2014年8月20日水曜日

Williams Sonoma(ウィリアムズ・ソノマ)

アメリカで暮らしていると歩かない。ジムに行って歩くとか、散歩をするという強い意志がないと歩かない。日本のように電車に乗ってどこかに行くということが少ないからだ。少なくともサンノゼでは。

毎週火曜日は友人Yとショッピングモールに行く。Yは仕事をしているので、お昼に待ち合わせてデパートの前にあるカフェでランチを食べる。そこには持参のランチを食べているモールで働いている人がたくさんいるのだが、カフェでコーヒーを買わずに無料のお水だけをもらって飲んでいる人もいる。日本人はこういうことしないよなあ、といつもびっくりする。それだけはいくらアメリカ生活が長くてもできない。私たちは近所のアンデルセンで買ったパンを持って行き、カフェではカプチーノを買うのだ(あまり変わらんか)。


今日はYの都合が悪いので来れないという連絡があった。困った。実はランチを食べたあと一緒にモールを歩くことにしているのだ。夏の間は湿気のないサンノゼとはいえ、やはり昼間は日差しも強く暑い。夕方は夕食の支度とジャイアンツの試合があるので、外を散歩する時間がない(言い訳)。

だから今日は一人でモールに行って歩くことにした。まずはいつものNordstromカフェでアイスストームを飲む。これでは歩く意味がないと思うのだが、まあいいか。この時点で歩数計はたったこれだけ⇩。



このモールで一番好きなお店はWilliams Sonoma(ウィリアムズ・ソノマ)だ。キッチンのリフォームはちょっと行き詰まっているが、ここではいつもいいアイデアをもらう。










お店に入った途端に、店員さんに『一番奥にセールの物がありますよ。』と言われる。何故最初っからセールの物を薦められるのか。もしかして、人を見て判断するのだろうかと思いながらセールのテーブルに行く。そこにはなんとも言えず美しいブルーのお皿があるではないか。これは、朝食のベーグルを載せるのにピッタリの大きさ。セールで$7.99だ。


が、物を増やしてはいけない。ちょっと考えよう。風水では家の中に物があり過ぎると風が通らないので、健康にも良くないと言うではないか。

とにかく歩くのだ。ここには歩くために来たのであって、ショッピングのために来たのではない。


Valley Fairはアメリカで一番人気のモールの一つ

しかし、やはり気になる。一枚だけなら物が増えたとは言えないだろう。毎朝あのブルーを見れば楽しい気持ちになるだろう。よし、買おう。そう決めてもう一度お店に戻る。が、お皿をひっくり返して見たら、

中国製

やめた。鮮やかな色のお皿は鉛が入っている。アメリカでは鉛の入っているのもは全て製造禁止になったが、中国製はもしかして鉛が入っているかもしれない。良かった、良かった、余計な買い物をしないですんだ。帰ろう。歩数計も一気に5162歩を示しているではないか。


よし、1万歩にはほど遠いにしても5千歩を突破したのだから良しとしよう。

しかし、よく見ると・・・

ああっ!