さて、今朝は父を森先生の所に連れて行った。森先生の質問に父は明るく応える。調子はいいです、幻覚症状や不安などもありません。
今日先生に話したかった気になる点は、
- 身体機能がかなり低下して来たこと。
- 手足が冷たいこと。
- 今まではできていた着替え、補聴器の交換、歯磨きなどの手順にとまどうことが多くなって来たこと。
- テレビを全く見ようともしない、生活全般における意欲が低下してきていること。
森先生の答え。
手足が冷たいのは自律神経が不安定だから。それに加齢と季節の変わり目という要因も加わる。
意欲の低下も今までできていたことができなくなりつつあるのも、認知機能が低下していきているせい。認知機能も身体機能もこれからより低下していくことで、従来できていたことが段々できなくなる。今までが若々し過ぎた。次第に年齢相応の状態になっていくだろう。
ホームにとっては幻覚症状などの異質な問題があったが、これからはホームが見慣れたパターンに移行して行くと思う。そうなった時点で薬はもっと減らしていきましょう、ということだった。
そうか、幻覚症状などを抑える薬のせいで身体機能が低下してきていると思ったが、それだけが原因ではなかったのだ。年をとって来たのも理由の一つだったのだ。
父のアルツハイマーはこれからどんどん進行していき、大変なことも増えて来るだろう。まあ、その時はその時のことだ。