このところ毎朝同じ言葉が頭に浮かぶ。
『高値安定』
やっとマシュマロをつけ終わり、明かりを点したら幻想の世界になった。
明日の午後は次男がついに結婚するのだ。
泣いても笑っても明日11月28日の午後2時半に次男とマリーは結婚する。
いや、突然どちらかが『や〜めた』と言わない限り、二人は夫婦になる。
披露宴会場となる我が家のリビングルームは、昨日1日かけて飾り付けられた。
まあ、その手間はかなりのものだった。
まず、壁にクリップをつける。
次男が買ってきたクリップはシールが裏に貼ってあり、それを壁にくっつける。
そこに直径2ミリぐらいの豆電球のついたワイヤをつけて、対面の壁まで引っ張っていく。
それを縦横に8本碁盤目に吊るす。
それが終わったらマリー姉がマシュマロを吊るしていく。
このマシュマロを、前日6時間かけて糸を一つ一つにくくりつけて作ったそうだ。
次男とマリー姉はこの一連の作業をするために、梯子を小刻みに動かさないといけないのだが、家具が多いので移動しながらだと時間と手間のかかること。
マリー姉はいつも明るく優しい |
これもかなり根気のいる作業 |
家具を運び込む前にこの作業をすませていたら、 どんなに楽だったかと思うが・・・ |
皆で感動していると、突然ワイヤがサーッとはずれ始める。
壁につけたシールはマシュマロの重さに堪えられないのだ。
次は電動ホッチキスで補強していく。
これも家具を動かしながら梯子を動かしながら、でまた1時間かかる。
そして今日のリハーサル。
ゴーグルをつけてクリップの上から電動ホッチキスで補強 |
裏庭の鳥居(?)にも2本 |
全てが終わったのは夕方だった。完成図はこんな感じです。
突然極寒。
赤いドレスも何も、ダウンジャケットが必要なほどだ。
明日のイベントを、ただただ楽しみにしている次男とマリーの友人たちが集まっておどけている。
つまり『成熟』という言葉からは程遠い空気のリハーサルが終わった。
明日の午後は次男がついに結婚するのだ。