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2014年7月2日水曜日

スタンフォードのサンドイッチ

最近何を食べればいいのかわからない。



腎臓結石を作りやすい食べ物は、肉、レバー、青魚、ほうれん草、キャベツ、レタス、サツマイモ、茄子、苺、ブルーベリー、豆腐などの大豆製品、ナッツ、チョコレート、紅茶だそうだ。



好きなものばかり。



避けるべき食べ物は、肉とチョコレート以外身体にいいものばかりではないのか。



青魚はコレステロールを減らすし、認知症にもいい。



大豆だって女性ホルモンだし必要だ。



だから最近何を食べればいいのかわからない。



食べていい物のリストには、一体何が残っているのだ。



海藻、ベリー類以外のフルーツ、シュウ酸が含まれていない野菜、お水というところだろうか。



肉類も減らしたせいか、どうも貧血気味だ。



1週間後の日本行きに備えて体力をつけておかねばならない。



スタンフォードに行って歩くことにした。



それにどうしても、スタンフォードでなければ手に入らないものもある。

いつ行っても季節の花がきれい
最近スタンフォードには犬連れの人がとても多い
だから犬の落とし物用の袋とゴミ箱が設置してある



これはなんという犬種なのだろう
子犬?とてもかわいい


さて、散歩のあと。ここでしか手に入らないものを買うためにお店に向かう。


ここを右に曲がった所に目的のお店がある。


もう目の前。

目的のお店に到着
いつも行列ができる、大人気のベーカリーでした

食べたいがぐっと我慢


ベーカリーの前のテーブルはいっぱいだったので、Nordstromカフェまで移動してカプチーノを注文。ここで食べることにする。


この蔦のからまった棚が美しい

ここはいつもすいている

後ろに座っていた素敵な女性
仕草がとても女らしい
チキン胸肉、ローストトマト、モッツァレラチーズが
パニーニにはさんであるのが
タスカンサンドイッチ

本当はここまで来た理由は、マルゲリータサンドイッチを食べたかったから。



なのに、タスカンサンドイッチ、と勝手に口が注文する。



バジルの代わりに、チキン胸肉を選んでしまったのだ。


これがマルガリータサンドイッチ
ローストトマト、バジル、モッツァレラチーズが
パニーニにはさんである

体力をつけるため、というのは言い訳。



食欲だけで片道50㌔近く運転して来たのでした。

2014年7月1日火曜日

幸福

朝からとても気分が落ちている。



それでも今日はやっとステントを抜いてもらう日。



オンラインで調べると、ステントを数ヶ月留置したままという人も多い。



自分がいかに小さな体調の悪さで文句を言うわがままな人間か、とつくづく思う。

ステントを抜いたのは女性看護師



病院でレントゲンを撮る。もう石はなくなっていた。



砂状になったものが数個残っているだけで、ドクターFにもうどこにでも行けますよ、と言われた。



日本行きのことを覚えてくれているのだろう。



一応術後2週間こちらにいてください、と言われているので、もう1週間はじっとしているつもりだが。

帰り道ピーツでフレドー飲んで
完治祝い(言い訳)



今日もレントゲンを2枚撮ったので、ドクターFには放射能被爆量を聞いてみた。



レントゲンはものすごく被爆量が少ない、ここからニューヨークに飛ぶ時の被爆量よりも少ないぐらい。



多いのはCT。



これはレントゲン150枚分ぐらいの被爆量。



体外衝撃波結石破砕術時の被爆量は35枚分。



わかりやすい。




帰ってオンラインで請求書をチェックしたら、この前の手術室/施設使用料が5、093㌦、レントゲン111㌦が追加されている。



やはりそうか。



合計が12、973㌦になった。

病院の中庭

病院廊下、これも施設料の一部か



とにかく今日一日の落ち込みの理由がはっきりしない。



どうしても元気が出ない。



思いつくところでは、
  1. 父はこれから身体機能低下し、認知症が進む。そして近いうちに死んでしまう。
  2. 明日から長男がシアトルに車で旅行するのが心配。走行距離2700㌔。
  3. 色々な面で自分はダメな人間、と自己評価がとても下がっている(定期的な症状)。
  4. 日本になかなか行けない焦り。
  5. これから先、自分には何が残されているのか、と人生を憂える。

