2023年6月29日木曜日

長男夫婦と同居 ・・・? 悪貨は良貨を駆逐する

このところ「悪貨は良貨を駆逐する」ということわざが何度も頭に浮かぶ。


悪い感情というのは、良い感情を凌駕してしまうのだろう。


そのスピードは思っていたよりもずっとずっと速い。



例えば、今まで毎日のように通ったスーパー。


安くて質のいいものが多く、従業員も感じ良い。


ある日レジでとても嫌な思いをした。


チェッカーさんがその日機嫌悪かったのか、客である自分は不当に扱われた。


そういえば、あの時も嫌なことがあったな、そういえば、去年もあったな、と段々悪いことを思い出し始める。


すると、この悪い思い出は良い思い出を圧倒していき、このスーパーは感じが悪いところだったんだ、という結論に変わる。



100人の善良な人の中に1人の悪人がいる。


悪人のパワーというものは、善良な人間を次々悪人に染めていくことが可能だ。


悪意は善意を駆逐するのだ。


それは自分が気づく前に、自分を侵食していく。


孫たちを見ていると、最初は無垢の
数年を過ごすのだなあ、と思う


我が家は今8人が2㌔圏内で生活し、そこにMよさんという近距離に住む親戚が加わり9人単位になったと感じる。。


1月24日にMよさんと喧嘩して我が家に移ってきた長男夫婦と、私を含めた4人が先週久しぶりにMよさんの家で食卓を囲んだ。

Costco各店で売り切れ、やっとギルロイ店で
見つけた小籠包を皆で食べた


少しぎこちない食卓だったが、Mよさんとサキの母娘関係改善に向けての一歩が踏み出せたと思う。

食後Mよさんと近所を散歩した


二人は7月からまずは別々にカウンセリングを受けることになった。


その後家族全員のカウンセリングに移行するのかどうかわからないが、そちらでも新しい一歩を踏み出すことになる。


母娘関係が少しでも改善するまでには、数年かかるかもしれない。


が、ここまで来れたのは、私のおかげだ、とMよさんが感謝してくれる。


そんなMよさんに私も感謝する。


カウンセリングは誰にとっても利益をもたらすものだと信じたい。


今回長男夫婦と同居することで、色々と問題が勃発。


お嫁さん二人の関係性が兄弟関係にまで波及する一歩手前で、長男夫婦が引っ越すことになった。

土曜日予想最高気温36℃の中引っ越し予定


この数ヶ月があったことで、家族の結びつきというものはなんとも脆弱なものなのだ、ということが私にもわかった。


今までどんなに強い結びつきがあった家族も、簡単に壊れる可能性があることは私を戦慄させた。


が、これは人生の最終章という時期においても、自分自身を顧みる必要性を気づかせてくれることになった。


私こそ、自分の中に良い部分(良貨)を育てることが必要なのだ、という結論に結びついたのだ。


強い良貨として、悪感情(悪貨)を駆逐していくことができるようしていくことが、自分自身に残された課題なのだ、という気持ちが強くなった。



長男がいる生活は楽しい。


協調性を持つことは、一生をかけて学んでいくものなのだということもわかった。


つまらないことだが、毎晩お皿洗いをしてくれたサキは、洗剤容器を自分側に向けていた。


それがサキには使いやすい角度だったのだろう。


私には使いにくい角度だったが、別に大したことでもなく、こういうことも色々なやり方がある、というだけのことだ。

サキの好みの角度

土曜日からは右向きに戻すけどね

2023年6月25日日曜日

長男夫婦と同居 ・・・? 同居5ヶ月

姉から今朝メールが来て、「かんこブログ」のかんこさんが家族の顔が思い出せない、という記事を最後に更新がない、心配だ、ということ。


私は今まで拝読していなかったのだが、驚いた。


突然家族の顔が思い出せなくなる、ということがあるのか。


その前の記事は、吉祥寺とナポリタンのこと、また、ご自分が子離れしてないのかと悩んでらっしゃるところにも、なんだか親近感を持ってしまった。


私の同年代のかんこさんが深刻な病気ではなく、無事ブログにまた復帰されるよう応援したい。



次男の家では、ジャックさんに仕上げ工事費前払いしたのが、5月11日。


ジャックさんは工事費を仕事に着工する前に請求し、終わると次の工事の費用を請求、とほぼ3週間毎に請求書が来る。


が、最後の工事費前払い後、ジャックさんは次男の家に全く姿を見せず。


8月に大きなイベントがあるから工事をすませてほしい、と次男が毎日メッセージを送ると、月曜日から行きます、と返事がある週もある。



それが数週間続いたが、遂に返事が全くなくなった。


今週末はジャックさんの家に直接行くことにした、住所わかる?と聞いてきた次男。


ジャックさんは病気なのか。


それとも相変わらずのコミュニケーションが苦手な性格?


