2023年7月28日金曜日

大腸内視鏡検査でガンの疑い

7月18日に大腸内視鏡検査を受けた。


カイザー病院の保険に入っている期間(14年)は、大腸内視鏡検査を受けろと言われなかった。


元々下剤を飲むのがイヤな私は、良かった良かった、とほくそ笑むだけだった。


が、大腸内視鏡検査は5年から10年に一度は受けるべきものなのだ。


しかも、祖母は大腸ガンで死んだ。


なのに受けなかった。



検査前日は、一日絶食。


下剤と水以外ではゼリーと内容物のないスープのみ、お腹に入れても良い。



出汁とゼリーだけの前日


検査中、中サイズと大サイズのポリープが2つ見つかった(私は麻酔のため何も覚えていない)。


10㍉までは癌化する可能性が低いが、10㍉を超えると一気に可能性が高くなる。


私のも、大は癌化している可能性(調べると30%前後の確率)があるので、検査中に切除して病理検査を受けることになった。


検査結果を待つ間は辛いものである。


特に、内視鏡検査後腸内の写真を10枚ほどもらい、その中には疑わしきポリープの写真もちゃんと入っている。



当然ながら、毎日ググった。


すると、私の大ポリープは癌化している(ように見える)。


腸壁にも浸潤している(ように見える)。


写真をもらうのも考えものだな、と思った。


大腸ガンは内視鏡検査を定期的に受けていれば予防できるガンである。


が、それを怠ったことで激しく自分を責めた。



なので、気分を換えるために内視鏡検査翌日(19日)に重いものを持ったりして労働した。


病院からは、xxをしてはいけない、なんていうリストはもらってなかったから、と言い訳してみるが、しっかり休むのは常識なのだろう。


なにしろ大きなポリープを切除したのだ。


20日からは1週間身体を休めることにした。


病理検査結果を毎日待っているが、なかなか来ない。


24日月曜日には結果を知らせる電話がかかってくるだろう、と朝から待っていた。


が、かかってこない。


思い余って病院に問い合わせてみると、病理検査は1週間から2週間かかるそうで、今日が9日目。


少しずつ夕方2㌔の歩きも再開する。

ちょっと休んだだけで、この平地を歩くのが辛かった

超フレンドリーな猫が足元にまとわりつく

というのが現在の状況である。


何もしないでいると、もしかしてガン?⇒ガンに違いない⇒だから検査に時間がかかるのか⇒そう言えばこのお腹の出っ張っているのはガンが進行しているから?


と、どんどん不安になっていく。


とりあえず、腸活をしようと思い、数々の食品を買ってきた。


オートミール、ヨーグルト、ドライマンゴー、ダークチョコ、全粒粉パスタである。

ガンではない、という診断が出たら、
これらは夫にあげよう(マンゴーとチョコ以外)

2023年7月21日金曜日

1週間休みます

いつも読んでいただいて、本当にありがとうございます。


身体の不調で1週間休みます。


できれば来週後半にまた更新したいと思っています。


申し訳ありませんが、コメント欄を閉じさせていただきます。

2023年7月16日日曜日

母と娘の確執①

初めて長男夫婦のアパートを訪問した。


まずは、ターゲットというおもちゃ、家庭用品、食料品、電化製品などを扱うお店に行く。

ヒロを連れての訪問


いつかMよさんと一緒に、彼らのアパートを訪れることができればいいなあ、と切に思う。


Mよさんは、3日前カウンセリングを始めたところだ。

ターゲットのあとは巨大なWhole Foodsスーパーに行く


フルーツタルトは$31(4300円)
食料品に消費税はかからない


カウンセリングの翌日Mよさんと話したことを報告すると、サキは涙を浮かべている。


まずは母と娘の和解に向けての、第一歩が踏み出せたと感じた。


カウンセラーと話すうちに、Mよさんは自分自身の中に、もう何年も前に亡くなった母親への「怒り」があることを知った。


それは怒りとは呼べないものかもしれないが、12歳の頃から感じ始めた母親への「失望感」だったらしい。


その後30歳の時渡米。


日本人と結婚したが、数年で離婚。


夫はギャンブル好きで、Mよさんが家庭を支える必要があった。


アメリカという異国で家族を支えることが、どんなに大変だったことだろう。


が、Mよさんは誰にも離婚の経緯を話すことも、自分の感情を共有することもしなかった。


私に話したのが初めて、と言ってくれたことが嬉しい。


良い方と親戚になったものだ。



今週末から灼熱のシリコンバレー。

毎夕30分歩いているが、年々暑くなるシリコンバレーである


家では、夫が天窓に太陽光からの熱を遮断するために、シートを貼る。

天窓は床から4㍍のところにある


リビングルームの天井に経年劣化のためのヒビを見つけた夫が、ハシゴに登り石膏を塗りつけている。



言ってくれれば手伝うのに、と思いながらも夫婦のコミュニケーションのなさを感じる。



どんな関係においても、コミュニケーション不足から様々な感情を、そして確執を生んでしまうのだろう。

ハシゴが動かないように、ドアノブに細工

2023年7月12日水曜日

老後はどこ?議論再燃 60 妄想老後生活 @ 東新宿

私の住む介護付き老人ホームは東新宿にある。


なぜ東新宿か。


それは、いくつかの介護付き老人ホームを廻った結果、ここが一番私の好きな都会でもあり、庶民的な街でもある、と感じたからだ。


介護?


