2014年10月9日木曜日

東本願寺

父の具合が悪い。一昨日から37度台の熱があり、姉が行くと娘が来たということはわかるものの、うわごとのように何かを言い続けている。お饅頭や果物は食べる。算数もできる。

もしかして駆けつけないといけない状態になるかもしれない、とユナイテッド航空のサイトで飛行機の空席状況を見る。3連休のせいかかなり混んでいる。できれば今すぐ日本に飛びたくない。さすがに時差ぼけがある。毎朝8時には起きているし日中も寝ない。でも身体はだるい。

父は出かけるのが何より好きだった。写真を撮るのが好きなのでカメラを持って出かけるのだ。お寺には全て行ったと豪語していた。勿論そんなことはありえないのだが、好きなお寺は何度も訪ねていたらしい。

さて、京都駅の前、烏丸通に東本願寺がある。10年以上前に友人と行った時記憶に残っているのは毛綱だけだ。女性の髪の毛で作ったという綱。

これが毛綱

ところが最近東本願寺の前を通ると体育館のようなものがある。こんな建物をお寺の横に建てるなんて、なんという無粋な、と憤りを感じていた。が、ある日気がついた。これは修復工事をしているのではないだろうか。体育館のように見える建物の中にお寺があるのではないだろうか。



だから、京都を出る前に見に行ってみた。修復工事というものを一度見てみたかったからだ。




やはり東本願寺もすばらしい建築物だ。日本の建築とはなんとすばらしいものか、とどこを見ても感動する。




円柱一つにしてもどうやってこの時代に作ったのだろう、と不思議だ。




京都では父の世話があるので、なかなか出かけない。ちょっと時間があればお寺ぐらい行って来れるのに。こんなに心が動かされるのだ。もっと色々なお寺を訪ねてみよう。

現在ちょっと時間があると訪ねるのはレストラン