼らが私のこと、そして会ったこともない私の両親のことまで悪口を言い合い、皆で盛り上がっていたことを知った私は、その後(自分の中では)完全に彼らと縁を切った。


夫兄Rから夫あてに来たメールには、私の悪口、そして私の両親の悪口が散りばめられていて、夫はその時Rに反論のメールをしたが、その後は普通に付き合っている。


私は残り少なくなりつつある自分の人生から、こういう汚い言葉で他人を罵る人間を排除したいと考え、そのメールを見た日に、彼らと心の中で縁を切ったわけだ。


夫が4歳の時死んだ父親は10人兄弟、その後母親の再婚で義父になった人も6人兄弟なので、夫の親戚は数百人に及ぶ。


叔父叔母が亡くなった、従姉妹の子どもが結婚した、子どもが生まれた、と知らせを受けた夫は、毎週のように香典や祝い金を送っている。(7月は合計$450)


もうそろそろ完全に縁を切りたいと考えている。



さて、シアトル・バンクーバー旅行から帰ってきた長男のバースデーパーティ、旅行写真鑑賞会(結局見なかったが)と称して、昨日長男たちの家に集まった。

Osaka Marketplaceという日本食材を扱うお店でお寿司を買って行く

こちらは買ったカリフォルニア巻にサーモンの
お刺身とレモンを乗せた49ersというお寿司


まあ、こうしてちょこちょこ家族で会う時間は楽しい。


特にサキ(長男の奥さん)のお母さん、つまり長男の義母にあたるMよさんは清水出身で、日本語で会話できる。


穏やかな人柄の彼女に時々会って、のんびりとおしゃべりするたびに、こんな人を親戚に持ててラッキーだったと嬉しくなる。


夕食は料理好きの長男が焼いたサンマ、とうもろこしや
Mよさんが揚げたチキンカツ


こういう時、皆楽しい話ばかりをする。


親戚や他人の悪口や噂話は全くない。


それって普通のことだと思うのだが。


夫の兄弟や母親と一緒にいる時は、私はいつも身体が緊張状態になり全くくつろげない。



夕方Mよさんと二人で散歩に出た。

雨が降らないので、ベイエリアはどこも乾燥しきっている


歩きながら老後のことを話す。


Mよさんは娘であるサキが夫婦でずっと自分の家に住んでくれて、いずれ自分の世話をしてくれる、と漠然と考えているようだ。


散歩道には最後に階段があったのだが、途中でMよさんは具合が悪くなり座り込んでしまった。

このあとMよさんは吐いた


私より7歳年上のMよさんはまだ現役で仕事をしていて、普段はあまり歩くこともないそうだ。


このまま救急車でも呼ぶことになったらどうしよう、とハラハラしたが数分後に回復したMよさんは、もう大丈夫と立ち上がった。


長男夫婦は、親の世話というものがどんなものか、というのがわかっていないと思う。


Mよさんがこのまま今の家に住み続けるとしたら、長男夫婦とずっと同居になるのだろうか。



元より私は息子たちと同居するつもりはないが、いずれやはり日本に住むか、と毎日考えている。


とはいえ、午前3時の東京と京都の温度を見てビビる