近隣のフリーウェイはあちこち洪水で閉鎖されたり、停電が4時間続いたり、とここ数年の水不足とは打って変わった今年の大雨災害。
6月13日。
姉は職場で父にどういう最後を迎えさせてあげるべきか、とリサーチしているらしい。
私は私で食べなくなった場合はどうしたらいいのか、胃瘻はさせたくない、最期はどういう形で来るのかと調べ続ける。
点滴はせず脱水で朦朧として意識がなくなったら、脳内麻薬のβエンドルフィンが出て心地よいまどろみの中で穏やかな死が迎えられるのだ、と知り二人で入院はさせないという結論を改めて確認し合った。
この日姉が夕方訪問し一日の様子を聞くと、父は発熱したということ。
口の中が赤くなっている。
痩せたせいで入れ歯が合わなくなったせいか、脱水のせいか。
抗生物質が処方されるが父は飲まない。
だからそれだけは点滴で入れたということ。
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ベストセラーになったこんな本もあるようだ。
ベストセラーになったこんな本もあるようだ。
カスタマーレビューを読むと色々な体験談があり、やはり父が枯れるように亡くなったことは改めて良かった、と思う。
母は脳出血のあと入院し、点滴で生命維持されていたので身体中がむくみ 痰の吸引が続いた。
吸引の時はとても苦しそうにしていたばかりか、最終的には吸引の失敗で窒息し3日後に亡くなった。
その時のことを思い出すと、母への申し訳なさで苦しくなる。
が、母はまだ80歳で身体には生命力が残っていた。
不本意ながらお医者さんには胃瘻を勧められていたろころだったし、少しずつ枯れていくような年齢ではなかった。
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