2023年3月28日火曜日

老後はどこ?議論再燃 51 老後の医療費・薬の値段③

長男夫婦との同居生活は3ヶ月めに突入。



サキが仕事を始めよう、というモチベにもなるかな?と私は密かに心の中で願いながら、家探しを始めることにした。



まずは昨日、Dublinという街にタウンハウスを見に行くことになった。(実際にはまだまだ彼らにローンを払う所得はない。)

Dublinはイーストベイで未開発の大きな土地が残る最後の街
と言われる所で、ものすごい勢いで家が建築されている


不動産仲介業者立ち会いのもとに売り主が、オープンハウスと呼ばれる、自分の家を見せる日だったのだ。



家を探している人(近所に住む興味本位の人もいる)がひっきりなしに出入りしている。



2階建て、玄関前には小さな庭もあり、2LDKだが屋根付き車庫が2台分ついているので、大人気らしい。



私たちは80番目の訪問客だったということ。



値段は$685Kだが、アメリカで人気のある物件は、売りに出るとほしい人が競る、という形で売れる。



多分この家は$800Kに近い売値になるのではなかろうか。



長男夫婦が現在我が家に同居していることに関して、文句はない。



いや、なくはないがオッケーである。



特に長男は料理好きなので、よくキッチンに立つ。



まさにdanchuなんである。

Costcoの$17の蟹缶(要冷蔵)で作った
蟹クリームコロッケは絶品だった



そして彼らは甘いものが好きなので、家の中にはお菓子がどっと増えた。

本屋さんで長男が延々と立ち読みしていたのは、
クロワッサンの作り方の本だった


私も一緒になって食べているのだが、これが原因なのか吸入薬が原因なのか、私の血圧値が怒涛の高値になってしまっている。



ある日なんかこんな数値が出た。




これは吸入薬のせいだと思い、勝手に中断した。



そのせいか血圧値は下がった。




が、翌日になるとまた上がる。



咳もぶり返してきた。



なので違う吸入薬を処方してもらったが、やはり高い。


今月から新しい薬BREOに変えてもらった
1パフ$5



血圧値を測る時、だんだん緊張するようになったせいか、高値が続く。



これで今度は血圧を下げる薬なんか飲み始めたら、薬代がいくらになるのか、考えただけで恐ろしい。



ベイエリア在住の友人の夫Y君は、去年心臓発作を起こしステント手術を受けた。



その手術費用、入院費(アメリカでは1週間も入院しない)は$530K(7千万円以上!)だったそうだ。



保険会社がいくら支払ってくれるのかわからず、気をもむ彼は、もう一度心臓発作を起こしそうだということ。



これはもう、食べ物に気をつけるしかないのかもしれない

今日のランチは、鱈の西京焼きとヤムウンセン


が、それが一番むずかしいのである。



そもそも、毎日この電車もない田舎で生活していて、楽しみは食べること以外にない。



断言するが、ない!



が、体が不自由になったら、食べることを楽しむどころか、QOL(日々の生活の質)は下がってしまう。



悪玉コレステロール値が270あっても、知らん顔を続けたこの数十年。



やっと本気になって気をつけ始めないと、寝たきり、しかも医療費と薬代で破産、ということもありうるのだな、と本腰を入れて取り組むことにした。




とにかく、コレステロール値を下げ、血圧を下げ、ピンコロを目指し、老後資金を医療費や薬代に使わなくてもいい人生を目指そうではないか。



同志よ、立ち上がれ!!



まずは、NHKのサイトからお借りした、動脈硬化を起こした人の大動脈内側の写真を毎朝見て、食生活の改善を誓おうではないか。



が、とても怖い写真である。



なので、コレステロール値や血圧に問題ない方に、写真を見ることはオススメしない。



この数㌢下に写真を貼り付けておく。



くれぐれも、グロテスクな写真には弱い、という方はここで終えることにしてほしい。



ではでは。














私はスマホの待ち受け画面に設定したけどね

12 件のコメント:

  1. とても勉強になるNHKのサイト
    明日の昼間じっくり読みます。夜読むと、眠れなくなりそうな内容でしょうし、、、楽しみである食べ物を健康を考えながら取り続けるのは大切なこと、わかりながらもなかなか実行してないわたしも同士の末席に入れてくださいー。エイエイオー

