2014年8月30日土曜日

新しい見積もり

オーブンが壊れたので、またキッチンのリフォームを考え始めた。



アイランド部分以外のリフォームだけをして、あとでアイランドを作ってもらうというオプションも考えてみる。



が、リフォームは一旦始めたら全部する方が理にかなっているだろう。



あとに残すと面倒になってしまう。



今日キッチンデポ(お店の名前)から見積もりが来た。



たまたま近所の家のリフォームをしたらしい。



我が家と同じ間取りだということで、それがこの写真。

全く同じキッチンレイアウト



見積もりは、カウンタートップの御影石、シンク、電化製品は含まないで28000㌦。



アイランドを入れない場合6000㌦差し引く。



これら全部含むと確か55000㌦ぐらいだったと思う。



違う。



これは私の頭の中にあるイメージとは全く違う。



キャビネットの色もアイランドの色もいい。



換気扇もきれいだし何も文句はない。



が、違う。



だから、怖いのだ。



どんなにしっかりしたきれいなキャビネットを作ってくれるとしても、これでは私の夢のキッチンではない。



この家の人には悪いが、私の思い描いていたものとは違う。



イメージはこれなのだ。

メグ・ライアンのMarth's Vineyardの家



こうして二つを比べると、どうも土台が違うんじゃないかというような気がする。



多分・・・



多分ね。


2014年8月29日金曜日

Bucket List

9月に日本で同窓会に行くことになるかもしれない。



同窓会とはいえ数人の集まりだが、大学時代の仲良しと35年ぶりに会えるのだ。



同窓会に関しては二つのことをいつも聞く。



まず、同窓会には幸せな人しか行かないということ。



それはそうかもしれない。



幸せだから皆に会って昔の思い出話をして、今の生活を報告し合って楽しめるのだ。



二つ目は、同窓会で久しぶりに会う女子(友人が同窓会の話をする時、皆が皆男の子女の子と表現する)は余り変わっていないが、男子は違う。



驚くほど老けている人と若々しい人に分かれる、ということだ。

パロアルトで開催される赤門会には
招待されたことがあるが
自分の出身校の同窓会には行ったことがない



友人YやMは日本に帰国すると同窓会に行くらしい。



そこでどんなに楽しい時を過ごしたか、いつも報告してくれる。



それがうらやましくて仕方ない。



が、私には昔っからの友人がいない。



高校時代の友人は皆遠距離に散らばってしまって、そのうち疎遠になってしまった。



そもそも高校時代の友人たちには余り会いたいとも思わない。



会いたいのは中学時代と大学時代の友人たちだ。



中学生の頭の中はまだ皆混沌としていて、世の中(この場合は学校)には自分に不利益をもたらす人間がいるかもしれない、という事実も意識しない。



ただただ楽しい毎日が続く。



高校生になると話は違う。



思春期になり好きな人ができ始める。



すると、色々な思惑が産まれてきて、同級生たちとは、『皆仲良し楽しいな』だけの無邪気な関係ではいられなくなる。



関係作りがむずかしくなるころだ。



とにかく、大学時代の友人たちの追跡調査をするとしたらfacebookが良さそうだ。



2012年の夏に探し始めて、やっと先週一人と連絡がついた。



その幼なじみ(大学時代は今から考えると子供みたいなもの)が、他の仲間たちに連絡してくれ、35年ぶりに数人が集まってくれることになりそうなのだ。



その連絡事項をメールしているうちに最初は『お久しぶりです。』から、『あいつはもう髪の毛あらへんで』という馴れ馴れしい友人メールに変わって来る。

現在同窓会の候補地を研究中
これは祇園



もうすぐBucket Listの一つがかないそうだ。



Bucket List (バケットリスト)というのは、死ぬまでにしたいことリスト、という意味だ。



ふと、自分のバケットリストはなんだろうと考える。



昔の仲良したちに再会すること、ヨーロッパ、インド、トルコに行くこと(行ったことがない)、ウェストのくびれを作ること。



ふむ。他に何があるのだろう。

鴨川沿いのタイ料理レストランか



しかし、と不安になる。



還暦目前の日本の常識人たちが、アメリカからやって来たおばさんのために集まって楽しいものなのだろうか。



こんなつまらないおばさんを囲んでも、座が白けるのではないだろうか。



やはり同窓会というのは男女がたくさん集まるから楽しいのではないだろうか。



やめておいた方がいいのではないだろうか。



次々と不安が高じて来る。

いっそのこと東福寺を皆で歩くか?


