2014年6月22日日曜日

YELPる

朝West Valley Collegeという大学のファーマーズマーケットに行ってみた。



ここは『カリフォルニアのばあさんブログ』のばあさんこと、Chiblitsさんお薦めのおいしい有機野菜が買える場所だ。



毎週末大学の駐車場を使って開催される。


野菜はフレッシュで色が鮮やか

この苺が衝撃的においしかった



その後まず先々週契約したコンドーの進行状況を見に行く。



次男とマリーはコンドーに引っ越す日を楽しみにしていて、どんな家具を買うか、犬を飼おうか、などと楽しそうに話している。



特にマリーが本当に嬉しそうにしているのがかわいい。



二人を見ているとつい『若夫婦』という言葉が点滅する。



どうも勘違いしてしまうようだ。

完成は2015年末



次男とマリーのアパートの前に車を停めてお寿司を食べに行ったあと、ロンバートストリートに行ってみることにした。


二人はいつも手をつないでいて、いい感じ
若いっていいことだのう



ロンバートストリートはジグザグの煉瓦道を車がゆっくりと下って行く、サンフランシスコでは有名な観光スポットだ。



降りて行く時正面にはコイットタワーが見えるし、初夏は紫陽花が美しい。



今日の正午から車が通行止めになった。



つまり煉瓦道をゆっくりと歩いて降りることができるようになったのだ。

ロンバートストリート

すぐ観光客の写真を撮ってあげたくなる
『撮ってあげましょうか』と言ったくせに、カメラの使い方がわからない

紫陽花は終わりかけていたが、まだまだきれいだった


ロンバートストリートを引き返して上まで上り、今度はNob Hillの瀟洒な住宅街を通って海の方に歩いて行く。



正面に見えるのがアルカトラズ島


そのうち左側にゴールデンゲートブリッジが見えるのだが、今日は霧がかかっていてうっすらとしか見えない。


晴れた日には美しく赤い橋が見える



よく歩いたので、カプチーノとケーキ休憩をしようということになった。



近くておいしいカプチーノがある場所と言えば、リトルイタリーだ。



2週間前に行ったリトルイタリーのお店の、カプチーノとチョコレートケーキが忘れられない。



が、素手でお菓子をつまむお店のおっちゃんのことを思い出して、マリーがいやだ、と言う。



そりゃそうだよね。



そこまで衛生意識が低いおっちゃんが経営するお店は怖い。



リトルイタリーはカフェがたくさんある。



ここに入る?と私が提案しても、次男とマリーはYELPでちょっと評価を調べるから、とすんなりと入ってくれない。



YELPというのはカフェ、レストラン、リフォーム業者、仕立て屋さん、ドライクリーニング屋さんなどなど、全ての商売の口コミサイトだ。

YELPって不満そう

YELPって不満そう


どのお店の前に行っても、次男がYELPる。



隣でマリーもYELPっている。



ここの評価は5段階の3.5だから入りたくない、と二人とも不満そうだ。



もっといい所に行こう、となかなか決めてくれない。



たかがデザートとコーヒーでなんでそこまでこだわるかなあ、と思いながら延々とリトルイタリーを歩き回る。



どこのカフェを見ても二人から承認がおりない。



もっとおいしい所があるに違いない、とYELPっている。



そのうち疲れて来た。



やっと二人が評価4.5の所を見つける。



そのカフェは10分ほど前に通り過ぎた所だ。



また引き返すことにした。



ところがやっと着いたカフェは、なんと改装中ということで閉まっているではないか。



ヘナヘナと倒れそうになった。



結局さっき3.5で却下されたカフェに戻ることになった。



が、このお店、高い割にはおいしそうなケーキがない。



やっぱりあの素手でお菓子をつかむおっちゃんのカフェが良かったなあ。


仕方ないので、カプチーノとチョコレートチップクッキーを注文する。


カプチーノもクッキーもいまいち
不満