ペット可なら売らなかっただろうマンション |
それなら自分で、と青リンゴを持って行って家具や照明を持って行った。が、なかなか売れなかった。その間管理費と固定資産税は払わないといけない。頭痛の種だったが無事契約がすんで良かった。しばらくは姉も両親が住んでいた家を片付けて、直しながらアプと住むつもりでいる。
アプの膝蓋骨脱臼だが、近所の病院での手術をキャンセルして、セカンドオピニオン、サードオピニオンを求めて姉は動物病院を転々とした。最終的に落ち着いたD病院の院長森先生に月に一度診察を受けている。この院長はラジオで定期的に動物に関しての番組に出ていて、姉が信頼できると感じていた人だ。
留守中のアプが心配で姉はカメラを設定した オシッコをするアプの哲学的な顔がおかしい |
本当は走るのは良くない。歩く方がいいのだが、アプの運動量は小型犬とは思えないほどのものだ。公園に連れて行くと全速力で走る。
土曜日の診察では順調という診断だった。見た目のわりにはずっしりと重く、筋肉がついている。ちゃんと四本足で歩いている。もう1ヶ月薬を飲んで、調子が良ければ薬もやめようということだそうだ。一安心。
さて、一番の問題の父といえば。
どんな時でもうちわは離さない |
身体機能も少しずつ失われている。アルツハイマーが進行すると、いずれは寝たきりになるそうで、仕方のないことなのかもしれない。
一昨年肺炎で入院した時、父は回復した途端に家に帰りたがった。その時病院は強い安定剤を処方し、3日間ほど父は娘たちのことも認識できなかった。悲しい気持ちもあったが、穏やかで好々爺になった父はとても安定していた。
これから暑い夏が来る。父のアルツハイマーがもっと進行して、父は好々爺になるのだろうか。進行はつらいが、好々爺になってくれるならそれも良いのかもしれない。
そうは思えないが |