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2021年9月22日水曜日

老後計画2 実家の建て替え?

 実家は崖地に建っている。


玄関から見ると普通の二階建ての家だが、裏から見ると高さ5㍍ほどの断崖絶壁に建った家で、裏庭の柿の木から落ちた柿は、たまたま下を歩いている人を殺してしまうかもしれない。


なので、柿の木は切った。


右側が玄関側で、左側が崖地
つまり、右半分は2階建、左半分は3階建


なにしろ断崖絶壁側の2階の部屋にエアコン取り付け工事を頼んだ時、室外機をつける業者の男性が「2階て言うより、5階て言うてほしかった・・・」と言ったほどの高度だ。


1989年に建てられたこの家は、父のお気に入りだった。


私もこの家が大好きだった。


しかしこの家は2000年に改正された耐震基準に合わず、その上重い瓦も使われているし、他にもいくつかの要因があり家全体が傾いている。


大きな台風が増えた今、姉が一人で維持していくのが難しくなった。


マンションを買うか借りるか、という話もここ数年出ている。


が、アプ(7歳のトイプードル)を介して近所の人たちと仲良くなり、何かあったらいつでも駆けつけてくれる、というご近所さんばかり。


だから、一人身の姉にはこの地域にずっと住みたいという気持ちが強い。



なら、家を解体して建て直すのはどうか、と私が提案した。


崖地にある鉄筋コンクリートの地下室をそのまま置いておいて、平地部分に小さな家を建てるのは?


近所に住むI川さんという建築士に聞いてみた。


I川さんによると、解体に500万円、建て直すのには坪60万円ぐらい、ということ。


そもそも、この家は父と姉がローンを半々で組んで買った家。


終の棲家のローンはもう払い終えているし、と姉は安心していた。


なのに、どうも終の棲家にはできそうもない。



傾きは数年前に岡山から出張してきた数人の業者さんに直してもらったが、結局まだ傾いているらしい。傾きを直した上に、この修理によってずれが生じたトイレ・洗面所、浴室、廊下などなども直すことになり、小さなマンションを買えそうなほどの工事費が発生した。



なのに、今度は家の建て替え?


平地部分に20坪台の家を建てるとしたら、と調べてみた。




26坪の建築面積で1300万。


解体費用500万を足すと1800万。


建築中、1年ぐらいはマンションを借りる必要もある。


近隣のマンションを調べると、月14万ぐらい。14x12=168万。


引越し費用、その他諸々の費用を入れると、家の建て直しにかかる費用は2000万を超えるだろう。



なら、もっと大きな家にして、私が一緒に住む?




いや、長年別々に住んできた姉にも私にも一緒に住む、という選択肢はないだろう。


どちらにしろ、もうすぐ70歳になる姉が建て替えのストレスに耐えられるか。


それは無理だと思う。


私も最近、そのストレスを少しだけ味わった。
















バスルームの床タイルを選ぶ時点で挫折中

2015年7月4日土曜日

ときめき

家の修理はほぼ終わり、あとは外壁のペンキ塗りだけになった。


和室の壁を新しくし、障子を張り替えた

襖も張り替えた
階段下の収納庫のベニヤの戸は家の沈下に合わせて
上部分を削ってしまっていた


新しく襖に替えた

表庭 BEFORE

表庭 AFTER

父の物もかなり捨て続け、90%以上はゴミとして消えたと思う。



とにかくときめかない物には別れを告げるべきらしい。



かわいそうだがほとんどの父の持ち物は捨ててしまった。

2年前には業者に2トントラックでゴミを処理してもらった

父はもう覚えていないのだから、と思うのだがやはりひどい仕打ちをしているような気もしてしまう。


カメラが趣味の父はカメラ年鑑も
40年分保存していた

リビングルームも床が見え始めた。

リビングルーム BEFORE

リビングルーム AFTER

父はこの時計の一つ一つにときめいたのだろう。



しかし、もう父は一つとして覚えていないはずだ。



そう思うと寂しくもある。

一つだけとっておいて、あとは捨てた

カリフォルニアに帰ったら私も物を捨てよう。



一つ一つ『ときめくかどうか』と自分に聞いてみるのだ。

ときめかん・・・が?

2015年4月2日木曜日

和室の壁

空港宅急便の集荷があるので、今日も朝から荷造り。



入れては出し入れては出し、の繰り返しで毎回ここでかなり疲労困憊する。



こちらに来た時も疲れ切ってしまい、目の下が真っ赤になった状態で飛行機に乗ったのだった。



どうしてこんなことでここまで疲労するのか、根本的な生活を見直さないといけないのではないか、と思うのもいつものこと。(見直しても実行しないのもいつものこと。)