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    1. ケイさん、
      そうなんですよ。このNHKのサイトはいい情報がたくさんあり、いくつかブックマークしました。ぜひ読んでみてください。私は甘いものを食べることがLDLが上がる原因になる、というのを読んで、ハッとしました。今までLDLとかどんなに高くても気にしてなかったけど、健康寿命を少しでも伸ばすために、甘いものを今後半分にしようと思いました。
      シェアハウスで一緒に取り組みましょう^^

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  2. こんにちは。パフ容器の写真を見て、みきみぃさんの血圧上昇の原因に思い当たることが。vilantrolのせいではと思うのです。私もパフ仲間ですが、私も初めメーカーは違えど、みいみぃさんと同じ種類のステロイド&気管支拡張剤のパフが処方されたところ、心臓がやたらバクバクし、物凄い脈拍数で手も震えるほどでした。気管支拡張剤は交感神経β2受容体作動薬で、咳止め薬などにも入っていますが、どうしても副作用で頻脈とか出るみたいです。
    私はその後気管支拡張剤の入ってないステロイドだけのパフに変更してもらい、嫌な症状が消えました。気管支拡張剤が無いことで、パフッた時の劇的な咳止め効果は無くなりますし、頻脈が血圧上昇の直接原因かかどうかは分かりませんが、一度医師と相談されてみたらいかがでしょう。

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    1. へろさん、
      こんにちは。へろさんもパフ仲間なんですね、そしてやっぱりそうでしたか!脈拍数が異常に増えていて、心臓もよくバクバクするので、おかしいなあ、と思っていたのです。ステロイドが入っているのが理由かなあ、と思っていましたが、気管支拡張剤で心臓がバクバク、手も震えるというへろさんのコメントで、確信しました。交感神経が活発になるのってイヤですよね。vilanterol交感神経β2受容体作動薬なんて言葉は初めて耳にしましたが、なんだか血圧も脈拍も上がりそうですよね!
      今調べて気管支拡張剤は英語でBronchodilatorと言うのですね。チェックしてみたら、私のパフに入っています!今月のパフはもう$150以上払ってしまったので、来月分からBronchodilatorナシの吸入薬に変えてもらえないか、かかりつけ医に聞いてみます。なんか希望が出てきました。良かった〜 ありがとうございます!!

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  3. みきみぃさんへ。
    15年ぶりの東京旅を終えて、これから帰る所(羽田からです)
    いやぁ〜浦島太郎と花子の珍道中でした(^^;)
    後日ブログにUPしますね!インバウンド頼みの日本を実感した旅でもあり複雑な心境です。
    「血管内部」私の写真かも...すでに石灰化してそうです(^^;)

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    1. danmamaさん、
      東京は15年前に比べて、そんなに違っていましたか。東京に住んでいらしたご主人にも?
      コロナ前は銀座は日本人ではない東洋系の観光客が多かったように思いますが、今は日本がどんなに安い国か、ということが世界で認知されているので、世界中からの観光客が激増するでしょうね。
      血管内部の写真はかなりのインパクトがありました。少なくとも初めて見た時は^^;

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    2. みきみぃさん、私達の「頭」がアップグレードされていない事に愕然とし高齢者独特の「思い込み」現象を夫の姿に見てしまいました...やはり男の頭は柔軟性に欠けるのだと...
      外国人からみた「安い国日本」ですが3日間の東京滞在の食費は日常生活の粗1ヶ月分です!
      給与が上がらない現状で、東京人は遊びどころじゃないと思いました。

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    3. danmamaさん、
      はい、そうです。ほとんどの男性の頭は柔軟性に欠ける、これ賛成。特にうちの夫は新しいことに対応できません。
      3日間の東京滞在の食費が1ヶ月分の食費とほぼ同じって、恐ろしい!でも美味しいものを召し上がったのでしょうね。確かに外国から来ると、安い国日本ですよ。
      本当に、今後給与が上がらないとしたら、そして年金も減らされるとしたら、遊びどころじゃないですよね(;O;)

