若い世代に告ぐ。
私と話す時、顎に剛毛があっても「やだ〜〜」とうんざりしないでほしい。
老眼には顎の剛毛なんて見えないのだ。
ある日顎に触ってみて初めて、ひえええ〜、なんじゃこりゃぁ〜〜(松田優作風)と驚くのだから。
年取った女性に冷たい風潮は、日本もアメリカも同じだ。
が、私だって、唇の上にどんどん増えていく縦じわは気になる。
最初はまだ水分のあった顎の梅干しが、年々干からびた梅干しになりつつあることも、イヤなものだ。
だが、セレブではないのだから、ボトックスやヒアルロン酸なんぞを打つつもりもお金もない。
こうして、贅沢な食べ物、洋服、美容にお金を使うことなく、コツコツとお金を貯めた。
2022年からドル高円安にジワジワとなり始めたが、2026年には1ドル240円前後になり、2028年の現在も小さく動くだけでほぼ横ばい状態である。
なので、日本への移住も可能になった。
賃貸に出したカリフォルニアの家から入る賃料で、東京に住むことができる。
そして、決めた住処は晴海フラッグだ。
白い煙突周辺が晴海フラッグ
私が住むのは、晴海フラッグの中のグランレールHARUMI FLAGシニアレジデンスである(このサイトを参考にしました)。
158戸、勝どき駅から徒歩7分のこのレジデンスは、60歳以上の自立したシニア対象で、2023年に建築された。
もしもの場合に備えた設備としては、緊急呼び出しボタン、浴室照明安否確認システム、生活安全センサーがあり、いざという時には24時間常駐スタッフに通報されるようになっている。
私の部屋は1LDK、49㎡。
賃料はまず敷金が97万8千円。
なので、97万8千円は、$4,075。
家賃、32万6千円、管理費7万円、サービス費11万円、合計50万6千円、これに3食30日の食費を頼むと月額57万7千円になる。(2023年価格)
3食込みで毎月$2,404。
カリフォルニアの家の賃料で、やっていける。
ここではダイニングルームで、食事を摂る。
シニア用のエクササイズ教室もある。
ちょっと遠いが、時々豊洲に歩いて行き、ホームセンターの園芸用品売り場を見るのも好きだ。
が、そうか、もう庭はないんだと寂しい気持ちになることもある。
以前は豊洲ららぽーとにある大好きなパン屋さん、Eclat de Joursまでパンを買いに行ったものだ。
が、今は3食分のお金を払っているのだから、外食はめったにしない。
とはいえ、日本も物価がジワジワと上がっているが、まだまだ昼ごはんは2000円で食べられる。
今日は木場に住むK子さんとお昼ごはんを一緒に食べたあと、羽田空港に遊びに行くことにした。
勝どき駅から都営大江戸線と浅草線を乗り継ぎ、羽田空港まで行く。
途中までは都営地下鉄だから、シルバーパスが使え、羽田空港までも安いものだ。
羽田空港では、2023年1月にオープンした羽田エアポートガーデンをぶらぶらしたあと、温泉に入ることに決めていた。
さて、発着陸する飛行機を見ながらアイスクリームを食べて帰るか。
こうして、気の合う友人と楽しい時間を過ごしたあと、レジデンス(つまり老人ホーム)に帰って、他の入居者と食事をするのが突然イヤになった。
老人ばかり(自分も含めて)の中で、ご飯を食べるのが突然苦痛になった。
日々の生活の安心感はあるし、きれいな部屋は住みやすくデザインされている。
景色もきれいだが、私はもっとざわめいた活気ある街に住みたい。
よし、今晩は次の住処を探しながら、空弁でも食べようではないか。
























