そう、私は認知症を患わっているのだ。


父も祖父もアルツハイマー病にかかっていたから、自分もそうなるだろうと恐れていた。


物忘れは70歳の頃からひどくなってきた。


現在72歳。


5歳上の姉は軽い物忘れがあるが、生活に支障はないそうだ。


私は生活に支障が出てきている。


食事作りの手順もわからなくなってきていて、火の元の始末などに不安が出てきた。


父の場合、私のような症状から、一人で生活できないようになるまでは、たった2年しかかからなかった。


なので、今のうちに介護付き老人ホームに入居するのが一番いいだろうと判断したのだ。



このホームは東新宿駅から徒歩5分のところにある。


入居時の一時金はナシ、月額47万円(注:2023年価格)。


3食付きだが、ヘルパーさんの補助を受ける場合は、別料金である。


とはいえ、日常の健康管理や健康相談はホーム内でできるし、協力医療機関への連絡も整っているところが安心だ。


部屋は各室トイレ付き18㎡なので、居住空間はとても狭い。


が、物忘れがひどくなってきた私には、これぐらいがピッタリである。


初期の認知症はいえ、まだ独立した生活は一応できている。


普段の買い物はセブンイレブンやコープみらいに行く。


この2軒は徒歩5分以内にあり、まいばすけっとまでも10分という便利さである。

一番よく利用する店は百均


副都心線東新宿駅からは徒歩3分なので、電車での外出もしている。


東新宿駅を降りたところにある、東新宿イーストサイドスクエアでは、レストランやタリーズコーヒー、おにぎり権米衛をよく利用する。


なので、まだまだ自立した生活はできているのだが、なにしろ物忘れが激しくなってきている。


自分で動けるうちに終の棲家を確保しておきたかったわけである。



さて、今日は歩いて新宿御苑に行くことにした。


猛暑の中、日傘をさして歩く。

34℃になった今日、御苑に行くのは無謀だったかも

御苑までの途中には伊勢丹もある


御苑には外国人が多く来ている。


500円の入場料(2023年価格、シニアは250円)なのだから、とてもリーズナブルと言える。

入場にはPASMOが使えるので、窓口に行く必要もなく便利


この猛暑の中、外国人のタフさに感心する。




私は10分歩いただけで、息切れがしてきた。


見渡す限り、歩いているのは外国人ばかり。


こんな暑い日に御苑に来る日本人は、私のように判断力が衰えた人間だけなのか。


新宿御苑駅から丸ノ内線で新宿三丁目駅を経由し、副都心線に乗り換えて東新宿駅という経路で帰ることにした。



せっかくだからこのままホームには帰らず、A3出口から徒歩4分のところにある、やよい軒でランチを食べることにした。

やよい軒の看板が右に見える
この少し北にまいばすけっとがある


自分は「じいさんだったっけ?」と箸が止まった

2023年7月7日金曜日

それぞれの夏

周囲では親の世話、介護、死の話題が増えてきた。


私は6月20日が父の7年の命日だということを、忘れていた。


毎朝両親の写真に挨拶はしていたのに、命日のことはぽっかり抜けていた。


今頭の中を占めているのは、医療保険のことばかり。


救急室に行った時の請求書、$2800はまだ支払っていない。


請求書を見直したら、少し間違いがありました、あるいは保険会社がもっと払うことになりました、というお知らせを待っている。


が、もちろんそんなお知らせは当たり前だが、来ない。



長男とサキが7月1日に引っ越して以来、なんとなく気が抜けてしまった。

引っ越しトラックのレンタルは$150だったそうだ


若い二人が我が家にいる時は、生活にリズムがあり、やはり楽しかった。


ここでは、日本のようにちょっとお蕎麦を食べに行くお店もなく、行きたい場所もなく、普段の生活で行くところと言えば、Trader Joe'sとピーツぐらい。


夏休みなので次男はヒロを連れてユタに行った。


アメリカ(カリフォルニア)の夏休みは2ヶ月半もあるので、働く親の負担はドッと増える。


なので次男は、もうすぐ6歳の息子にアウトドアライフを満喫させよう、とユタのサマーキャンプに入れることにした。



ベイエリアでは白人生徒が全体数の半分以下、という学校が多いが、ユタは白人が大多数だ。


朝キャンプに向かうシャトルバスに向かって歩くヒロ


キャンプと言えど、テントを張って寝るキャンプではなく、朝8時から夕方5時まで色々なアクティビティを体験するのだ。



朝はヨガから始まるらしい。



ここから下の写真は、次男が週末ヒロを連れて行った数々のアクティビティである。



日本に比べると、子供が楽しめるアクティビティが多い。



そしてこれは、大人が楽しむことのできるものばかりなので、ユタやコロラドがアウトドア派に人気があるのもよくわかる。











ユタの山にはまだ雪が残っている。


方やサンノゼの家には、マリーとアキが残っている。


ジャックさんは今週も来ず。


ヒロやアキが生まれて、ついこの前までは私の出番も多かった。



コロナ禍で託児所が閉鎖になり、家にいる子どもたちの世話をしながらリモートで仕事をしていた次男夫婦。



そんな彼らを、孫守りをするという形で助けた。



が、そろそろ私の役目は終了したようだ。


だから


この秋


行くことに


した。



初めての国。


大丈夫。

一番大事な質問は、

Google翻訳アプリが聞いてくれる