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    4. そうなのです。この時とばかりに「蕎麦」「うなぎ」「フカヒレ丼+ステーキ」「デパ地下の惣菜」と美味しい「joanのパン」「デパ地下デザート」「牛カツ」と食べまくって血管ダメージMAX状況です(^^;)鳴戸部屋は琴欧洲親方(ブルガリア出身)の相撲部屋です。
      スカイツリーの麓です。

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    5. danmamaさん、
      お〜、私の好きなものがいっぱい。フカヒレは15年前に大金持ちの友人夫婦が、ホテルオークラのレストランでごちそうしてくれたのですが、世の中にこんな旨いものがあるのか、とびっくりしました。その後無縁ですが。私は血液検査6月です。ヤダヤダ。
      スカイツリーは麓までは行ったのですが、上がるのは高いので、ケチな私はまだ上がったことがありません^^;

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  4. Dublinは、数年前Fastest Growing Cityと言われてましたけど、最近スローダウンしてきた様です。コロナのせいと、値段が上がり過ぎたせいだと思います。アウトレットモールや新しいショッピングセンターやお店が次々とオープンするのを見るのはワクワクし、どのお店もピカピカ新品なのが気持ち良いです。Ikeaもオープンする話があったのですが、反対派やコロナで頓挫してるみたいです。Ikeaが来たら、フリーウェイもメインストリートも、さらなる渋滞ですからね。駅前のコンドは、SFへの通勤に便利で良いですよね。SFからDublinへ引っ越してきた人が綺麗で安心して子育て出来ると言ってました。ただ値段が上がり過ぎて、今買うとなると、Tri-Valleyよりもっと郊外へ行かないと買えませんね。Sacramentoはどうですかね?Fresnoは日系が移住した最初の街と聞いたことあります。

    コロナ禍以前は、医師の診断や処方に何も疑問を持たなかったんですが、今ではまず疑う様になりました~。降圧剤は良くないという記事も沢山読み、プレジデント出版の「信じてはいけない!健康診断、医者、クスリ」や「医者が飲まない薬、受けない手術」などの本を実家両親へ送りました。検診もやたら受けると必要ない手術をし薬漬けで病気にさせられている西洋医学より東洋医学が理にかなってると思います。医者や薬に頼らない生活を心掛けるようになったのはコロナ禍の良い側面でしたw 血液検査はたまに受けて、自分が足りない栄養素を知ろうと思っています~

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    1. ちび猫さん、
      Dublinはきれいな街ですが、本当に値上がりしましたね。そうなんですか、最近はスローダウンしましたか。長男たちと見に行った家はその日のうちにオファーが入ったようです。ショッピングセンターなど次々にできて、どんどん住みやすくなりましたね。IKEAの予定地は私も見ました。全く建設予定が立ってないようですね。BARTの駅前コンドは本当に便利そうだなあ、と思いました。でもBARTって日本人には不潔なシートと不評ですね^^;
      長男は職場がサンノゼに近いので、サクラメントでは通勤が難しいかも。今はまだハイブリッドですが、そのうちまた完全に職場に戻るようになったら、片道2時間以上、渋滞があるとそれ以上かかりますよね。なので、やはりイーストベイ辺りが良さそうです。
      でも、高い!

      私も西洋医学はあまり信用していないのです。なので、鍼の先生オススメのお医者さんをかかりつけ医として選んで行くようになったのですが、吸入ステロイド薬なんてこんなに安易に処方していいんか?と思いました。検診はメディケアになると、年1で受けないといけないようです。はっきりとはわからないのですが、そんなことをかかりつけ医は呟いていましたよ。とにかく薬に頼りたくないですよね。ちび猫さんと全く同じ意見。カイザーは老後色々な医者に簡単に会えないので苦労する、と聞いてPPOにしたのですが、果たして良かったのか、と悩んでいます。カイザーの日本人医師が良かったので。とはいえ、そのお医者さんもいつまでサンノゼにいらっしゃるかわかりませんよね。難しいところです。やっぱり医療は日本の方がいいのかなあ。う〜ん、アメリカも日本も一長一短ですね。

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