2023年3月1日水曜日

家族全員での話し合い①

日曜日の夜、長男夫婦、次男家族、夫と私の8人でご飯を食べよう、ということになった。


次男家族は土曜日に、6日間のコロラドスキー旅行から帰ったところ。

ベイエリアも雪が降り、私の家周辺からも
山に積もった雪が見える


夕食の前に、次男から私と二人だけで話がしたい、と言われた。


事情聴取①である。


2メートルほど離れたキッチンで、マリーは話を聞きながらお料理をしている。



以下が次男との会話。


🐥は次男(🐣から成長したひよこ)


🐥 今回コロラドに行って色々とわかったことがある。それに関して家族全員と話す前にお母さんの気持ちを確認しておきたい。


🐽 うん、どうぞ。


以下、🐥の話。

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お父さん(夫)とお母さん(私)の間が険悪になっていることを皆感じてる。空気でわかる。それはコロラドの親戚のことが原因で、起きたことだと思うけど、僕にはお母さんの気持ちがとてもよくわかる。


コロラドに行き(最初の3日間はリゾートで過ごし、あとの3日間をコロラドの夫妹の家、次男にとっては叔母の家に泊まった)、色々なことが起き、親戚全員と話した。その報告をまずしたい。

ヒロはスキークラスに入った


まず、僕とS(長男)が名字をお母さんの旧姓に変えたことで、コロラドの義家族、特に伯父さん(夫兄)👨🏻‍🦳とグランマ(夫母)がお母さんに激怒し事実上縁切りしたよね。そのことは、彼らによるお母さんへの不当な仕打ちだと思う。


そして、そのことでお母さんだけを責めるのは間違っているので、お母さんの汚名を拭うことを旅行前から計画していた。


きっかけは親戚皆と集まった初日、起きたことだった。


マリーがシャロン伯母さん(👨🏻‍🦳妻)ににこやかに挨拶し話しかけた時、伯母さんはマリーに不快そうな表情でハーイと言っただけで、その場から足早に去った。


この大人げない態度にはさすがにうんざりして、僕は伯父さんに「話がある」と言った。


自分たちに対する態度は受け入れ難いものであり、何よりもお母さんに対する不当な態度の理由を知りたい、と伝えた。


前にも言った通り、僕たち兄弟が改姓したことは自分たちが決めたことであり、お母さんに強制されたわけでもなんでもない。


なのに、なんでお母さんに対して理不尽な態度を取るのか知りたい。


それに対する伯父さんの答えは驚くべきものだった。


👨🏻‍🦳 30年前、俺とシャロンが結婚する時、結婚式のリングボーイをお前に頼みたい、と🐽に打診した。ところが、🐽から後日来た返事は、He doesn't want to do it.だった。それは🐽がお前にさせたくなかったから、自分の考えで断って来たんだろう、と思った。そしてそれ以来🐽のことが許せない。


これには僕も驚愕したから、事実を伝える必要があると思い言った。


🐥 あの時お母さんは、リングボーイになってあげなさい、と言ったけど、僕は絶対イヤだ、と拒否した。お母さんは僕がリングボーイになったら、何でもオモチャを買ってあげるから、とまで言ったが絶対イヤだった。だから断ったんだ。


👨🏻‍🦳 え〜、知らなかった!そういう流れだったんだ!じゃあ、🐽に悪いことをした。🐽に謝る機会を作ってくれ。


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🐥 ということで、グランマ(私の姑)も、もうお母さんには怒ってないから話したいと言ってるけど、お母さんはどう感じる?許すも許さないもないよね。実際、本当に馬鹿げた話で、30年間そういう気持ちを持ち続けたこと自体信じられないよね。お母さんがもうこれ以上巻き込まれたくない、と言うならその気持はわかる。それならそれでいいから、本心を言ってくれればいいよ。


でも、今後僕たちがコロラドに行って皆と会った時、写真を見ながらコロラドの話をするのを見たり聞いたりするのも、お母さんはイヤでしょ?お母さんがそういう時参加しないことは、僕たちにとっては寂しいことになってしまうから、和解できればいいなとは思うけどね。


🐽 そんなことで私に対して30年怒りを持ち続けていた、ということに驚いている。向こうが私と和解したいと言うのなら、それは受け入れるけど、時間がほしい。ただ今後も、そういう親戚たちのことで煩わされるのもイヤだけどね。