バケットリストに〆マークをつけるのは、なかなかむずかしいことなのかもしれない。

2014年8月28日木曜日

サヨナラ勝ち

野球ほどおもしろいスポーツはない。



と野球ファンは思う。



野球のルールを考えた人はすごい。



勿論野球だけでなく、スポーツは本当におもしろい。



リトルリーグ野球だっておもしろいし、高校野球もおもしろい・・・?これ全て野球ですね。



スポーツのおもしろさはやはりやり直しができない、ということなのだと思う。



『たんま、たんま、今のはナシね』がきかないのがいいのだ。

この前までジャイアンツがプレイしていた
キャンドルスティックパーク
もうすぐ取り壊される


アメリカの野球は1シーズン162試合をこなす。



日本にいる時は見られないが(夜パソコンでダイジェストを見る)、こちらではできるだけ全試合見る。



だが、今日の試合は負けてもいいかぁ、などと思ったことは一度もない。



負け始めたりエラーが続くのを見るのは本当につらい。



そうなるとシャワーを浴びたりして、頭を冷やすことにしている。



今日はAT&Tパークにジャイアンツ対ロッキーズ(コロラド)の試合を見に行った。



夫の兄Rがコロラドから出張でサンフランシスコに来たのだ。



新しくなった球場を見たいということだったので、夫姉F(夫母の再婚相手の娘)も誘った。



R、F、私たち家族4人、マリーと総勢7人だ。

キャンドルスティックパークの
座席は2席で790㌦で販売されている


今日取った座席はClub Levelという所で、大きな窓からフィールドを見ながら、ジャイアンツの歴史が展示してある廊下を歩く。



このClub Levelは食べ物のお店が並び、歩くだけで楽しい。



普段はかなり高い座席だが、今日は水曜日の夜だしジャイアンツはこのところ負けているので、1席25㌦で取れた。



このAT&Tパークは海、大きな船、ベイブリッジが見えるというすばらしい景色の中にあり、来るといつも嬉しくなる。

ベイブリッジ




Club Levelは食べ物のメニューを座席に持ってきてくれるので、それを見て注文することもできる。

これがメニュー


コーンビーフ、ターキー、ブリスケットなど
3種類の肉のサンドイッチ11㌦



この球場の食べ物はおいしい、と人気がある。



ピーツも入っているし、なんと球場全体でWiFiに接続できるようになっている。

一番人気はガーリックポテト11㌦

さて今日の試合は2−1でジャイアンツがリードしていたが、9回の表に2−2で追いつかれてしまった。9回の裏ツーアウトからジャイアンツがホームランでサヨナラ勝ちという劇的な終わり方。大満足。

最高の終わり方
試合が終わって帰宅したのは0時半


これがジャイアンツの歴史だ。






しかし何よりも美しいのが、、、

球場の土


ね?厳かなまでに美しいと思いません?

2014年8月27日水曜日

行動心療科

日本の暑い夏を乗り切るには犬もあっさりとサマーカットが必要と思い、アプの毛を短くカットしてもらった姉。



だが、それはとんだ誤解だったらしい。



むつごろう動物王国の石川利昭さんと野村恭太さんによると、普通の暮らしをしている犬に、サマーカットは大迷惑なんだそうだ。



以下が彼らのお話。

先月サマーカットをしたアプ
先週はシャンプーと簡単なトリミングだけした


<サマーカットは犬には地獄!>

 ゴールデンやシーズー、G・ピレニーズなどの毛の長い犬を飼われている方で、夏は暑そうと全身をサマーカットされる方がいらっしゃいます。確かに見た目は涼しそうですが、実はこれが犬にはえらい迷惑、30℃超えの日々は地獄となるでしょう。

 オーストラリアでの研究では、温度38℃、快晴の状態で、長さ8センチの毛で覆われた羊の体温は高くても42℃止まりと確認されています。毛の先端は輻射熱で85℃になっていても空気を含んだ厚い毛が断熱材の役割りを果たし、見事に羊が熱中症になるのを防いでいます。