送る荷物2つ、スーツケースとカバンがパンパン


さて、京都の実家はかなり修理がすんだ。



あと残っているのは、和室と玄関の壁の修理。



珪藻土を塗り直してもらわないといけないのだが、業者さんと全体の監督を勤めている建築士のIさんによれば、壁はとてもちゃんと作ってある。



なので、表面だけの修理ですみそうということだ。



ちゃんと石膏が使ってあるので大丈夫、と。



しかし、素人がそんなことを言われても何がなんだか全くわからない。

こういう具合にあちこちの角の土壁が落ちている

色はここから選ぶのだが、それがなかなかむずかしい



外壁もちゃんと作ってあるので、塗装は簡単バージョンですむそうだ。



外壁塗装が84万円。和室と玄関の壁修理は私が次回来日する5月下旬にすることになった。



近いうちに見積り額だけは出してくれるそうだ。


これは玄関、あちこちにひび割れがある
ここも修理すべきかどうか悩ましい


ふすまも新しく作り直す必要がある。



廊下から和室に入る引き戸は外側が木目調、内側がふすまなのだが、これと同じものを作るのは高いそうなので、内外ともふすまにしてもらうことにした。



見本が持ち込まれる。

内側(和室側)はふすま

外側(廊下側)は木目調


全体的な監督をしてくれる人がいないと、こういう修理は大変だと思う。



建築士のIさんが送ってくれる業者さんはどの人も感じがいいし、コストも良心的だ。



Iさんは年齢も私と同じぐらいだし、私のことはファーストネームで呼び、姉のことは『おねえさん』と呼ぶ。



だから話しやすい。



お茶も出さない私たち姉妹に親切にしてくれるので感謝している。



でも、Iさんとは決定的に合わないところもある。

内装の趣味(やっぱり)

2015年3月25日水曜日

リフォームその後

京都の家のリフォームがほぼ終わり、今は仕上げの段階だ。



ジャッキアップ工事がすんで、家の傾きが直ったのはいいが、今度はふすまや窓ガラスを調整する必要があった。



1階にあるお風呂、洗面所、トイレはタイルをはがさないといけなかったので、全て新しい器具を入れ換えた。



お風呂は今までの風呂桶がホーローだったので、6つに割って運び出す必要があり、たっぷり一日かかったそうだ。



簡単に運び出せると思っていたのが、何しろ鉄を割るようなものでとんだ計算違いだったそうだ。



以前の古いお風呂は天井が高く出窓が大きくて、施工した工務店はオシャレと思ったのかもしれないが、中途半端なデザインで寒かった。

以前のお風呂


ユニットバスを入れてからは、暖かくて便利になったし白くて気持ちがいい。



アクセント壁にデニム柄を選んで良かった


ただ、少しでも節約するために古いタイルを残したので、その部分はやはり新しい洗面台やトイレと合わない。



それに大きな声では言えないが、建築士のIさんはあまりセンスが良くないのではないか。



Iさん提案のデザインはことごとく却下。



それでも深く考えずに頼んだものは、がっかりする出来上がりになってしまった。

タイルの両横は真っ白のクロスで、タイルが目立っていた


まず玄関を入って正面の壁にタイルを貼ることをIさんが姉に提案。



姉は深く考えずに貼ってもらったらしい。



ところがタイルと両横のクロスの白い壁という出来上がりに不満で、今日タイル横の壁のクロスを白から珪藻土色に張り替えてもらった。



それでもタイル自体この壁に必要なデザインなのか、とはなはだ疑問。

洗面所では古いタイルを残した

洗面所の木の棚だが、白いものにしてください、と姉は頼んだらしい。



ところがIさんは木目をいかすものにした方がいい、と主張して姉のリクエストを却下。



できあがりは安っぽい棚になってしまった。



これは今日Iさんに白く塗り直してもらうように頼んだ。



またタイルは以前のオレンジ色のものを残したので、上から塗装してもらえないか、と聞いてみたが無理だということ。



アメリカのテレビ番組でよく吹き付け塗装をしているのを見るが、日本では無理なのだろうか。



リビングルームの壁はクロスを張り替えてもらったのだが、天井との境部分が凹んでいる。



その部分に紐を埋め込んでもらったのだが、紐の華美さにびっくりして中止してもらった。



ところが、それ以外の方法となると横木しかないそうで、それは高くつくということ。



結局、最終的には華美な紐になってしまった。

天井と壁の境が凹んでいる

凹みに埋め込んだ紐は光沢があって目立つ

しかし妥協した


次は和室の工事だ。



ジャッキアップで和室の珪藻土がひび割れて、あちこち落ちてしまった。



これを新しく塗り替えないといけない。



つけたばかりの新しいエアコンもはずして、また付け直すという工事が必要だそうだ。


エアコンは縁側部分についている 

この雪見障子も貼り直してもらった(3万円)

珪藻土があちこち落ちてしまった


珪藻土の修理はいくらかかるか見積もりを待つことになった。



ふすまも新たに入れ直さないといけない。



また外壁を塗り直す必要がある。



足場を組むだけで30万円。



それでもかなり安くてしてくれるということで、塗装自体は54万円。



合計84万円。



今日はついでにこの前つけたお風呂の給湯器リモコンを直してもらった。



壁に水平についていなかったのだ。



だから、水平に直してもらったが、その修理だけで1時間以上かかる。



水平器で何度もチェックしてやっとまっすぐになった。



これはキッチンの横の壁で、一番よく目に入る位置にあったのだが、気になって仕方なかったものだ。


不思議なもので、水平じゃないとめまいがするんですね