🐥 わかるよ。このバカバカしい問題の核には、お父さんも含まれてる。お父さんは今まで何もかも見てみないふりをしてきた。


🐽 それは兄と妹から痛めつけられ続けた傷と、グランマの長男教から作られていった性格だと思う。


🐥 だからと言って、一切対処しようとしなかった、お父さんにも大きな責任があると思う。僕が言ってもお父さんには響かないだろうし、S(長男)にコロラドで起きたことを話して、アドバイスをもらおうと思う。Sはお父さんからの信頼も厚いし、Sの言うことなら聞くと思うから。


どちらにしろ、お父さんはカウンセリングを受ける必要があると思う。僕が抱えていた問題は、お父さんから言われ続けた将来への不安が影響していたと思う。


僕は4年前から2週間に1度1時間のカウンセリングを受けることで、かなり改善してきたし、お父さんもぜひ受けるべきだと思う。というか、カウンセリングを受けることで得る利益は、誰にとっても有効だと思うけどね。お母さんも受けてみる?


🐽 高い!でも考えてみる。



1回のカウンセリング料金は吸入薬10日分かぁ・・・


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4 件のコメント:

  1. みきみぃさん、「子は鎹」という言葉と「落語」を思い浮かべました。
    コロラドくんだり迄スキーという「名目」で出かけられた次男夫婦、お二人の子育ての成果ですよ!
    人間というのは何十年経っても瞬間の恨みつらみを抱えて生きる生き物なのです。
    犬猫にはない感情です(そんなに長生き出来ないし)今を大切に生きるのが一番と人間に教えを呉れているのかも知れませんねぇ〜。家族を纏めるって一番大変な大仕事を成長した子供が担うって何て素晴らしい御家族なのでしょう!感動しました。子は親を超えるもの...喜びましょう!!

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    1. danmamaさん、
      感動してくださってありがとうございます。が、コロラドに次男家族が行ったのは、ただただスキーに行きたいという理由からだったんですよ。1月2月は隔週ぐらいの頻度で、レイクタホに行ってます。ただ、コロラドに行くことで私がいやな思いをすると、罪悪感もある程度あったのでしょう。
      確かに恨みつらみって一生持ち続けたりしますよね。
      息子たちも成長したなあ、と思いますが、親としてはやっぱりあ〜あ、なんでこうかなあ、と呆れることが多いです。今日もそんなことがありました。
      私の老後の住処に関して、少し変化がありそうです。また書きますね〜。

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  2. 思いやりのある息子さんですね。
    問題があっても家族でちゃんと話し合えるって素晴らしいです!うちは旦那と冷戦状態になったら誰もとりなしててくれる人がいなくて、どうしましょう。長年夫婦をしていると義理家族のことも含めていろいろありますよね。私の場合は義母がなくなってから随分と穏やかに過ごせるようになりました。みきみぃさんには思いやりのある優しい息子さんたちがいてくれるので大丈夫ですよ😊

    話はかわって私も以前咳喘息と診断されてインヘイラー使ってました。qvarというブランドです。この治療で咳はすっかり良くなったんですよ。今もお守りとしてqvarを持ってますが幸いなことに使わずにすんでいます。インヘイラーって保険がきいても高いですものね。
    みきみぃさんの咳が早く良くなりますように。
    akiko

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    1. akikoさん、
      ありがとうございます。咳は昨日今日と全く出ていなくて、これでインヘイラーを中止できるといいなあ、と思っています。明日はかかりつけ医とのビデオ診察があるので、これ以上この薬代を払うわけにはいかん!と言うつもりです。akikoさんがすっかり良くなったと聞いて、なんだか希望がわいてきました。それにしても高い医療費にアメリカでの老後生活考えてしまいますよね。

      息子は思いやりがあると思いたいのですが、実は自分たちに色々と面倒がふりかかるのが嫌なのではないかと思っています。親が離婚すると子供は親の世話が降り掛かってくる可能性も大きくなりますよね。親同士がお互いの介護とかできなくなると。義母さんが亡くなって心穏やかに過ごせる。わかります!私も義母や義兄がいなくなったら随分気持ちが楽になります。
      実は・・・先程akikoさんのことを考えていました。何故か。それは今後のブログでおわかりになります。な〜んて意味深なことを書きましたが、ホントです^^

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