こうして、息子たちが近所にいると彼らのストレスも耳に入る。



さて、長男が我が家にいることで恩恵を受けている部分も大いにある。


数十年ぶりに家で、自分が揚げてない天ぷらを食べることができた。

天ぷら油の温度を確認しながら天ぷらを揚げる長男

正に子離れしてない、そのことは否定しない。


が、会話のなかった家の中、息子は頼りになる存在だ。


最近ユナイテッド航空の特典旅行必要マイル数が激増(2〜6倍)して予約が困難になったこと、IT系の疑問、家庭菜園のことなどなど、全て長男に相談する。


長男が小学生の頃、近所の図書館が古くなった百科事典を$5とかそんな安い値段で売っていた。


それを家に持ち帰った日が、長男の最良の日だった、と言う。


いや、人生最良の日は結婚した日だった、と言うべきでしょ?と私が言い、サキが笑う。


それを聞いて、(学校の勉強は全くしなかったが)知識を得ることの喜びを充分あげることができたんだ、と嬉しかった。


Mよさんが、S(長男)はあんなに多趣味だから、子供がほしくないのかもしれない、と考えてらっしゃるようだ。


が、私は長男もサキも、何かを決めるということに時間がかかるのだろう、と思う。


とはいえ、二人はもう30代後半。

長男とサキはヒロやアキとよく遊んでくれる


多分このまま子供は作らないだろう。


Mよさんは、孫がほしかったけど諦めた、ということ。



我が家にもこのまま数年住むのだろうか、と思ったがやはり二人だけで住む場所がほしいと言う。


特にサキは、長男が職場に行った日(ハイブリッドと言われる形態で、週2、3日出勤)は、部屋からほとんど出てこない。


気を使うのだろう、二人だけの城がほしいのはわかる。



そしてついに見つけた!


1LDK、80㎡の古いアパート。


1年契約で7月から入居する。


「弟と僕の間では、僕が兄弟のうちのオモロイ方だよな。」とダンスをする長男。


そんな長男が家にいるだけで、家の中が明るく笑うことの多かった5ヶ月(!!)