 日本でも羊の毛刈りは3月?5月頃に行われます。けして夏に毛を刈ることはありません、暑い夏には毛が伸びているように考えてのことです。
 犬もまったく同じです。シベリアが原産のサモエドは全身を真っ白で長い毛で包まれています。原産地は真冬、マイナス40℃。そしてシベリア内陸部が原産地ですので、夏はプラス40℃近い日もあるのです。彼らの長い毛は、寒さだけではなく暑さ対策においても優れものなのです。

・ 普通の暮らしをしている犬は、けしてサマーカットをしてはいけません!

  例外は、ディスクの大会を目指す犬などで、灼熱の中でも激しいトレーニングをしなければいけない子、つまり動きで体内上昇がさけられない犬です。彼らはサマーカットすることで放熱量を増やしますが、これはあくまでも特例です。普通の犬がカットされると、真夏に毛を刈られたあわれな羊と同じ状態になります。




と書いてある。



そうか、アプには迷惑だったのか。



暑い散歩から帰ったらタライで足を冷やせばいいらしい。

1日2回、計1時間の散歩をするアプ



膝蓋骨脱臼の方は今の所大丈夫らしい。



フローリングの床は滑るので足に悪いということで、アプの部屋にはカーペットタイルが敷き詰められている。



ソファも置いていないので、姉は自分がくつろぐ場所もない。



が、かわいいアプのためには仕方ない。



なにしろアプはジャンプ力抜群で、どんなところにも飛び上がるのだから。

ケージの上にも飛び上がる


さて、アプは今行動心療科に通っている。



問題行動があるからだ。



膝蓋骨脱臼の様子を診察してもらうために通っている病院の行動心療科で姉が相談した時に、



個人レッスンのことを教えてもらったらしい。



つまり行動心療科の診察と個人レッスンを受けることで、問題行動をなくしていこうというものだ。



医者、しつけ専門家、看護師とカンファレンスをして、何回ぐらいのレッスンで治るか、また長期的な見通しなどを話し合ってくれたらしい。

保育園


レッスンで言われたこと。



プードルは食べるよりも運動というほど活動的な犬だ。



なので、一日留守番をして夜30分の散歩(朝も30分)ぐらいでは、大人しくしているのがかなりむずかしい。



教室でもたくさんの椅子が置いてあるのだが、アプは椅子に飛び乗っては降りて、を繰り返したらしい。



アプに必要なのは、ある程度遊んだら落ち着く状態と場所を作ってあげること。



食事はなかなか食べない。


だが、色々なフードを日ごと、あるいは週ごとに替えてお皿で食べない場合は、投げて捕獲に行かせたり取りに来させるという運動をする。



保育園でトレーナーの元、他の犬と遊ぶのはとても良いこと。



今は毎日ペットシッターさんも来ているし、他人や犬にはフレンドリーなアプだ。

ペットシッターさんとも長いおもちゃで遊ぶ


さて、問題行動の矯正は今がぎりぎりの時期らしい。



アプは1歳になったばかりだが、攻撃行動の芽が出始めている。



問題の一つ目は甘咬みをすること。



これは今のうちにちゃんと矯正しないと必ずひどくなる。



具体的には手で遊ばせず長さのあるおもちゃで遊んで、手に歯が当たったら『あっ!』と言っておもちゃを持って出て行く。



出て行く時間は10秒ほど。



出ている時間は適宜変化をつける。



リード、首輪、胴輪のつけはずしをいやがることについては、以下のようにする。



ご褒美のフードを食べさせながら、または届かないところにフードをおいて、気をそらせて行う。

ティッシュが一番好きらしい


もし要求して吠えてきたら『あっ!』と言って部屋から出る。



吠えている時は戻らないで、吠え止んだらもどる。



甘咬みをしたら部屋を出る、ということを繰り返している姉だ。



が、部屋を出るとアプがオシッコをドアの前でしてしまうこともあるらしい。



これはしつけ専門家に相談すると、不安が原因だということ。



今はペットシッターさんも同じように問題行動に対処してくれている。



こうして姉は日々、父の問題行動とアプの問題行動に振り回されているのだ。


なのにのんきなアプ

2014年8月26日火曜日

地震

天災で人の命が失われる時いつも思うのが、その日その家族の全世界が崩壊するということだ。