帰り道車でかかっていた音楽が
これまた物悲しいグリーグ


これらが理由と言ったところか。




マーク・トウェインは数々の名言を残したが、やはりこれが一番の名言かもしれない。(と今日は思う。)

忙しいことが、人間の唯一の幸福だ

2014年6月28日土曜日

治療費

術後初めて気分のよい朝だ。



血尿は出るけど、昨日のような腰を抜かしそうなものでもなく、食欲も出て来た。



昨日まではあんなにつらかったのに、突然回復した感じ。



病院からメールが入っている。



手術の自己負担分20㌦の請求書だ。



今回の腎臓結石の治療費用を調べてみることにした。




初めて血尿が出た翌日の診察代 197㌦
その日の尿検査 14㌦
その後の詳細な尿検査 151㌦
レントゲン 111㌦
CT検査 994㌦
救急での診察代 197㌦
尿検査 18㌦
泌尿器科医診察代 636㌦
手術前血液検査 156㌦
心電図 96㌦
衝撃波結石破砕手術 4139㌦
尿管ステント 1066㌦


手術?の日、受付でチェックインする


計7775㌦。



まだ来週の診察もありこれで終わりではないが、手術費用は2万㌦ぐらいを予想していたので、思いのほか安かった。



自己負担は診察のたびに20㌦なので、全部で80㌦かかったが、総額の1%だ。



保険会社に感謝したくなる。




病院からも感謝されたらしい。



サンキューカードが送られて来た。



看護師さんたち数人のサインがある。

う〜ん。



普通はGet Well Card(お見舞い状)でしょう。

7775㌦ありがとう、ってか?