空の巣症候群に陥りそうだが、色々なことが目に入らなくなるのだから、私のストレスも減るだろう。


寂しいけど、楽になるんだから、と自分に言い聞かせる。

7月1日はカラダ🥗記念日

2023年6月21日水曜日

老後はどこ?議論再燃 59 妄想老後生活 @ 吉祥寺

友人Fみさんに誘われて初めて吉祥寺に来た時、ココキライ、と思った。


その辺中に商店街があり、歩いているのは若い子ばかり。


なんとも落ち着かないザワザワした街だ。





駅前はどっちを向いても商店街ばかり


井の頭公園口の駅前は狭い通りをバスが通る!
バスを先導する係員が必要なほど狭い

しかも、その日待ち合わせた友人Fみさんは、私にカラオケの楽しさを教えたい、と言い張る。


カラオケ命の彼女は、カラオケ未経験の私にその楽しさを知ってほしくて仕方ないのだそうだ。


いや、私はもうわかっていた。


自分がカラオケを決して好きになれないだろうことを。


楽しくてたまらない、という顔で何曲も歌うFみさんと、「歌わされることの居心地の悪さ」ばかりが記憶に残ったのが吉祥寺という街だった。



ごめん、吉祥寺。


あんた、ほんまは、ええとこやってんね。


デビュー&人生最後カラオケ記念日から13年たった2023年5月、当時「青もみじ」を追求していた私に40年来の友人H子が、井の頭公園を提案してくれた。


フーム、井の頭公園と言えば「ボートに一緒に乗るカップルは別れる」というジンクスがあるということだけしか知らない。

駅から井の頭公園まで住宅街を歩く


雨の日の井の頭公園は人も少なく、そうかぁ、吉祥寺が人気なのはこういう公園もあるからなんだな、と知る。



そして、青もみじは木々の緑の中では明るい緑なんだな、だから映えるんだな、と改めて気づく。

これが井の頭公園の青もみじ


ここに住んで春は桜、初夏は青もみじ、秋は紅葉を見に来るか、とぼんやり思った。


それが吉祥寺に部屋を借りるきっかけになったのだ。



私のマンションは、築45年のものを2023年に4000万円で買った。


JR総武線吉祥寺駅からは徒歩5分、京王井の頭線吉祥寺駅からは徒歩7分のところにある。


10帖のLDKと6帖洋室、4.5帖和室の2LDK、50㎡。


毎月の管理費と修繕積立金が24500円。


セブン・イレブンまでは徒歩1分だが、いつも行くのは徒歩2分のところにある、まいばすけっと。


ここの飲料水なんて他のコンビニに比べると、4割引ぐらいだし、大福なんて100円もしないのに充分美味しい。


そうそう、吉祥寺のいいところは、私の大好きな大手町や門仲へのアクセスも抜群だということである。


大手町までは、東京メトロ東西線東葉勝田台駅行きに乗り、乗換なしで34分。



今日はこの大手町駅でH子と待ち合わせ、皇居に行き青もみじがりをしよう、となった。


この時代にどうしてこんな天守閣を作ることができたのだろう、と話しながら歩く。

前回は、真夏にここに来て、天守閣までは暑すぎて辿り着けなかった。


今回はちゃんと青もみじも見た。


よし、次は銀座7丁目にあるライオンビアホールに行こう。

大手門の青もみじ

大手町から銀座までは歩いても34分だが、皇居散策で疲れたのでメトロに乗ることにした。


大手門からライオンビアホールまでは、普通なら大手町駅⇒東京駅⇒銀座駅の乗車時間4分+歩き15分のルートをとるだろう。


が、H子には目的地に向かって反対方向に歩きたくない、という変なこだわりがある。

大手門から東京駅は銀座方面に向かって歩くが

大手門から大手町駅に行くには、
一旦銀座方面とは反対方向に歩くことになる


なので、東京駅まで歩き、そこから銀座まで1駅だけ乗ることになった。


乗車時間は2分だが、歩く時間は18分、地図上では20分の所要時間。


が、実際は信号で待つ時間、東京駅まで行く道の混雑もあり、思いの外時間がかかった。

ライオンに着いた時には、既に長い行列ができている。

なんとなく不機嫌になるH子。


長い付き合いのせいで遠慮のないH子は、ムーッとした表情を平気で顔に乗せる。(?)


一方私は心の中で、若いH子(私より3歳年下の67歳)につきあうと体力消耗させられるし、長い行列で待たされるし、とため息をつく。


20分ほどで着席できた。



ライオンのいいところは、注文からお皿が運ばれてくるまでが速いところだ。


大根サラダを注文した私と、ナポリタンとジャーマンポテトを注文したH子。

お子ちゃまの相手も大変よぉ〜〜

2023年6月17日土曜日

長男夫婦と同居 ・・・?3家族のストレス

疲れた。


精神的に疲れると、肉体的にも疲れ始める。


一番の心痛は医療費。


夫がリタイアしたあと、歯と目の保険はゼロになった。


半年に一度の歯科検診は、40年近く通っている歯科でディスカウントをもらって$270(38000円)。


眼科は日本で行くつもり。


F眼科のような超有名なところでも、13000円だったのだから、眼科検診は日本しかないだろう。


実は、4月の救急室請求書2800ドルをまだ支払っていない。


もしかして、保険会社が「やっぱり払うことにした」と言ってくれるかも?と期待して待っているのだ。


が、当然だが患者負担$2800!!と言う請求書は変わらない。


日本で17000円でもらった吸入薬3本も、9月にはなくなる。


その後はアメリカでまた処方してもらうしかない。


悪評高いカイザー病院にまた戻るか?