犠牲者が1人だと一つの家族(少なくとも)、5000人だと5000の家族の世界が崩壊する。



犠牲者が少ないとニュースはすぐ忘れ去られる。



多くの犠牲者を出した天災でも、いずれは忘れられていく。



しかし、家族にとって苦しみは永遠に続くのだ、ということをいつも考える。

ナパダウンタウン


昨日の地震は思いのほか大きなニュースになった。



我が家の辺りでは揺れも余り大きくなかったし、死者もなかったので大惨事という印象がなかった。



とにかく少なくとも誰かの全世界が崩壊したのではないのだ、とホッとする。



生きてさえいれば全てはまた再構築できるのだから、と思うのは多分25年前のあの日を経験しているせいだろう。



1989年の10月17日午後5時4分、ジャイアンツのワールドシリーズの試合が始まったところだった。



私はその時 Hayward(ヘイワード)のフィールド(他になんと表現すればいいのか、まるで巨大な運動場)に立っていた。



ヘイワードはイーストベイにあり、サンフランシスコからは車で30分ぐらいのところだ。

野球の生中継中に起きた初めての地震だった


赤ちゃんだった次男と、3歳の長男は Milpitas(ミルピタス)にある友人の所にいた。



その日、同じ月齢の赤ちゃんと3歳の子がいる友人のアパートを訪問していたのだ。



友人に教えられた駐車場に停めていた私の車が、地震数時間前に牽引車によって駐車違反した車として、ヘイワードまで牽引されていた。



友人の夫と車を引き取りに行って、大きなフィールドで職員が車を持って来てくれるのを待っていた。



突然フィールドが波打ち始めた。



海面が波打つ状態、ゼリーにスプーンを入れた時のような状態、電信柱は全て60度ぐらいの角度に曲がったかのように見えた。



何が起きているかわからなかった。



ただ、何かとてつもなく大変なことが起きているのだけはわかった。

カリフォルニアで過去起きた
マグニチュード7.8以上の地震マップ


友人の夫に『これ地震?これ地震?』と聞き続けた。



それまで地震は殆ど経験したことがなかった。



多分一番大きなものでも震度3ぐらいだろうし、外にいると地震は認識しにくいのだ。



特に大きなフィールドに立っている時は。



この地震がサンタクルーズ近郊を震源地としたマグニチュード6.9の大地震、Loma Prieta earthquake (ローマプリータ地震)だった。



大変なことになった。



まずは息子たち2人の生存を確認しないといけない。



携帯電話のない時代だ。



自分自身の子ども2人を含め、4人の子供を見てくれている友人に電話しないといけない。



青ざめた友人の夫と公衆電話を探した。



が、ここはアメリカだ。



公衆電話というものが日本のようにそこら中にあるわけではない。



しかし、ラッキーにもすぐそばにあるのを見つけた。



電話の受話器を持ち上げた頃には、辺り一帯はサイレンに包まれていた。



それも複数のサイレンだ。



救急車や消防車が何台も走っているのだ。



『まるでハリウッド映画だな。』と思ったのを覚えている。



友人には電話がつながらなかった。



気が狂ったようにかけ続けたがつながらない。



友人の夫が他の電話を探しに行った。



しばらくして帰って来た彼は、電話が通じた、5人とも無事だと教えてくれた。



一生のうちであんなに安堵した瞬間はなかった。



なにしろ子供を誰かに預けて外出したことがなかったのに、初めて子供から離れた日に起きた出来事だったのだ。



友人の家まで普段なら車で20分ぐらいの距離だ。



が、その日は3時間以上かかった。



この時子供たちの無事がわかっていたから良かったが、わかっていない状態だったら3時間以上も無力感の中で運転しなくてはならなかったのだ。



今から考えても本当にラッキーだったと思う。

地震直後の球場


ワールドシリーズがキャンドルスティックパーク(南サンフランシスコ)で行われていた時だったので、この球場につながる高速道路はこの日比較的すいていた。



一番渋滞する時間帯にもかかわらず犠牲者が少なかったのは、これが一つの要因だったと考えられている。



