2013年12月9日月曜日

家庭教師2回目

2週間ぶりに家庭教師をした。状況は前回よりさらに悪くなっていた。ジュリーが言うには12課のテストがあったそうで、かなり悪い点だったということ。そうだろう。この前教えた時点ではものすごい遅れがあったので、当たり前だが1時間教えたぐらいではとてもとても間に合わない。

教える方としてはかなり複雑な気持ちになってしまう。ジュリーのためにはどうしても今学期パスさせてあげたい。これから一緒に学ぶことで来学期成績を伸ばしてあげたい。それにお金をもらっている限り成果は出さないといけない。

日本語レッスンのアプリ
でもやっぱりマンツーマンには
かなわないだろう
おいしいものを食べたり、旅行をしたり、車や洋服を買ったり、と普通はお金を使うと思い出や物が残る。が、家庭教師をするということは成績を上げることで、実績を残すことしかできない。今学期パスしないと来学期クラスは取れない。が、今20%台でどうやってあと1週間で60%になるのか。勿論不可能だ。


お母さんにも話した。が、できるだけのことをしてほしい。何時間でも必要なだけ教えてほしい。ジュリーは来学期もクラスを取るつもりだ、ということ。でも奇跡が起きても60%に達するのは無理だ。はっきり言って教えたくない。パスするのが不可能な生徒のために教える。そしてそれに対して少なくないレッスン料金をもらう。すごいジレンマだ。

結局、夜時間をかけて復習のための資料を作ってジュリーに送った。2週間前に日本に行く前にも時間をかけて資料を作って送ったが、どうもそれは一切見ていないようだ。そうだろう、元々やる気のある生徒だったら、20%台に成績が落ちるまで放っておかないはずだ。

どうするべきか。取りあえずは栗きんとん羊羹を食べながら考えてみよう。

先週父に持って行ってあげた栗きんとん羊羹