今のところ、医者や救急室に関してはカイザーの方が良かったでないか。


今の状態では、医療費のことを心配することでもっと健康が損なわれそうだ。



実は長男夫婦と住むことはとても楽しいのだが、色々とストレスもあるにはある。

長男は時々木製のBRIO列車セットを組み替えたりしている


今まであまり食べたことのなかったものを長男とサキが料理してくれる。

昨夜は長男がカレイを調理した


それに対抗して(?)、私も餃子王将の皿うどんを作ったりしている。



もちろんこれはストレスではなく、楽しいことだ。


これから、もっと色々レパートリーを増やそう、という意欲に繋がった。



長男と次男は全く違うタイプの女性と結婚しているので、その二人の間の微妙な空気が他の皆にテンションをもたらすことは、ある。


次男は現在仕事と子育てのストレスで胃潰瘍になりそうだ、という噂を(マリーから)聞いた。


職場では大規模人員削減があり、リストラを逃れた次男ではあるが仕事がもっと忙しくなった。


リフォームはまだ終わらない。


なぜなら、ジャックさんが他の家のリフォームも同時にしているらしく、次男の家は放置されたままになっている。


特に「ジムとして現在使っている小屋は、ジャックさんが屋根を完成してくれるのを待っている状態。


他にも細々したプロジェクトが宙ぶらりん状態で、次男は、「もう支払い(ジャックさんは仕事をする前の時点で、2〜3週間毎に多額の工事費材料費を請求をする)もしているのだから、終えてほしい。」と毎週のようにジャックさんにメッセージを送る。


すると、ジャックさんからは月曜日から始める、と返信が来る。


が、彼は来ない。


これが数ヶ月続いている。


これはコントラクターとしてはアウトである。



それぞれ違った種類ではあるがストレスを抱えた3家族が近くなると、こういう緊張感も出てくるのだなあ、と思う。


が、良い面だけを見よう、と日々考えている。


長男夫婦と一緒に住むなんて、もうあと少しのことだろうと思う(家探しに関しては近いうちに書く予定)。

夏休みのヒロにプールで泳ぎを教える長男夫婦


いつかこの緊張感を伴った幸せな空気を懐かしく思い出すだろう。


園芸の好きな長男と、サキ母Mよさんが買ったまま使わなかった昭和50年代の小松菜の種を植えながら、この時間を大事にしよう、と考える。

新しく買った種からできた水菜はグングン成長している


捨てようかと思ったのだが、長男が「試しに植えてみたら?」と言うので封筒に入っていた約40粒の小松菜の種全部、植えてみたのだ。


なんと、内2つが発芽したではないか!!

何歳になっても可能性はなのだ

2023年6月13日火曜日

長男夫婦と同居 ・・・? サキ母との話し合い

サキ、長男、Mよ(サキ母)さん、そして私からなる話し合いはあまり実のあるものではなかった。


サキの言い分


お母さん(Mよさん)は私(サキ)を成長した大人として扱ってくれない。


私とS(長男)はいつも家をきれいに保ってきたのに、ある日シンクに使ったフライパンを置いたままにしていたら、仕事から帰ったお母さんがキレた。


お母さんはいつもいつも私のことを自分の理想に当てはめようとして、私を怒鳴ってた。


お母さんが離婚したあとお母さんと二人だけの生活の中、お父さんがいないことでもう一人の親という逃げ場もなく、精神的にキツい暮らしだった。


この家(私の家)はお母さんのスタンダードに合うほどピカピカじゃないけど、Sの両親は子供のことを大人として扱う温かい家庭なの。(これについてはサキは誤解している・・・)



これに対してMよさん。


うちに住むんだったら私のスタンダードに合わせてくれなきゃ。


あなたは仕事をしているわけでもないのに、私が仕事から帰ってきても、ご飯も何も準備してない。片付けもちゃんとできてない。


そして私が何を言っても、あなたは子供の頃からお母さんから命令ばかりされた、と繰り返すだけで話し合いにならないわね。


ということを繰り返してつぶやくことが多い。


電話のこちら側では、サキが「ほら!お母さんとは話し合いにならないでしょ!」とジェスチャーで訴える。


結局4ヶ月ぶりに母娘が電話で話すことはできたが、実りある会話は何もなかった。


長男が、もう過去のことを忘れるように努力して、未来を見ていくことにすればいいんじゃない?カウンセリングが必要だったら、母娘で受けるのもいいだろうし。と提案する。


が、サキは、長男のように愛されて育った者には自分の気持ちはわからない、私はお母さんから怒鳴られ続けたトラウマを抱えている、と繰り返すだけとなった。



🐽(私)でもね、お母さんはあなたのことがかわいいと思っていることは間違いないし、だからこそあなたに奨学金などの負担を一切かけずに、離婚後一人であなたを大学まで卒業させてくれたよね?


愛情表現をすることがなかなかできないだけで、あなたのことを愛しているのは間違いないと思うよ。


あなたがお母さんから受けた扱いを、あなたがトラウマと感じてるのは理解する。


でもね、あなたはもう子供じゃないんだから、カウンセリングを受ける、といった努力をして、自分が自分を育ててもいい年齢なんだからね。


🙍🏻‍♀️(サキ)でもお母さんが私のことを愛しているから、なぜ娘の言うことにも耳を傾けようとしないの!



