2013年12月1日日曜日

パピークラス

アプは問題犬だ。少なくとも今日2013年12月1日の時点では大問題犬だ。

  1. そこら中で排泄する。
  2. 甘噛みがひどく、もはや甘噛みとは言えない段階。噛まれた指には血がにじむ。
  3. オスワリ以外、ほぼ何もできない。
  4. テーブルの上の食べものを取ろうとする。
  5. 身体のどこでもさわらせる、ということができない。
  6. 社会性がない。子供すら恐れる。
良い点もある。
  1. かわいいこと(もちろん!!)
  2. 吠えないこと。
  3. 夜は電気を消すと黙って寝ること。
  4. オシッコをたまにオシッコシートの上ですること。
  5. 食欲旺盛なこと。
  6. オスワリができること。
クラスは毎週日曜日
3週間でなんと1500円!
部屋の中は走り回って興奮するし、突然人間の顔に向かって飛びかかって来る。ガンをつける。

当然このままでは先が思いやられる。ということでパピークラスに連れて行った。先月始める予定だったのだが、先月は腸内感染でドタキャンになった。今回がラストチャンスだ。感染などしないように、トリミングにさえ連れて行かずに今日を待った。

車で30分かかる教室に行く道は、犬用の籠に入っている。が、今日は暖かい日だったので、どうもアプは最初から疲れ気味。教室に到着したら、今日のクラスは2匹の子犬だけしか参加者がいないとわかった。アプとモモちゃんだ。モモちゃんはアプよりも2週間だけ年上で、なんともかわいい丸々としたトイプードルだ。毛並みもきれいで穏やかでかわいい顔をしている。アプのなんともみすぼらしいこと。

道中段々機嫌が悪くなる

余りにも痩せているアプにもっと食べさせてもいいのかどうか、インストラクターに聞いてみる。クラスを見守っていた医者がアプを抱いて、あばら骨が見えるほどではないけど、もう少し餌を増やしてもいいでしょう、とアドバイスしてくれる。

インストラクターの話とデモンストレーションで希望が見えて来た。甘噛みは1ヶ月後にはしない、ということを目指しましょう。社会性も持つようにさせましょう。縄張り意識の出る6、7ヶ月頃に犬は吠え始めることが多い。それをなくしましょう。などなど、納得のいく説明ばかり。


特にこのところ甘噛みに悩んでいた。しつけの本やオンラインで調べたことでは、犬が噛んだらのどに手を突っ込めとか、口を押さえつけて閉めるとか、そういう方法でやめさせましょう、と書いてある。が、今日の話ではそれは人間の手を恐れさせるだけ。ダメという声でやめさせる。そのあと無視するということだった。

社会性のないアプは教室でもすぐ抱っこしてくれ、とせがんでくる。おやつを頻繁にあげながらしつける、という話には目からうろこだった。そんなにおやつをあげてもいいものなのか。おやつは小指の爪の3分の1の量だそうだが、それでもなんだかこれからうまくいきそうだ。

さてさて、来週までにオイデができるようになること、オスワリも確実にできること、社会性を身につけさせること、という宿題が出た。しつけに関しては今がラストチャンスだと思う。緊張もするが未来が明るくなったように感じる。

疲れ切って、帰り道車の中で船こぐアプ
寝ている時が一番かわいいのも事実