ちょうど2週間前の今日成田からサンフランシスコに飛んだところだ。
まさかこんなにすぐUターンすることになるとは思ってもみなかった。
2週間前の父は元気そのものだったのだから。
予約していた11月6日まで待とうかと思ったが、その前に父が死んでしまったら一生悔やむだろう。
とにかく父は食べなくなった。
微熱が続いている上認知症も進行している。
加速度がついたように進行しているので、11月6日に帰った時には娘の顔も何も忘れているのではないか、と不安になったのだ。
このところ体調がイマイチだ。
時差が身体に残っているような感じ。
しかし、今日は一日車探しに走り回った。
3年間リースしていた夫の車を、来週返さないといけない。
車がないとサンノゼでは生活できない。
これで用事は全てすんだ。
留守の間の食べ物を明日少し作れば準備終了。
火曜日から始まるワールドシリーズを日本で見る時間があるかどうかわからないが、今年はあきらめよう。
毎日父と話をしてあげて、少しでも元気を出してほしい。
果たして父は回復するのだろうか。
喪服が必要になるかもしれないな、とふと考える。
母が脳出血を起こして危なかった時でも、喪服は持って行けなかった。
代わりに元気の出る赤い洋服をたくさん詰めることにした。
それでもやはりこのところ気分は落ち込みがちだ。