2014年6月27日金曜日

今日の友

昨日は結局一日動けず。夜はよく寝られたのだが、今朝一番にトイレで怒濤の血尿。



トイレの中いっぱいに広がる黒く見える血に、腰が抜けそうになった。

イメージとしては、この大きさの血が目の前に拡がった感じ



お医者さんに電話すると、大丈夫、とにかく水分を摂ってくださいということだ。



大丈夫、ってホントなのだろうか。



まるで黒いフライパンがトイレに落ちたような、そんな血尿だった(この表現、変?)。



まあ、でもそんなものなのだろう。



しばらくすると、砂のような石が10個ぐらいバラバラと出て来た。



とにかく水分を摂るしかない。



今日も一日起き上がることもできない。



友人が仕事のあとお見舞いに来てくれると言ってくれたが、断った。



嬉しいが、今日はただただ寝ていたい。





父が気になるが、姉からの報告によると変わりはないということだ。



しかも、食事は今までの形の全くないゼリー状のものから、また固形に戻してもらったということ。



アンパンやサンドイッチも食べられる父なのだ。



ゼリー状の食事ではいくらなんでもかわいそうで、このところ姉と固形食に戻すことを相談していたのだった。

薬はゼリーで飲む


こう言ってはなんだが、父のホームの食事はまずい。



びっくりするほどまずいのだ。



薄味にしてある、というのとはまた違うまずさで、いつも気になっていた。



人生の最後の数年をこんなまずいものを食べる毎日では、いくらなんでも父がかわいそうなのではないだろうか、と。



食べるということは、人間の大きな楽しみのはずだから。



が、いつも最終的には同じ結論に辿り着く。



父のようなむずかしい人を介護してくれるホームに、どうして文句が言えようか。



食事がまずいのなら、家族がおいしいものを持って行ってあげればいいのだ。



だから、姉は毎晩鰻やお饅頭を持って行ってあげているようだ。



この前は夕食後に、姉の作ったカレーを完食したということ。

食べたことはすぐ忘れる


そして、姉は父と四文字熟語の練習と引き算や尻取りをして帰る。



そうすると父は気分が高揚して、姉もホームをスムーズに出られるそうだ。



それがうまくいかない時、父は『帰らないでほしい。』と懇願する。



姉は仕事から急いで帰宅してアプの世話をして、1時間後にホームに行く。



ホームで1時間過ごしたあとは、一刻も早く帰りアプを散歩に連れて行ってやりたい。



そういうのを聞くと、早く帰ってあげたいと思う。



だから、水分を摂る。摂って摂って摂りまくり、石を出して再来週辺りは日本に行かねば。

今日のお友達
糖分34㌘のスポーツドリンク

2014年6月26日木曜日

五臓六腑

昨日の『手術』後は楽勝、楽勝〜と思っていたが、夕方4時頃から痛みが始まった。



鈍痛だ。



この前の水腎症の時の痛みに似ている。



トイレにもひっきりなしに行きたい。



行くと毎回血尿だ。



お風呂に入ることで楽になるのだが、タイミング悪くwater heater(温水器)が壊れたので、ぬるいお湯しかない。

熱いお湯がないので
T-falで熱湯を作っていれた


今日も同じ症状が続いている上、朝から胃が痛い。



日本にも早く行きたいのだが、今のこの状態ではフライトを予約するのも億劫だ。




このところ西洋医学を信用できなくなりつつある。



どこか悪い所があると、的を絞っての治療は西洋医学の分野だろう。



でも、体全体を一つのものと見て体調を整えていくこという予防医学ではない。



だから中国の医学とか日本の漢方にとても興味がある。


これは週末のサンフランシスコで見た
チャイナタウンの大道芸人
癒される?



