2014年8月6日水曜日

老人ホームのスタッフ

サンノゼに帰って来た土曜日から、9月、11月、12月の航空運賃をチェックしている。今年はあと9月中旬、11月初旬、暮れからそれぞれ2週間半ぐらいの日本滞在を考えている。

今朝になって果たして日程を決めてしまって予約してもいいものか、と考えるようになった。父の状態が不安定だからだ。一昨日も父の少しおかしな言動があったらしい。暑くなるとどうも混乱が起きるのだが、一昨日の午後は夜用の補聴器を両耳につけていたらしい。そして夕食は食べない。姉が夜お蕎麦を持って行ったのだが、それもちゃんと食べられなかった。お蕎麦は父の一番の好物なのに。

つい数ヶ月前までは
食べ方もしっかりしていた

咀嚼する力、手の動きが悪くなったことなどが原因らしい。お饅頭は食べたが、それでも口にいっぱいつくようになったし、入れ歯にもついてしまってうまく噛めない。新しい入れ歯は作ってもらうように訪問歯科医に頼んだのだが、それだけが原因ではないだろう。

趣味の文房具をいつも
整理していた
今は何にも関心がない
そして夕べは昼用の補聴器が聞こえないと、ホームに預けてあるもう一つの補聴器を使ったらしい。それでも聞こえない。補聴器は7月に掃除と調整をしてもらったばかりだから、補聴器の問題ではない。耳の問題か認知機能の問題だろう。耳の問題もあると思うが、どうもこのところも認知機能もどんどん低下している。

父はあと1年生きることができるのだろうか。それともまだまだ数年は大丈夫なのだろうか。飛行機のチケットはもう早めに予約せずに、ぎりぎりになって買った方がいいのだろうか。そうすると高いが、変更料金を払うのもそれはそれで悔しい。当分はこの悩みが続く。

ホームの職員を見ると、やはり全般的に女性スタッフの方が男性スタッフより気がつくし、父への対処の仕方もずっとうまい。認知機能がどんどん低下している父には、臨機応変な対応が必要だ。ホームの女性スタッフMさん(40代)、Sさん(20代)を見ているとすばらしい対応をしている。二人ともいやなことも率先して引き受ける。父を安心させる話し方など、認知症患者のことがよくわかっている。

勿論男性スタッフにもすばらしい人はいる。でも、全般的に安心して父を任せられるのは女性だ。

夜は漢方薬の抑肝散を飲むと落ち着く
父が不穏になると、男性スタッフは飲ませることができない
女性スタッフは楽しくおしゃべりしながら飲ませる

ま、やっぱり女の方が男より優れているということにしておこう。