とこんな会話の繰り返しだった。


長男がサキに、ものすごく気を使って言葉を選んでいるのがわかる。


アメリカではHappy Wife, Happy Lifeという言葉がある。


つまり、奥さんがハッピーなら、人生は全てうまく行くさ、という意味であり、夫への人生の教訓としてよく言われる言葉である。


(自分のことは棚に上げて)ともかく、奥さんに気を使って話すことがデフォルトになっている息子たちを見ると、男って大変だな〜、と思う。                                                             (続く)



さて、6月8日が幼稚園最終日だったヒロ(孫1)は、5歳9ヶ月になった。


孫はかわいいか?


もちろんかわいい。


が、やはりかわいいのは自分の子供であり、孫はそのかわいい者がかわいいと思う者だから、大切なんである。


とにかく、何もなく無事育ってくれ、と思うばかりである。



下の絵は、日本で言えば年長にあたる学年にいたヒロの、入園時と卒園時に作られたものだ。


これも良いアイデアだなと思う。


自画像を描きなさいと言われ、描いた2枚の絵。


特別に絵の才能がないヒロでも、ある程度1年の成長が見える。


こういうプロジェクトは親にとって嬉しいものだろう。


入園時ピッタリ5歳だったヒロは、117㌢20㌔から、5歳9ヶ月の卒園時には120.65㌢22.5㌔に成長している。





いや、ホント、孫のことは心配していない。



親に任せればいいのだ。



が、子供のことはいつまでも心配だ。



今朝も長男が職場にちゃんと着いたか、と調べる自分がいる。



おお、もう着いて荷物をトランクから出しているんだな、とホッとしながらもそこまでする自分に呆れる。

まるでストーカーだな

2023年6月8日木曜日

老後はどこ?議論再燃 58 妄想老後生活 @ 大和西大寺

老後の安住の場所を求めて、カリフォルニア⇒東京⇒京都と転々と住居を移した後、ついに安住の場を見つけた。


私のマンションは、2004年に完成した物件だが、2019年にリフォームされた。


近鉄奈良線大和西大寺駅から徒歩4分のこの物件を、2023年に3550万円で買った。


管理費と修繕積立金は月額2万4千円である。


83㎡、17帖LDK、5.4帖和室、6帖と7帖の洋室、という間取りは70歳の私には充分過ぎる広さだ。



奈良の良さは、なんといっても住人のおおらかさであろう。


数年前のある日目撃した「初老女性がスイカを持って路地を歩き、近所の家におすそ分けする」姿に萌えたのが、奈良移住のきっかけになった。


しかも奈良のエラいところは、その辺中に古墳があるのに、それを自慢せずさりげなく置いているところだ(意味不明?)。

電車からも多くの古墳が見える


車がないと移動が難しい場所が多い奈良の中で、大和西大寺駅はとても便利な駅である。


ランチには、駅のこのベーカリーにもよく行く


なにしろ京都までは近鉄京都線急行に乗り、竹田駅で同じホームに停まる京都市営地下鉄烏丸線に乗り換えると46分、940円で姉の最寄り駅烏丸御池駅に着く。


今日は姉と奈良駅で待ち合わせ、ぐるっとバスで東大寺に行くことにした。

奈良駅からはぐるっとバスを使うと100円


北側には、ぐるっとバスから平城京も見える

東大寺には10分ほどで到着。

南大門の木造建築は南禅寺山門を思い出させる

姉が見て感涙する阿形像


青もみじの今、どの方角を見ても美しい奈良。




東大寺だけではもったいない、と唐招提寺にも行くことにした。


唐招提寺へのアクセスは「近鉄西ノ京駅から徒歩10分。 またはJR奈良駅、近鉄奈良駅、近鉄西ノ京駅から六条山行バス17分「唐招提寺」下車すぐ。」である。


今日は行きはバス、帰りは徒歩で西ノ京駅に行き、そこから大和西大寺駅に行き解散、という行程。


姉も私もこの校倉造が好きなんである。



そして、いつも奈良のこの崩れ落ちそうな古い壁に萌えるのである。






が、徒歩で西ノ京駅に帰る時、とんでもないモノに出くわした!

し、修繕してある!

許さ〜〜ん!!