2023年2月19日日曜日

老後はどこ?議論再燃 46老後の医療費・薬の値段②

今朝も朝食前に984円分パフッた。


いや、なんの話じゃ!と言われそうだが、吸入薬をパフッと吸い込んだわけですよ。


前回書いた通り、この吸入薬は30日分で59000円である。


朝晩1回ずつの「パフッ」が必要なので、一日2パフで1968円ということになる。


だから1パフ984円である。


これ、すっごく辛い出費で、咳がもっとひどくなりそうなんですけど?


これだけで私の1ヶ月分の年金ほとんどが吹っ飛ぶんですけど?


今後、病気になることが増えはしても減ることはないだろう。


薬の値段は、4段階に分かれている。


  • Level or Tier 1: Low-cost generic and brand-name drugs.
  • Level or Tier 2: Higher-cost generic and brand-name drugs.
  • Level or Tier 3: High-cost, mostly brand-name drugs that may have generic or brand-name alternatives in Levels 1 or 2.
  • Level or Tier 4: Highest-cost, mostly brand-name drugs.


つまり、以下の4つだ。


レベル1:安いジェネリック医療薬かブランド名の薬
レベル2:より高価なジェネリック医療薬かブランド名の薬
レベル3:高価な、主にブランド名の薬(レベル1か2に代替薬がある可能性あり)
レベル4:最も高価な、主にブランド名の薬


例えば、私が処方された吸入薬はtier 3、つまり値段においてはレベル3にあり、高いわけだが、これがもっと安く手に入る方法があるかどうかわからない。


が、処方してくれた医者によるとこれが一番安いということ。


やっぱり老後は日本しかないでしょ、と考えるようになった。


が、まず最初の問題。


私は日本国籍を喪失し、アメリカ市民になっている。


つまり、日本で生活するには永住権を取らねばならない。


これが2019年までは比較的簡単だったのに、2020年から取得手続きが少し面倒になったらしい。


まずは日本での在留資格を取り、日本に長期滞在し、永住権を申請する、という流れになる(らしい)。


しかし、そんな手続きの概要なんぞ、吸入器の使用説明を読むより簡単だと感じるほど使い方に戸惑った。


吸入器使用説明を表裏拡げてみても、
どこを読めばいいのかすらわからん


パフる前に使用説明書を読むだけでものすごい時間が経過し、やっと上写真3枚目の部分が必要な箇所だとわかった。


10年後の自分が、この説明書を読んで理解できるとは思えない・・・と暗澹たる気分になる。


とにかくやっと使用法がわかりパフパフする。


が、今度は、「こんだけ金使わせられた価値はあるんかい」という効果への疑念がムクムクと湧き上がってきた。



ステロイドの含まれる薬でLDL値が激増する、という話を聞いたこともあり(真偽の程は不明)、元々LDL150前後の私には自殺行為では?と思ったり。


とにかく、この咳が慢性のものとなる前に(もしかしたらもう既に慢性化しているかも)対処せねばならない。


去年東京のけいさんに咳に良いと教わったマヌカハニーも、250㌘22ドルでアマゾンから買った。


届いたものを見ると、こんなにちっこい。

iPhone 13 Miniとの比較


なのに、Costcoで今朝見つけたこれ。


500㌘!

熱出そ・・・

6 件のコメント:

  1. 1パフ984円ですか(^^:)割り算するとそうなりますよね...しかも取説が凄い!そのせいで症状が悪化しない事を祈ります。コロナワクチンで免疫力が下がるってヨーロッパでも発表しましたね。
    MRNAワクチンの性質上だそうですがメリットとデメリットは必ずあるそうですから...

    免疫力が下がってかかる病気といえば「帯状疱疹」がありますが
    日本では最近「帯状疱疹」が増えているそうです。これもエビデンスがあるのかどうか?
    高齢になれば帯状疱疹は増えるそうだし私も数年前にかかりましたが、その時、高いけどよく効く薬をすすめられて飲みました。お陰様で?後遺症なしで済みました。もし安い薬を選んでいたら?
    しかし、それは誰にも分かりませんがねぇ〜。

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    1. danmamaさん、
      厳密に言えば一度の吸入で2パフなんですが、そうすると1パフ492円です。でも、そこまで計算すると面倒なので、一度の吸入で984円と考えることにしています。でも984円って日本だと結構美味しいランチ食べられますよね〜。
      ワクチンで免疫力が下がるというのはあるかも、です。帯状疱疹は私の周りでも増えています。まあ、はっきりしたエビデンスのない事は言わないようにしますが、それでもコロナにかかるよりはいいかもしれません。帯状疱疹は私もシングリックスを打ちました。東京では高齢者は無料で受けられるのではなかったでしょうか。京都では姉が確か1度につき2万円ぐらい払ったようです。
      そうかあ。私も高い吸入薬をパフパフしているので、治ってきていると信じることにします^^

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  2. こんにちは。私も4年近く毎日朝晩パフってます。咳喘息を放置していたため、この歳になってから喘息を発症しました。ステロイドの予防薬スプレーで、いつも薬代高いなーと思ってたのですが、みきみぃさんのお薬代を知って腰が抜けそうになりました。ひとたび喘息を発症すると予防スプレーは毎日必要になります。今のうちにしっかりと治してくださいね!腰が抜けそうですが…。

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    1. へろさん、
      こんにちは。へろさんもパフってらっしゃいますか。へろさんの状態は姉の状態に似ています。姉の場合は吸入薬を途中で中止したため、咳喘息から喘息に移行してしまったということです。
      もう本当に、頭の中に「59000円」がずっとあって、心が晴れません。でも、へろさんがおっしゃる通り今のうちにしっかり治したいです。ありがとうございます。
      とはいえ、今後毎月いくらかかるのだろうか〜💧💧💧

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  3. おはようございます
    薬価が非常に高いのは、なぜでしょうね。私も、高血圧の薬でよく主人が、薬局で質問していました。deductible
    が高いと、その金額まで高い治療費がかかり、毎月の保険料がこんなに高いのに、、、。アメリカは、ミドルクラスで生活するのは、たいへんだと痛感します。わたしも、日本での老後生活を考えたりしましたが、どこに行っても、pros and consは、あるんだ〜と実感するこのごろです。お天気もよくなり、徐々に温かくなりますから、体調が良くなるかと思います。わたしの母も、アレルギーがあり、よく咳があり吸入薬を使っていました。リタイヤぐらいの年齢から、水泳を初めて、喘息も改善したことを思い出しました。お大事にされてくださいね。

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    1. けいさん、
      ありがとうございます!今日は医療従事者である次男義母さんが来ていたので、吸入薬のことを色々聞きました。Albuterol Inhalerという薬はステロイドが入っていないし、多分もっと安い薬のはずなので、かかりつけ医に提案してみたらどうか、ということ。聞いてみようと思います。
      毎月の保険料+高い治療費と薬代。本当に気分が暗くなります。それにいずれ英語で苦労するようになると思うんです。今日常的に使う英語は、日本で習った英語とは違う単語が多く、それを覚えたのが20代以降なので、忘れるのも早いと思うのですよ。
      確かに日米どちらも良い点悪い点があり、なかなか難しい選択ですよね。
      お母さまは吸入薬を使ってらしたのに、水泳で喘息が改善なさったのですか!それは朗報ですね。このところ少し運動不足になっているので、明日から坂道を歩くことにします^^;

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