2013年6月1日土曜日

暗い部屋

毎朝起きるとまずコーヒーを入れてベーグルを食べる。コーヒーがドリップし終わる頃、ベーグルが焼きあがるようにタイミングを計る。クリームチーズにみじん切りにしたチャイブを混ぜる。


この一連の作業はピッタリのタイミングで終わないといけない。明るい日差しの中で熱いコーヒーを飲みながら、ベーグルを食べる。これが至福の時間。



なにしろ我が家のキッチンはと〜ても明るい。家の中でもサングラスが必要なほど明るいのだ。

いや、明るかった。昨日までは・・・

今朝は焦げた
今朝起きてキッチンに来たら暗かった。びっくりするほど暗かった。リビングルームはかろうじて明るいが、これもカーテンを吊るしたらどうなることか。今までの明るさを考えると、こんなことが起きるとはどうしても信じられない。

リビングルーム

キッチンとファミリールーム

やはりフローリングの木が暗過ぎたらしい。部屋の明るさを左右するのは床だそうだ。それでも少しは違うかもしれない、と思い茶色い壁を白く塗り始めた。そして床を手っ取り早く明るくするには、白っぽいラグを敷けばいいそうだ。すぐにラグを買いに行った。

麻の白っぽいラグ
足の裏が痛いんですけど
お店に行くまでの道中気分が暗かった。田辺聖子の夫であるカモカのおっちゃんが、『ものごと増やすともめごと増える』といつも言っていたということだが、ホントにそうだなあ、とため息が出た。

フローリングの費用だけではすまないのだ。ラグ、ペンキ、そしてキャビネットを新しくする工事、電化製品を買い替えること、などなどどんどんお金が出て行く。フローリングなど諦めて、今まで通りの床で我慢していれば何も問題はなかったのに。でも、それでは毎日が楽しくない。いや、そう思ってフローリングにしたために新たな問題が出て来た、とクヨクヨする。

しかし、ここまで来たからには前に進むしかない。家電店に行ってオーブンを決める。横幅75㌢のつもりだったが、思い切って90㌢にする。90㌢だと真ん中部分で鉄板焼きができる。価格は15㌢分高くなるが、毎日芋や椎茸を鉄板焼きして節約するのだ。


夕方次男に保険会社から手紙が届いた。この前耳鼻科で診察を受けた時にかかった費用を払わないという内容だ。アリゾナに出張する前に、耳管狭窄症が原因の痛みを飛行機でどう対処するか、と相談に行った時の医療費。鼻腔を15秒ほど調べただけの診察だ。これがなんと1300㌦。マジ?

次男は食事中だったが突然食欲を失ったようで、好物のあさりのパスタを食べるのを、途中でやめてしまった。そりゃおいしくないだろうな。

暗い一日なのでした。