2022年8月9日火曜日

老後はどこ?議論再燃 1義理の仲

先週夫の母親が高血圧で気分が悪くなり、娘ジュディが夕方母親を救急病院に連れて行った。


夫妹たちの間でショートメッセージが行き交う。


なぜか夫の妹たち、夫の義理の妹たち、姪の名前は全員Jで始まる。





ジュディと一緒に、母親を病院に連れて行った夫妹ジュンコから家族全員宛の「ママの血圧が高くて救急に来たんだけど、いまいましい医者め!まだ待たされてるのよ!」というメッセージを見た途端、私は重い気分になる。


夫妹や夫義妹たちから、どんな具合なの!大丈夫?夜付き添おうか?とメッセージが次々と送られてくる。


この夫の義妹たちを、夫の母(救急病院に連れて来られている本人)は、「ジェイミーは表面は優しいふりをしてるけど腹黒いよ、ジェイミーの母親も腹黒いよ。ジーニーは意地悪、母親も姉2人も自分が一番と思ってる」などといつも非難していたのだ。


そこに夫の妹たち二人、そして夫の兄Rが参加し、いない義理の兄弟や親戚の大悪口大会となり、私はいつも「当然陰では私のこともこうやって皆で罵っているのだろうなあ」と思っている。


とにかく、いつ会っても夫の兄、妹、母親は他人の噂話と悪口が会話の90%を占める。


しかも全員大声だ。


そもそも人の噂話って普通するか?と考える。


友人や姉と会った時も、他人の噂話などすることはまずない。


皆自分のことで忙しいのだから。


2020年に、彼らが私のこと、そして会ったこともない私の両親のことまで悪口を言い合い、皆で盛り上がっていたことを知った私は、その後(自分の中では)完全に彼らと縁を切った。


夫兄Rから夫あてに来たメールには、私の悪口、そして私の両親の悪口が散りばめられていて、夫はその時Rに反論のメールをしたが、その後は普通に付き合っている。


私は残り少なくなりつつある自分の人生から、こういう汚い言葉で他人を罵る人間を排除したいと考え、そのメールを見た日に、彼らと心の中で縁を切ったわけだ。


夫が4歳の時死んだ父親は10人兄弟、その後母親の再婚で義父になった人も6人兄弟なので、夫の親戚は数百人に及ぶ。


叔父叔母が亡くなった、従姉妹の子どもが結婚した、子どもが生まれた、と知らせを受けた夫は、毎週のように香典や祝い金を送っている。(7月は合計$450)


もうそろそろ完全に縁を切りたいと考えている。



さて、シアトル・バンクーバー旅行から帰ってきた長男のバースデーパーティ、旅行写真鑑賞会(結局見なかったが)と称して、昨日長男たちの家に集まった。

Osaka Marketplaceという日本食材を扱うお店でお寿司を買って行く

こちらは買ったカリフォルニア巻にサーモンの
お刺身とレモンを乗せた49ersというお寿司


まあ、こうしてちょこちょこ家族で会う時間は楽しい。


特にサキ(長男の奥さん)のお母さん、つまり長男の義母にあたるMよさんは清水出身で、日本語で会話できる。


穏やかな人柄の彼女に時々会って、のんびりとおしゃべりするたびに、こんな人を親戚に持ててラッキーだったと嬉しくなる。


夕食は料理好きの長男が焼いたサンマ、とうもろこしや
Mよさんが揚げたチキンカツ


こういう時、皆楽しい話ばかりをする。


親戚や他人の悪口や噂話は全くない。


それって普通のことだと思うのだが。


夫の兄弟や母親と一緒にいる時は、私はいつも身体が緊張状態になり全くくつろげない。



夕方Mよさんと二人で散歩に出た。

雨が降らないので、ベイエリアはどこも乾燥しきっている


歩きながら老後のことを話す。


Mよさんは娘であるサキが夫婦でずっと自分の家に住んでくれて、いずれ自分の世話をしてくれる、と漠然と考えているようだ。


散歩道には最後に階段があったのだが、途中でMよさんは具合が悪くなり座り込んでしまった。

このあとMよさんは吐いた


私より7歳年上のMよさんはまだ現役で仕事をしていて、普段はあまり歩くこともないそうだ。


このまま救急車でも呼ぶことになったらどうしよう、とハラハラしたが数分後に回復したMよさんは、もう大丈夫と立ち上がった。


長男夫婦は、親の世話というものがどんなものか、というのがわかっていないと思う。


Mよさんがこのまま今の家に住み続けるとしたら、長男夫婦とずっと同居になるのだろうか。



元より私は息子たちと同居するつもりはないが、いずれやはり日本に住むか、と毎日考えている。


とはいえ、午前3時の東京と京都の温度を見てビビる

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