つまり、物件を見ることもなく契約をするということだ。勿論日本でもそれは当たり前だし、姉のマンションもそうやって購入した。
これは2LDKの間取りの1つ |
価格は思っていたよりも高い。2LDKは80㎡ぐらいというのがスコットからの情報だ。今の家の3分の1。これなら六本木や青山でも小さな中古マンションなら買えそうだ。が、スコットによるともう販売は始まっていて、説明会は来週の火曜日まで予約でいっぱいだそうだ。つまり、早い者勝ちでいい部屋は契約成立し始めているのだ。
この狭さと金額を聞いただけで興味が失せた。それにイメージ写真を見ると部屋の内装はモダンなもので、全くほしいという気持ちにもならない。予算オーバーで買ったとすると内装を、ケープコッド風とか南仏風とかにリフォームすることもできない。キッチンも一番嫌いなタイプのモダンなスタイルだ。
遠くにベイブリッジが見える こういう景色のある物件はプレミアムがつく それにこれは多分3LDK、ペントハウス、一番大きな部屋だろう |
夫がサンフランシスコの路線図を見せてくれる。現時点ではミッションベイからユニオンスクエアに行くには、Mission Rock駅からSOMA地域を経て、その後迂回して埠頭近辺を廻って行く。青い路線で示されているのがそのルートだ。
2019年の路線図はこんな感じ |
私は野球が一番好きだし、シーズン中は野球の試合時間帯はなるべく出かけずに家で試合を観て一喜一憂する。フットボールとバスケットボールには1㍉も興味なし。が、アメリカ人が一番熱狂するのはフットボール、次がバスケットボールと野球。
ジャイアンツファンの私はやはりSOMAに住みたい。ミッションベイはいい所だが、SOMAよりはユニオンスクエアまで遠くなる。SOMAからなら2㌔、ミッションベイからは2.5㌔。まあ、これも考えてみると、ちょうど京都の家から父のホームまでと全く同じ距離だが。
赤で囲んだ地域がSOMA 青がミッションベイ |
2つの銀行とも電話で話し、今までちょっと間違った解釈をしていたのが今日わかった。まず私たちが借りようとしているのはHome Equilty Line of Credit で、これはクレジットカードのようなもの。家を担保にして1万㌦から100万㌦まで、いつでも借りられる状態にしておく。利率は3.5%前後。
もう一つはHome Equity Loanと呼ばれてる。これはローンだ。だから借りる金額を最初から決める。上限は20万㌦。利率は少し高くて5%前後。
とにかく火曜日の説明会に一応行ってみるか、と思いながらコンドーのことを調べたら、価格以外の詳細が今日公開されたようだ。スコットの情報とは違っていて、2LDKは100㎡以上ある。ということは価格も間違っているのかもしれない。そもそもスコットは声に出して物を考えています、というタイプ。しゃべり続けるが不動産業者としては経験が浅い。大丈夫なのだろうか。
しかしなあ。こういうのって説明会に行くとアドレナリンがドバッと出て、買います!と言ってしまうんだよなあ。そうして数年間値札つけたままの洋服なんかあるよねえ。ま、洋服はたかが知れているが、コンドーとなるとなあ。
ほら、こういうのとかぁ (もう3年ほど値札ついたままのスカート) |