なにしろ球場には6万2千人の観客がいたのだ。



それでも63人の死者と3753人のけが人が出た。



友人のアパートに帰ると、長男がワーッと泣きながら抱きついて来た。



次男はまだ赤ちゃんだったので、お腹をすかしていた。



友人も母乳で育児していたのでミルクの買い置きもなかったからだ。



が、そんなことは些細なことだ。



とにかく皆無事だった。



家に一人でいた夫にも連絡が取れた。



サンノゼでも比較的地盤の強い地域にある我が家の被害は、少なかった。



本棚からビデオテープが、数本落ちて壊れただけだったようだ。



その日サンノゼまで帰るのは無理だったので、友人の家に泊めてもらい翌日帰宅した。



家では殆ど停電もしなかったので、毎日ニュースばかり見ていた。



近くのロスガトスでは停電断水が3日以上続き、多くの家が土台からダメージを受けた。



オークランド郊外を走る高速道路880の高架部分が崩壊し、下敷きになった部分では車が押しつぶされ43人が亡くなった。



ベイブリッジも一部が崩落し、ちょうどビデオを撮っていた人が『オーマイゴッド!』と言い続ける映像は、何度も何度も繰り返さし放映された。

ベイブリッジ



東日本大震災、広島の土砂災害、ローマプリータ地震、と死者の数はそれぞれだ。



が、その死者の出た家族にとっては、世界が崩壊するのだなあとテレビを見ながら胸がいっぱいになる。



ある日突然自分の世界からもぎとられた幸福。



その瞬間からその家族にとっては違う世界が始まるのだ。



地球がどんどん温暖化し災害が増えている。



息子たちにも災害に備えていてほしい。



ナパ地震の余震はこれから7日間、震度5以上のものが起きる可能性は54%。



今回の地震よりも大きなものが起きる可能性は、10%以下というニュースをCNNで見た。



戦前に建てられた古いアパートに住んでいる次男に、テキストメッセージを送る。



『今日の地震より大きなものが起きる可能性は10%近くもあるんだって!』と送った瞬間、次男からも同時にメッセージが送られて来て交錯した。



『今日の地震よりも大きなものが起きる可能性は10%もないんだって。』



やはり母の心配とは程度が違う。



しかし、普段から用意しておきなさい、などとクドクドと言うとうるさがられるのもわかっている。



一言だけアドバイスすることにした。



『ヘルメットをいつも手元に置いておきなさい。』

アパートロビー
古色蒼然としている
返事は来なかった。

2014年8月25日月曜日

サンタナローの駐車場

朝3時過ぎに地震がある。



先週初めて行ったナパのダウンタウンではかなりの被害があったようだが、死者が出なかったのは不幸中の幸いだった。



ナパは古い街なので建築物の耐震性が低いところが多いそうだ。



大旱魃のため火事を消すお水もなく、近隣のプールからお水を引いて消火活動したところもあったらしい。



さて、11時の開店と同時にThe Container Shopに行く。



とにかくサンタナローは人気の高いショッピングセンターなので、朝一番に行かないと駐車場を探すのが大変だ。

週末のサンタナローはお昼頃から混雑する



駐車場の入り口では、各階で何台分の空きがあるか電光掲示板に表示される。



各スポットにセンサーがあり、空いているスポットはグリーンのライトがつくのだ。



そういえば、いつも京都で行く伊勢丹の駐車場には空きがある時EMPTYと表示されるが、正しくはVACANTかAVAILABLEだろうなあ、と思い出した。


各階の空き数が表示されている

各通路ごとの空き数

空いているスポットはグリーンが点灯する

12時にはこの状態
身障者用の駐車スポットは多い
帰り道、1階は全て赤



さて、目的の害虫よけバックを買って少し歩いて帰ることにした。



どうも今日は朝から余り体調が良くない。



ちょっとめまいがする。



この時間帯はブランチに来ている人が多いが、テラスで食べられるので犬を連れている人もかなりいる。


11時過ぎにはガラガラのテラステーブルも


12時過ぎるとこうなる

犬を連れてテーブルを待つ人

ここにも犬を抱っこした人が、
と思ったら赤ちゃんでした



