自分でお茶も飲んだ父 |
取りあえずは今日のジャイアンツのゲームを楽しんで来たら?という内容だった。
そう、今日の試合はジャイアンツのリーグ優勝が決まるかもしれない試合。まさか、タイミングよくそんな試合のチケットを買っていたとは思ってもみなかった。リーグ戦は7戦中4先勝(Best of seven)で決まる。今ジャイアンツは4戦中3勝している。つまり、今日が5戦目で今日勝てば優勝だ。今日負けると明日以降に優勝は持ち越される。
ところがジャイアンツのすばらしい所は、監督の穏やかな人間性の元、どのピッチャーもエゴが強くない。多くの中継ぎピッチャーがいるが、どの選手もunsung hero、つまり縁の下の力持ちという立場でも文句を言わないのだ。スポットライトが当たることがなくても、黙々と自分の役割を果たす。
また、ピッチャーは試合中バッターにわざとデッドボールを投げる。復讐のためにだ。ジャイアンツのピッチャーはこれをしない。ピッチャーだけではなく、チーム全体が高校野球のチームの選手たちのようだ。
蟹サンドイッチ$16 パンが脂っぽいがおいしい |
↓ ↓ ↓ 6時間後
ジャイアンツがなんとサヨナラホームランでリーグ優勝した。今までの人生これ以上幸せだったことがあったかどうか思い出せない。記憶に残る試合の上位に位置する、と言われる試合に行くことができたのだ。
少なくとも今晩父のことはぶっ飛んでしまっていた |
それにしてもこれが自分の人生の一番幸せな時間だったと思うとは、大して良いことのなかった人生だったのか、とも考えてしまう。