メールをくださる方々と、オフ会をする。
どの方とも話が合う。
特に近所に住む方とは時々会って一緒に歩いたり、ランチに行くようになる。
イリノイに住むMさんともアメリカ国内では遠過ぎて会えないが、東京で会うとおしゃべりが楽しく、あっという間に数時間が過ぎる。
今日はそんな新しい友人SさんとYさんと歩きに行ったあと、Whole Foodsでランチを買って食べながら話がはずんだ。
子供たちのこと、姑のこと、夫のことと共通の話題が多い。
女が3人集まればかしましいと言われるが、どちらかといえば3人とも声を抑えて話すタイプなのに、おしゃべりだ。
だからやはり話が弾む。
Yさんが言う。
周りには熟年離婚した夫婦が多い。
夫がリタイヤするような年齢の頃、今まで自分の時間を楽しんでいた妻は、趣味のない夫を持て余し『もう一人になってもいいかな。』と思うんだそうだ。
そういえば、リタイヤしたあとの夫が奥さんのあとをついて歩く『ワシモ族』の話もよく聞く。
仕事人生が終わりリタイヤしたのはいいが、毎日することもない夫は、奥さんが出かける時『ワシも一緒に行く』と妻のあとをついて回る。
友人が以前言っていたことを思い出した。
夫は週末することもないので、彼女が行く先々についてくる。
スーパーで食品を買っていると、背後霊のように後ろに立っている夫が『それ、本当に要るの?』と聞くそうだ。
そして熟年離婚は日本でも増えてきている。
統計によると、離婚後9割の女性は幸せになり、9割の男性は不幸になるそうだ。
離婚後の男性は寿命が短くなる。
男は妻に先立たれると後を追うように死ぬことも多いが、女は夫と死別したあともしぶとく長生きする。
息子が二人いるとちょっと心配になる。
『もういらんわ。』と熟年離婚されないように、趣味を持って強く楽しく生きてほしい。