すぐ横を歩いている1匹が、突然何かに怯えて飛び上がった(ように見えた)。



興奮して腰を抜かしそうになっている。



飼い主が二人で必死でなだめようとしているが、『もう絶対歩かへんでぇ!』と言うような顔で、足を突っ張っているのが本当にかわいいしおかしい。

犬をなだめたり叱ったりしている飼い主
犬は頑として動かない


一体何に怯えたのだろうと横を見ると・・・

そら、コワいわな

2014年8月24日日曜日

オーブン

オーブンが壊れた。



修理するには部品を注文しないといけない。



部品があれば簡単に直るらしいが、部品は150㌦する。

現在のキッチンの状態

オーブンは2つつながったダブルオーブンと呼ばれる形
この上の方が壊れた


去年の夏はあれだけ盛り上がっていたキッチンのリフォームは、取り付け工事をしてくれる人を探し始めたところで挫折した。



今は余りにもリフォームをする人が多くて、小さな工事はなかなか請け負ってくれる人がいないからだ。

去年はこの薄い色のフローリングから

この濃い色のフローリングに替えた
だからキャビネットを白に、電化製品をステンレスにしたい



取りあえずオーブンはもう1つあるし、オーブントースターもあるので不便ではない。



それでもサンクスギビングには新しいオーブンで七面鳥を焼きたい。



サンクスギビングまであと3ヶ月しかないのだ。



だから、またリフォームを考え始めた。



電化製品のお店に行く。



Pacific Salesというお店だが、ここにほしいオーブンがある。



それは調理台と一体になったもので、去年からこの形がほしかった。




ところがこれは36㌅幅なので、現在の30㌅幅の換気扇と調理台のスペースには入らない。



だから、キャビネットを両横3㌅ずつ切り取って、スペースを拡げないといけない。



また、このソフィットと呼ばれる時代遅れの壁の形態をなくしたい。ここで問題が起きた。



ソフィットの内側には電気の配線やパイプが通っているからだ。



電気の方は比較的簡単に移動できるが、水道のパイプは簡単ではない。



工事費がかなりかかる。



下の2枚の写真はソフィットの内側だ。



そしてまた、このキッチンのリフォームでいいのだろうか、もっといいデザインがあるのではないか、と思い始めたのも挫折の原因だ。



キャビネット部分をもっと延長して、アイランドをなくしてテーブルにすればいいのではないか、と思ったり。



ブルー部分が去年取り壊した壁部分
グリーンはキャビネットを延長したと仮定した部分

このアイランドをなくしてテーブルを置く?

これは30㌅


キャビネット、電化製品(調理台オーブン一体型、電子レンジ、冷蔵庫、シンク、水栓、カウンター『御影石かクウォーツ』)などなどキッチンのリフォームは高価な工事になってしまう。



あとで後悔するリフォームはしたくない。



オプションとしては、今のまま何も変えずに調理台オーブン一体型も30㌅のものにする。



そうすればキャビネットは今のままでいい。



が、36㌅と30㌅は値段が余り変わらない上、36㌅だと調理台の真ん中部分にグリルがつく。



グリルがつけばお料理がぐっと楽しくなる。




また、この新しい調理台は火力が強いので、どちらにせよ換気扇は36㌅用を入れないといけない。



今のままのキャビネットでは換気扇が取り付けられない。



また今までの換気扇は電子レンジに組み込まれた形なので、吸引力が弱くキャビネットやカウンターに油汚れがたまってしまう。



取りあえずアイランド部分を後回しにして、他の部分をリフォームするにはいくらかかるのか見積もりを出してもらうべきか。



アイランド部分は後々考えることにしても良い。



アイランド部分だけを他の色のキャビネットにするデザインも、なかなかオシャレだ。

こういうキッチンもなかなかオシャレではないか


などなど、図面を見ながらスタバでまた飛行機代チェック。

これが図面



毎日カフェに行ってはWiFiにつないで、私がチェックしているとばれないように気をつけながら金額チェックしている。



う〜む、やはり金額は同じだ。



安くならない。



ところが、今日になって気がついた。

ウェルカム・バックと
ちゃんと名前呼ばれているがな