中国の医学、中医学は身体の中の五臓六腑がちゃんと機能していることで、それぞれがお互いに影響し合ってバランスを取ると考えるらしい。



だから、頭痛の原因は内臓に起因しているのではないか、と考えたり、足の冷えがめまいに影響を与えているのではないか、と考えたりする。



いつも行くこちらの病院でそんなことを訴えても、受け入れてもらえるものではない。



中医学では腎臓結石なんかも手術に頼るのではなく、腎臓の反射区というつぼを抑えたりすることで、自然に排石することを試みたりするらしい。



でもこの辺りで中医学のお医者さんはいるのだろうか。



納得できる整体治療を受けることはできるのだろうか。



わからない。
好きな中華のお店Chef Chu



だから、今週末はせめて中華料理を食べよう。

2014年6月25日水曜日

体外衝撃波結石破砕術治療が終わった

サンノゼの朝は寒い。



まだ少し薄暗い中6時前に家を出て病院に行く。



6時半チェックイン。



今日は体外衝撃波破砕手術の日だ。



待合室で待っていると看護師さんが来て、準備室に案内される。



身長と体重を測ったあと、着ているものを全部脱いでガウンとソックスに着替えてください、と言われる。

病院1階の手術センター


「全部ですか?下着も?」と確認する。



「全部。」と言われて観念する。



その後髪の毛をシャワーキャップで包み、足には血圧計のベルトのようなチューブを巻かれる。



1分おきぐらいにこれがふくらんだりへこんだり、足の血行でも促進しているのだろうか。



点滴も始まり看護師さんが隣に座って、パソコンで情報を入力し始める。

準備室に案内される


気分はどうか、最後に飲食したのはいつか、飲酒、喫煙の習慣など。



冗談を交えながら話したあと、温めてある毛布を2枚かけてくれて、看護師さん退場。



退室というよりも、なんだか皆堂々と嬉しそうに、入場、退場!という感じ。



次に麻酔医入場。



60歳前後の女医さんだ。



麻酔の手順、今まで麻酔をしたことがあるか、などの質問に答えて5分ほど談笑。



「顎を上げてみて、下げてみて」と私が上下左右に動かすのをじっと見つめる。



あなたよく動くわね、ストレッチしてるんでしょ、と笑う。



はい、しています、とウソをつく。



すこぶる感じのいい人だ。



この女医さんは手術中ずっと横にいるということ。



退場。




次にドクターF入場。



治療について、その後のケアの仕方など。



治療中の放射能の被爆量について聞いてみた。



レントゲンはほんの短時間撮影しながら、石の位置などを確認するだけだから、被爆量は少ないということ。

待合室のモニターで各患者の
状況が刻々とアップデートされる


7時半ピッタリに手術室にストレッチャーで連れて行かれた。



ストレッチャーから隣の台に移動して寝転んだ途端に、意識がなくなる。



次に目が覚めたのはストレッチャーの上で、時計を見ると8時半だった。



その間の記憶は皆無。「もう終わったんですか。」と聞くと終わりましたよ〜、という返事。



ウッソ〜、と思う。



準備室にまた戻り、トイレに行く。



血尿。




しばらく休んでいる間に、またトイレに行きたくなる。



また血尿。



その間ドクターFが待合室の夫に会って、「全てうまく行きました。石は粉々になっているはず。」などの説明があったらしい。



5日後にドクターFの診断を受けておしまい。




とにかく全身麻酔はやはり楽だなあ、と思った。



いつの間にか寝てしまい、気がついたら全てが終わっている。



それも熟睡できたような爽快感。



が、つらいのは頻尿。


ステントが入っているから、青い紐を引っ張らないようにね、と看護師さんから説明を受けたあと、車椅子で車まで送ってもらい、10時帰宅。



帰った途端、またトイレに走る。




のぞいてみた。



青い紐が2本ぶら下がっている。

や、やっぱりそうだったのか!

2014年6月23日月曜日

手術

かかりつけの病院からお知らせが来た。



結石破砕手術とその後の尿管ステントに関しては、保険会社から支払いが承認されたという内容だ。

体外衝撃波結石破砕機



手術手術と言うが、これは治療であって手術ではない。



日本では痛み止めを使う場合もあります、と書いてあるのにこちらでは全身麻酔までするのだ。



友人Y子が言う。



全身麻酔するのはアメリカ人が我慢しない人種だからよ、多分、と。



ふむ、一理あるなとも思った。

石が粉々になる
(はず)



