2022年8月19日金曜日

老後はどこ?議論再燃 5 老後貧乏?

夫が仕事を辞める、今まで入っていたお給料が入ってこなくなる、という事実がジワジワと頭の中に浸透し始めている(ちょっと遅すぎるような気もするが)。


10月からは歯科保険がなくなるので、先週木曜日に行った歯医者さんでは、今後治療が必要になりそうなところは9月末までに全部治しましょう、と言われた。


その後はどんな治療も、全額自費治療になる。


私が今半年ごとにクリーニングに通う歯医者さんの治療費が他に比べて特別高いとは思わないが、クリーニングは確か$500ぐらい。


クラウン治療だと$2000ぐらいだったと思う。


とにかく、アメリカの医療費はべらぼうに高い。


実際医療費が払えなくて破産する人がアメリカには多い。



10月からの企業年金のみの生活に備え、毎月の生活費項目別チャートを夫が作って私に送ってきた。


それを見て、夫が運転する車のリース料は、夫の会社が支払ってくれていたことを思い出す。


が、そのお金は10月から自腹を切ることになる。



そんなことを考えていた今日、突然私が属する通訳のエージェンシーから電話がかかってきた。


このエージェンシーからは、10年ほど前までは診察時通訳の仕事がたまに入って来て、コントラクターとして病院に行ったものだ。


そして、英語の話せない方のために診察時、あるいはリハビリに付き添って、通訳をした。


今回の課題は、明日の午後ZOOMでdepositionの通訳の仕事がありますが、この仕事受けますか?というもの。


Depositionの定義は以下:

米国民事訴訟で、公判前に法廷外で行われる証拠開示手続きディスカバリー)において、相手方当事者第三者を、公証人立ち会いの下で、宣誓させたうえで尋問し証言録取すること。証言録取


受ければ2時間分を最低賃金として保証してくれるし、今後そういう仕事依頼も増えるだろう。


が、そんな仕事、無理に決まっとるやろ〜、である。


情けないことだ。


頭が冴えていれば、バイリンガルとしての仕事はたくさんある。


が、今の私には英語が出てこないばかりか、日本語さえ出てこない。


誰かと話していても、え〜と、あそこ、あのお店、なんだった?ということばかりだ。



なのに、3月に通ったKITTEビルの
菜なのランチの値段と景色はすぐ思い出せる



話は戻る。


10月からは、預金を取り崩しての生活が始まる。


老後破産、とまではいかなくても、今までのようにはいかない。


いや、どうにもならなくなったら、それこそ今住んでいる家を売ればどうにかなるだろう。


が、そうするともうベイエリアで生活することは無理だ。


今からアメリカの他の地域に移住することは考えられない。


となると、日本しかない。


京都の実家の1部屋を間借りして住むか。


そして、年に2回は1ヶ月ずつサンノゼに滞在する、なんてどうだろう。


その時は次男の裏庭のStudio(離れ)を貸してくれ、と頼むことにする?

断捨離加速せねば

6 件のコメント:

  1. 久子さんのブログからみきみぃさんのブログを知り、数年前からちょこちょこ訪問させてもらっています。私自身アメリカではないのですが、海外在住で年齢も同じくらいなのでとても興味深いです。私も引退後のことを考えたりしますが、みきみぃさんはご自身だけの日本移住を考えておられるのですか?立ち入ったことでしたらすみません。そういう形も私には魅力的に思われて・・。私の場合、うちの夫は一人で生きていけないタイプなので実現しないと思うのですが・・。

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    1. 匿名さん、
      更新をほとんどしないこんなブログを読んでくださって、ありがとうございます!
      老後をどこで過ごすか、を人生のある時点で考える海外在住の方は多いと思います。
      はい、バレましたか^^; 私は日本移住は一人を考えています。とにかく、義理の兄と妹から逃れたいし、夫は一生付き合い続けていくだろうから、別世帯の方がいいような気がします。
      今からでも、匿名さんがご主人にお料理とか色々と教えてあげるのも手かも?^^
      色々日本移住に関して今後も調べて、ブログにアップしますね。
      今後もよろしくお願いします。

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    2. お返事ありがとうございました。いろんな形があっていいですよね。お二人が納得されてそれぞれ幸せなのが一番だと思います。夫は私より年上で、料理とかはできても、精神的に私に頼っているので一人では生きていけない人で難しいかもしれません。みきみぃさんのブログ、これからも楽しみにして応援しています!

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    3. 匿名さん、
      うちは長男はマスオさんしていますし、次男も奥さんの家族がたくさん近所にいますので、夫も一人の生活を楽しむと思います。
      匿名さんのご主人は年上ですか。一人では生きていけないご主人となると、かわいそうという気持ちと、あ〜、だけどめんどくさいわ!って気持ちが混じり合ってる感じかな?
      こんなブログを楽しみにしてくださって、本当に恐縮です。ありがとうございます。
      もっと更新するようにがんばります!

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  2. 私も楽しみにブログ読ませて頂いてます。私はワシントン州在住です。離婚して一人ですので、日本帰国興味があります。ただ、子供たちはこちらで生活していますので、できたら日本とアメリカを往復できたらいいのですが。。。ただ、それも年と共に難しくなるような。。。自分の家族と言えるのは子供たちだけなので離れてしまう寂しさもあります。まだ、リタイアまで時間があるのでリサーチしながら決めていけたらと思っています。これからも楽しみにしています!

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    1. 匿名さん、
      ワシントン州に住んでらっしゃるのですね。こんなブログを読んでくださって、本当にスミマセン、といつも思うんです^^; でも、楽しみにしてくださってありがとうございます!
      匿名さんが考えていらっしゃること、私も全く同じです。
      年と共に日米往復はどんどん難しくなっていきますよね。
      それに子供たちと離れるのが寂しい。本当に同感です。
      子供たちが日本に移住します、ということなら自分が移住することも全く問題ありませんよね。
      一緒にリサーチして決めましょう。私もこれから色々とリサーチしたことをどんどん書いていきますね。

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