2013年6月9日日曜日

ピアノ移動

サンノゼの朝は曇り空から始まる。次第に晴れて来て日中は暑くなる日もあるが、夜は8月でも涼しい。夜外出する時は必ず長袖を着る。でもこの数年は暑くなる日が少し増えて、エアコンをつける日も一年に10日以上になった。以前はエアコンをつける日は年に2度か3度あったかな、というぐらいだったのに。

葉っぱを食べるウサギ
今朝もうさぎが裏庭で葉っぱを食べていた。この前より大きくなって体長20㌢ぐらいになっている。これから暑くなるので、お水をいれたお椀を置いておこう。


さて、今日はピアノ運搬業者が来て、書斎から隣のリビングルームに移動してくれる日。書斎と玄関は中2階にあるのだが、近いうちに書斎、玄関、2階までの階段をフローリングにしてもらう。その前に書斎にあるピアノをリビングルームに移動したいのだ。

一旦動かしてもらったら自分で位置を変えることができないので、シーツでピアノ型を作ってあちこち移動してみて、いい場所を決める。日の当たらない場所はここしかない。

書斎の家具が全部集められた、倉庫状態のリビングルーム

前回書いた通り、この移動の費用は4軒ぐらいの業者に問い合わせたが、2軒は地域的に遠過ぎてできないという返事。あとの2軒は425㌦と170㌦だった。勿論170㌦の業者に頼んだ。

最初にピアノが持ち上げられた時は、我が子が初めてお医者さんの診察を受けるような感じ、というかかなり緊張した。他の家具には愛着も何もないが、ピアノにはこんなに愛着があるのだなあ、と驚く。3人の業者が手慣れた様子で脚をはずす。





階段をおろす時はかなり緊張した。3人の屈強な男たちとはいえ、350から400㌔ぐらいあるピアノをどうやっておろすのか。でも彼らは慣れたもの。顔を真っ赤にしながらもうまくおろした。

その後は予定していた位置に持って行き、組み立てる。おしまい。





こういう時は業者に支払う費用以外にも一人一人にチップをあげる。作業にはピッタリ30分かかった。チップはいくらあげるべきかなあ、と次男に相談すると20㌦という返事。痛い。が、一人20㌦ずつあげる。つまり全部で170㌦プラス60㌦で230㌦。

3人はトラックに乗り込んで次の仕事に行った。ホッと一息。書斎などのフローリング工事が終わるまではまだまだ片付かないが、一つ一つこなしていくしかない。

突然蛇口が壊れたような音がする。ファミリールームに入る所の床に水たまりができている。びっくりして天井を見たら、天井の埋め込みライトからお水が多量に漏れて来ている。業者たちが暑いだろうと思い、2階のエアコンをつけていたが、そのエアコンの器械が水漏れしている場所のようだ。

2階のエアコン

バケツを持って来てお水を受ける。エアコンを消す。見るとエアコンからお水が出ているようだ。エアコン業者に電話をすると、ダクトが詰まってお水が流れて行くところがないせいだ、ということだった。今は予約でいっぱいなので、火曜日に来てくれるということ。この家はもうすぐ築15年。そろそろあちこちが壊れて来るころだ。何かが壊れ始めると連鎖反応のように次々と壊れるのがおそろしい。


左の写真が水漏れ箇所。天井の埋め込みライトからお水がザアザアと漏れて来ていた。下の赤いバケツで受けた。そのあと扇風機を買いに行って、今エアコンが据え置かれている板を乾かしている。

来週は調律師にも来てもらわないといけない。こういう移動をしたあとは多分特別な調律をしてもらうことになる。



金食い虫だが、やっぱり我が子はかわいい。