色々なことに我慢強くないアメリカ人は日本人よりも多い、と独断と偏見で考える。



日本人は耐える民族だ。



歯医者さんでだって散々治療の痛みに耐えて来た。



だから、こちらでちょっとした治療の痛みを感じてもなんともない。



私を治療しているドクターHに、助手のタミーがささやく。



「ほら、彼女を見てごらんなさい。顔の筋肉一つ動かさない。」



だから模範的な患者と呼ばれる。



これぐらいの痛みで他の患者はどこまで騒いでいるのだろう、と思った。



そういえば出産の時も、周りの陣痛室から聞こえて来る阿鼻叫喚の中で、私は一人『ククククク』と耐えていた。


Yは続ける。



「手術中にちょっとでも痛みがあったら、アメリカ人は大騒ぎするんでしょ。だから、そうなった時対処が大変だから、最初から全身麻酔するんじゃない?」と。


そうか、そういうアメリカ人の犠牲になって、私は全身麻酔で『手術』するのだろう。



だから、前夜からは飲食してはいけないし、『手術』後24時間は家で誰かが付き添うこと、と書いてあるのだろう。



などとアメリカ人を皆ひっくるめて『我慢できない人』と無理矢理結論する。



実際はアメリカ人でも忍耐強い人、日本人でも痛みを我慢できない人、といるはずなのに。



とにかく、昨日食べた激安日本食のことを思い出しながら、気になることはただ一つ。


術後いつ食べていいんですか

2014年6月18日水曜日

アメリカの病院

本当にぬか喜びだった。



金曜日には父の所に行ってあげられる、と思ったのもつかの間。



お医者さんはESWL(体外衝撃波結石破砕術)をしましょう、とおっしゃるではないか。

去年の夏父はまだ
暑中見舞い状が書けた


アメリカの病院での診察風景をここに少し書いておく。



勿論病院によっても違うし、保険によっても違う。



いつもは小さな開業医に行き、手術や検査のためにラボに行ったり、設備の整った施設に行くという人も多い。



ただ診察室での手順は同じようなものだと思う。




まずはオンラインで予約をする。



急ぎの場合は電話。



勿論パソコンを使わない人も電話予約することができる。



予約時刻に受診する科の窓口に行き、名前を告げる。



受付の職員が、住所や生年月日を聞いて本人かどうか確認する。



定期的に身分証明書の提示が求められる。




それから待合室で看護師の案内を待つ。



待合室の奥には複数の診察室がある。



この待ち時間は大体10分くらい。



看護師さんが待合室に来て自分の名前を呼んだら、一緒に診察室のあるエリアまで歩く。



旅館で仲居さんに部屋まで案内してもらうような感じ。



その間もう一度個人情報の確認と、ちょっとした会話をしながら体重測定。



診察室では看護師さんが簡単な問診、血圧、体温、酸素量を測定する。



看護師さんは退室。



診察室では完全に一人になり、雑誌などを読みながらお医者さんを待つ。

お医者さんに行く途中の高速で
隣車線の車の屋根からマットレスが
目の前10㍍の所に落ちて来た
(写真はイメージで、この車ではない)


お医者さん登場。



初対面ならお互いに自己紹介をして握手。



主治医の場合は、久しぶりに会った友人のようにハグ。



実際今まで感じの悪いお医者さんに遭遇したことは皆無。



そりゃそうだろう。



これだけの支払いをしているのだ。



主治医は内科医で総合的な分野においての診察、Family MedicineあるいはInternal Mediconeと呼ばれる。


診察代は2万円ぐらい。



専門医の場合は5万円。



これも病院によって異なる。



お医者さんがパソコンでカルテを見ながら話す。



診察後はその日の血圧などの記録、話したことなどの記録、などなどがオンラインで見られる。


他のお医者さんにカルテを送りたい場合は、パソコン上でクリックするだけ。



診察料金、保険会社の支払い状況はオンラインで確認。



残高があればオンラインで支払う。



私の場合お医者さんに行くと毎回20㌦。



去年までは他の保険会社だったので、支払いは10㌦だった。

アメリカのトラックで荷物を
ちゃんと結わえているのは
たったの25%だという統計を見た
(この車も関係なし)



