ジムに行って歩くとか、散歩をするという強い意志がないと歩かない。
日本のように電車に乗ってどこかに行くということが少ないからだ。
少なくともサンノゼでは。
毎週火曜日は友人Yとショッピングモールに行く。
Yは仕事をしているので、お昼に待ち合わせてデパートの前にあるカフェでランチを食べる。
そこには持参のランチを食べているモールで働いている人がたくさんいるのだが、カフェでコーヒーを買わずに無料のお水だけをもらって飲んでいる人もいる。
日本人はこういうことしないよなあ、といつもびっくりする。
それだけはいくらアメリカ生活が長くてもできない。
困った。
実はランチを食べたあと、一緒にモールを歩くことにしていたのだ。
夏の間は湿気のないサンノゼとはいえ、やはり昼間は日差しも強く暑い。
夕方は夕食の支度とジャイアンツの試合があるので、外を散歩する時間がない(言い訳)。
だから今日は一人でモールに行って歩くことにした。
まずはいつものNordstromカフェでアイスストームを飲む。
これでは歩く意味がないと思うのだが、まあいいか。
キッチンのリフォームはちょっと行き詰まっているが、ここではいつもいいアイデアをもらう。
しかし、やはり気になる。
お店に入った途端に、店員さんに『一番奥にセールの物がありますよ。』と言われる。
何故最初っからセールの物を薦められるのか。
もしかして、人を見て判断するのだろうかと思いながらセールのテーブルに行く。
そこにはなんとも言えず美しいブルーのお皿があるではないか。
これは、朝食のベーグルを載せるのにピッタリの大きさ。
ちょっと考えよう。
風水では家の中に物があり過ぎると風が通らないので、健康にも良くないと言うではないか。
とにかく歩くのだ。
ここには歩くために来たのであって、ショッピングのために来たのではない。
Valley Fairはアメリカで一番人気のモールの一つ |
しかし、やはり気になる。
一枚だけなら物が増えたとは言えないだろう。
毎朝あのブルーを見れば楽しい気持ちになるだろう。
よし、買おう。
アメリカでは鉛の入っているのもは全て製造禁止になったが、中国製はまだそんな規制がなく、もしかして鉛が入っているかもしれない。
良かった、良かった、余計な買い物をしないですんだ。
帰ろう。