2023年7月16日日曜日

母と娘の確執①

初めて長男夫婦のアパートを訪問した。


まずは、ターゲットというおもちゃ、家庭用品、食料品、電化製品などを扱うお店に行く。

ヒロを連れての訪問


いつかMよさんと一緒に、彼らのアパートを訪れることができればいいなあ、と切に思う。


Mよさんは、3日前カウンセリングを始めたところだ。

ターゲットのあとは巨大なWhole Foodsスーパーに行く


フルーツタルトは$31(4300円)
食料品に消費税はかからない


カウンセリングの翌日Mよさんと話したことを報告すると、サキは涙を浮かべている。


まずは母と娘の和解に向けての、第一歩が踏み出せたと感じた。


カウンセラーと話すうちに、Mよさんは自分自身の中に、もう何年も前に亡くなった母親への「怒り」があることを知った。


それは怒りとは呼べないものかもしれないが、12歳の頃から感じ始めた母親への「失望感」だったらしい。


その後30歳の時渡米。


日本人と結婚したが、数年で離婚。


夫はギャンブル好きで、Mよさんが家庭を支える必要があった。


アメリカという異国で家族を支えることが、どんなに大変だったことだろう。


が、Mよさんは誰にも離婚の経緯を話すことも、自分の感情を共有することもしなかった。


私に話したのが初めて、と言ってくれたことが嬉しい。


良い方と親戚になったものだ。



今週末から灼熱のシリコンバレー。

毎夕30分歩いているが、年々暑くなるシリコンバレーである


家では、夫が天窓に太陽光からの熱を遮断するために、シートを貼る。

天窓は床から4㍍のところにある


リビングルームの天井に経年劣化のためのヒビを見つけた夫が、ハシゴに登り石膏を塗りつけている。



言ってくれれば手伝うのに、と思いながらも夫婦のコミュニケーションのなさを感じる。



どんな関係においても、コミュニケーション不足から様々な感情を、そして確執を生んでしまうのだろう。

ハシゴが動かないように、ドアノブに細工

2 件のコメント:

  1. Mよさんにとって、みきみぃさんの存在はとても大きいですね
    きっと頼りにされていると思います。

    日本では考えられない「良い関係性」だと感心しましたし
    日本では両家の関係が良好な家はそうそうないと思います。

    やはり異国で苦労されたもの同士の絆は強いのかも...
    きっと、良い方向に向かいますね。
    母の過去の問題を少し理解できたサキさんが涙したという事なんだと思います。

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    1. danmamaさん、
      そうなんですか。日本では婚家同士が個人的に付き合いってあまりしないですか。まあ、でもそういえば、両親の実家同士が仲良しなんてことはありませんでしたね。
      アメリカでは、サンクスギビング、クリスマス、と家族が集まって食事をするのに加えて、私達はお正月、バーベキューと皆で集まることを定期的にするから親しくなるのでしょう。

      Mよさんは、元々サキとの関係があまり良くなかったところに、ある夫婦が介入してきて、余計関係性が悪くなったのもあるのです。色々な人間が絡んでくることで溝が深くなったのでしょう。私も今後良い方向に向かうと信じています。

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