泌尿器科のお医者さんはタイ系アメリカ人ドクターF。



とても気さくで感じのいい30代の男性だ。



しばらく世間話をしたあと、現在の状況をCT画像を見ながら説明してくれる。



「今朝排石された石はここ、尿管に詰まっていましたね、



あと3つは3㍉、5㍉、これは自然に排石されるかもしれないけど、もう1つは6.7㍉。



これは多分自然排石は無理でしょう。



どれも腎臓と尿管がつながった部分より下にあるので、逆立ちをしても簡単には上がって来ません。」と笑う。


詰まっている石が出たのだから、あとはもう少なくとも数年は大丈夫、その間に何か対策を考えればいい、となんとなくお気楽に考えていた。



面倒なことは後回し、といういつもの性格というか。



なのに、ドクターFは「バケーション中に激痛が始まったらいやでしょ?」と言う。



ドクターFの患者の中に、ハワイでスノーケリングをしている最中に、激痛が始まった人もいるらしい。



それも沖から30分の地点で。



実は私も血尿があった翌日日本に行く予定だった、という話をしたら、そうでしょ?だから今のうちになんとかしましょう、ということ。



そうかあ、そう言われればその方がいいような気もする。



このESWLという機械による処置で、80から90%の石が破砕される。



目標は石が粉々になり、砂状で出て来ること。



尿管ステントを入れることで、砕かれた石が出やすくなる。



ステントを入れている間は膀胱炎のような違和感がある。



抗生物質を3日間服用する。



ESWLで石を全部取り除く事ができない場合は、次の段階。



もう少しinvasive(侵襲)な療法、つまり経皮的腎結石摘出術をします。

診察室


ESWLは外来手術で1時間ぐらいかかる。



全身麻酔で行います。



そりゃそうでしょう、胃カメラでさえ全身麻酔なのだから。



以前はお風呂に入りながらの手術でしたが、残念ながら今はお風呂を楽しむことはできません、とドクターFは笑う。



一番気になった血管の石灰化について聞いた。



これは加齢によるもの。



皆多かれ少なかれあります、ということ。



ホンマかいな。



どうもこれに関してはすっきりしない。



結石を作らないようにするには、一日1.5ℓのお水を飲むこと。



これが大事ですと言われる。



手術は来週。



明日血液検査と心電図を取る。



今日から血を薄めるタイプの鎮痛剤は飲んではいけない。



飲むならTylenolという薬。



手術前日の夜中から飲食禁止。



緊急手術などが入った場合、予定が変更になることもある。



術後少なくとも2週間ぐらいは、日本に行かない方がいいと思う、というアドバイス。



一昨年までは、この病院には1年に2度ぐらいしか行ってなかった。



一度も行ってない年もある。



なのにこの2年間は足しげく通っている。



日本の人間ドックの方が効率的なのではないだろうか、と最近思うようになった。



西洋医学は対症療法、東洋医学は予防医学。



いや、対症療法に関しても西洋医学の方が必ずしもいいとは言えない。



事故にあった時の治療と歯医者さんぐらいかもしれない。



アメリカの医療が進んでいるのは。



お水を飲めと言われても、漢方では水毒と言われているのになあ、と困る。



もっと健康に気をつけないと時間とお金もかかるし、何よりも日本に行けない。



一日も早く行かないと、という焦りがある。



どうやってユナイテッドのフライトを変更すれば、変更料金が少なくてすむか、という課題に今日から取り組む。



悩ましい。



運動不足解消のために始めた、スローステップをしながら悩む。



これはためしてガッテンで紹介された運動だが、意外にも結構な運動量があるのに驚いた。



右足で上がり右足で降りる、次は左足で上がり左足で降りる、と出す足を交互にするのも結構頭を使っているようだ。



なかなか良い。



ステップはお店で買うと55㌦。



これは雑誌を積んでその上に籠を載せただけ。

しっかり役目を果たしとります

2014年6月17日火曜日

出産の喜びと新たな悩み

いやあ、やっと産まれました。



はい、遂に石が出たんです。



今朝。



夕べは11時にベットに入った。



それまではとにかく、トイレから出られないほどの残尿感。



やはり薬をもらっておくべきだったか、と後悔したがもう遅い。



それにもう出産は間もなくとわかるのに、膀胱を麻痺させるのも良くないような気がする。

泌尿器科医の診察室
患者は男性が多いのか?
雑誌は全て男性向け


膀胱に言い聞かせることにした。



『あのなあ、あんたはなあ、自分がオシッコしたいと勘違いしてるだけやで、トイレ行ったってなんも出て来んよ。ええ加減にしなはれ。』と言いふくめる。



勿論声には出してない。



あくまでも頭の中で膀胱の勘違い、と思い込ませることにした。



そしてベットに入る。



しかし、すぐまた行きたくなる。



頭の中はそのことでいっぱいになる。



行く。



殆ど何も出ない。



もう一度膀胱に言い聞かせてベットに戻る。



今度は成功した。




次に目が覚めたのは2時。



それから4時、6時、と夜中にトイレに行ったのは3回のみ。



朝目が覚めた時の気分は爽快で、あ、今日は石が出るな、と確信した。


帰り道久しぶりのピーツ


果たして出た。



なんというかズルンッと出た。



いや、音はしてないが、出たのがわかった。



ここまで下品な表現はしたくないんですよ、ホントはね。



でもね、皆さん、これを読んだことで自分が石作った時に、どういう過程で出て来るか、よくわかるでしょ?



