食べ過ぎだ せめて写真を小さくしよう |
この頃は探し物ばかりしているので家族はかなり振り回されたが、他の面では生活に殆ど支障はなかった。5月頃から顔が火照る、じっとしていられないほど暑い、と不安症状が出始める。一日中訪問看護の看護師さんに電話して、体温が高いなどの訴えで看護師さんを困らせていた。
『大利根月夜』を歌う父 あれを見よ、と月を指差す 2、3日前から会話が成り立たない ことが多くなって来た |
8月末母が入院。父はまだ自分でタクシーに乗って病院に通っていた。1ヶ月後母が亡くなる。このことで42年間続けて来た介護、という大きな仕事が突然なくなったのだ。森先生にすぐデイサービスに通い始めることを薦められる。
10月からデイサービスに通う。慣れて来た頃週2回から3回に増やしたが、父はそれなりに楽しんでいたようだ。食事は配食サービスを使っていた。日中は一人。姉が夕方仕事帰りに家に寄る。姉は近所に借りていたマンションに住んでいたので、父は基本的には一応一人暮らしをしていた。
最初の老健施設 (7/2012) 父の座っている姿は まだしっかりしている |
そして7月に介護老人保健施設に移る。ここは看護師が患者を言葉で虐待する(認知症患者を大声で怒鳴りつける)所で、施設自体の理念も考えられないようなお粗末さだった。すぐに新しい施設を探し始め、10月には2件目の介護老人保健施設に移る。
この施設はすばらしい所だったが、場所がどの駅からも余りにも遠い上、車でも道が凍結する冬には通えないところで、また新しい保健施設を探し始める。数軒の施設を見学に行き受け入れられるのを待った。
ラッキーにも2012年12月に今のホームに入所。翌年4月頃から幻覚症状が現われ、2階の4人部屋から3階の個室に移る。幻覚症状がひどくなり6月には森先生から抗不安剤が処方される。この時点で森先生には他の医者からの薬のリストが、ホームから伝えられてなかった。実は父はカユミ止めとして安定剤を2種類処方されていて、森先生から処方された薬と合わせて3種類、その上夜はデパスという抗不安剤を飲んでいた。せん妄状態に陥りホームのスタッフが自分を殺そうとしている、と思い込む。この頃のことは去年の今頃のブログに詳しく書いている。
長男が父を訪ねた (7/2013) 別れの時泣く二人 |
今のホームのスタッフはすばらしい女性職員が数人いる。特に40代と20代の二人は安心して任せられる。この二人は心の底から入居者のことを考えていてくれるのがわかる。あとの職員も親切だ。園長さんも賢いし有能だ。父のところにも毎日声をかけに来てくれる。自宅ではとてもここまでのケアはしてあげられなかっただろう。
それでも、父が死んだら一生自分を責め続けるんだろうなあ。
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9月のフライト。高いけどやっぱりまた戻って来ることにしよう。