今日は暑かった ちょっと体調が悪い |
サンフランシスコに次男を送って 行くつもりだったがキャンセル |
今年の1月以来 雨は一度降っただけ |
松本先生は父を見て、去年の状態よりいいんじゃないか、と言ってくれた。去年は父自身がしんどい思いをしていただろう。やはりこの先生と話すとホッとする。父は先生のことを覚えていなかったが、先生には『覚えています』とちゃんと社交辞令を言ったらしい。
マリー母のお誕生日のために帰っていた 次男とマリーをスタンフォードの電停まで送る マリー母にトイレットペーパーを 大量に持たされている二人 |
身体を動かすのをいやがる。首が痛いというので、姉が父の頭や眼にさわっていたら、父は誰?と聞く。『娘』と姉が言うと姉の手を探してさわって、感謝のサインをする。『全てありがとう』と父が言うので、もうお迎えが来ているのか、と姉が冗談で聞くとそうでもないらしい。
姉が持って行った食べ物は全く食べなかったようだ。アクエリアスだけ少し飲ませて帰る姉に、『ありがとう、気をつけて』と言う父。
スタンフォードのカフェ |
が、まだあきらめきれない。このまま父が死ぬのを手をこまねいて見ているわけにはいかない。だからいざとなったら胃瘻にするべきなのだろうか。勿論意識がはっきりしているのなら、胃瘻にはしてもらいたい。が、殆どもうコミュニケーションも取れない、意識が混濁していている状態で胃瘻にしますか、と聞かれたらどうするか。
取りあえずは点滴などで栄養補給をしてもらいたい。
母が死んだ時は悲しかった。薬害で38歳の時から寝たきりになった母がかわいそうだった。が、父の死は母の時とは比べ物にならないほど受け入れられない。父のQOLを無視して胃瘻にして、ただただ生きながらえてほしいような気もする。
こんなに悲しい気持ちの時でさえ ちゃんとお店で靴をチェックする |