かなりトゲトゲしている。



これは痛いわなあ、と思ったが嬉しかった。



これで日本に行ける。

帰り道久しぶりのマッサージ $20


ユナイテッドのサイトで今週の木曜日の関空行き空席があったので、予約しようかと考える。



木曜日に出れば金曜日に到着する。



姉が土曜日に大阪にバレエ公演を見に行くと言っていた。



私が日本にいれば安心して楽しめるだろう。



姉は帰って来なくてもいい、自分一人で(父の介護は)大丈夫、といつも言ってくれる。



それでも、そうはいかない。やはり帰って手伝いたい。




まあ、一応は泌尿器科のお医者さんに会ってから決めることにした。



病院で看護師さんに石が出ました、と言うと看護師さんは「まあ、良かったねえ。」と喜んでくれる。



「ところがあと3個あるんですよ。」と言うと、「あら、残念ねえ、そうじゃなかったら手術しなくてすんだのにねえ。」という返事。



目が点になる。



「え?手術・・・』




何事においても詰めが甘いというのは自分でも気がついていた。



最近。

詰めの甘い姉妹(姉と私)
二人ともフードが裏返っている
そしてお互いそのことに気がついていない


続く。

2014年6月16日月曜日

救急病院に行く

朝起きたら違和感があった。



トイレに行くとなんというかチクチクするというか。



『おっ!いよいよ出て来るな。』と確信したので、階段を6往復したあと、ラジオ体操もちょっとジャンプの数を増やした。



京都府立大学のサイトから



が、敵もしぶといのだ。チクチク感はずっと続くのに、何も出て来ん。

救急待合室


午後頻尿になる。



トイレに行っても20分ぐらいするとまた行きたい。



その間隔はどんどん狭まってくる。



遂にトイレから出たくなくなってしまった。



日曜日なので救急病院に電話をする。



医療アドバイスは電話ではできないけど、どうぞどうぞ、来てくださいということ。

左にある大きなモニターを見ながら話す

診察室でお医者さんにCT画像を見せてもらった。



大きな白い石がいくつか見える。



一つは尿管にある。



それが今回問題を起こしている石だ。



上の図のように尿管に詰まっているので、水腎症を起こして激痛につながっている。



この激痛は出産の時の痛みとメカニズムが似ている、と府大のサイトには書いてある。




実は木曜日に初めての激痛があった時、陣痛を思い出した。



これと同じような痛みだったなあ、とはっきりと痛みが蘇って来た。



この結石は男性に多い病気で、排石の痛みは『男の出産』と呼ばれるらしい。



男性が女性の陣痛を唯一経験できる機会だ。




尿管結石が膀胱の近くまで下降してくると膀胱炎と類似した頻尿・残尿感・排尿時の違和感などの症状が出現します。これらの膀胱刺激症状は結石が順調に下降していることを示す良い兆候です。膀胱結石による痛みは軽度で、頻尿や残尿感といった形で現れますとも書いてある。



やはりそうか。



頻尿と残尿感については、膀胱を麻痺させる薬を処方しましょう、とお医者さんが言う。



それにしても、このお医者さんはイケメンの上、実に感じのいい人だった。



『検査の時手違いがあって待たせて悪かった、何も心配ない、明日会う泌尿器科の先生はすばらしい人だから大丈夫、薬を飲んでも明日の診察にも影響はない、今晩つらいだろうけど薬で随分楽になるはず、週末の残りを楽しんでね。』と優し気な表情で言葉を尽くす人だ。



今にもハグされるのか、と期待して思ってしまうほどだった。



薬は受け取りに行かなかった。せっかく処方までしてくれたのに、膀胱を麻痺させる薬なんてできれば避けたい。



しかし、こんな感じのいいお医者さんに、薬は必要ありませんなどと言える?



なんと、待合室にあった雑誌には『危険な薬 お医者さんにいつ「ノー」と言うか』という記事が、たまたま出ていた


言えないっしょ、やっぱり〜〜