2023年4月23日日曜日

吸入・動悸・救急病院 ①

粗食の毎日である。


最近はピーツにも行かないし、ほぼ外出もせず。


寒くて雨が多かったこの冬。


出かけないことが私の生活スタイルのデフォルトになってしまい、夜も粗食という老人の生活。


例えば鱈と、ヤムウンセン


例えばサンマ、れんこんと豚ひき肉、
きのこと大根きゅうり酢の物


吸入薬は続けている。


が、この吸入薬でエライ目にあった。

吸入薬2ヶ月分で$600!


4月20日、いつものように朝パフッた。


高価なパフである。


よし、一滴も無駄にしないようにパフるぞ、と初めてしっかり肺まで吸い込んだ。


これが悪かったのか、お昼ごはんを食べ始めた頃急に気分が悪くなってしまい、横になった。


動悸が激しい。


そもそも、気管支拡張剤の入っていない吸入薬を処方してくれ、とかかりつけ医に頼んだが、どうもうまく事が進んでいかない。


横たわっているのに激しくなる一方だ。


波打つ心臓が、ポクポクと布団を叩いている。


血圧を測ると、高い。


脈拍数がどんどん上がっていく。


100から110が2時間続いたところで、午後4時、救急病院に電話。


パフるのは2日休んでみたら〜?とスタッフが、大したことないでしょ?という言い方。


が、気分が悪くてたまらない。


次男に電話して、車で30分の救急病院に連れて行ってもらった。


動悸と胸がしめつけられる感じ、と訴えるとすぐEKG(心電図)、血液検査、胸部レントゲン撮影と検査が続いた。


当直医による問診。


その後待機室に入り、ウエストより上は全て脱ぎ、病院のガウンに着替え、管に繋がれる。


思っていたより、大層なことになってしまった。


動悸が激しいと言って救急病院にまで来たからには、病院側も全ての検査を患者に受けさせなければならないのだろう。


シマッタ!またお金がかかる、と気が付き、もっと動悸が激しくなりそうだ。


この時点で1時間半経過。

一人で入る部屋はドアがなく、カーテンが吊るしてある

点滴用にまず針を入れられる

モニターに繋がれる


動悸が収まってきたので、次男には一旦家に帰って待機してくれ、と伝える。


2時間後、もう一度血液検査がある。


時間が経過して変化する数値もあるので、それを確認するためだとか。


EKG、血液検査、レントゲン写真などなど、結果が出次第どんどんスマホに送られてくる。


それを眺めながら、そろそろ帰りたいんですけど、と思うがなかなか帰してもらえない。


夜11時に当直医がまた現れ、悪いところはないが、心臓の専門医に一応相談しておいた方がいいかも、と説明。


それから30分後に、退室にあたっての注意事項、検査結果を全て印刷したものが看護師によって持ち込まれ署名する。


長男に迎えに来てもらい、帰宅したのは夜中の0時過ぎ。

帰りは長男に迎えに来てもらった(片道車で30分)


こうして、歳を取ると子供に頼ることも増えるのだろうか。


なら、自分で動ける日本に住むのがやはりいいのだろうか。


具合が悪くなって改めて考えてしまった。

焼き肉を食べた途端、とんでもなくエネルギーが湧いてきた
高齢者には肉が必要、肉、肉!


そして、今日決めたことがある。


救急室に意識のない状態で運ばれた時のために、買っておこう。

新しいブラ

14 件のコメント:

  1. 救急病院とは大変でしたね!今の体調はいかがですか?焼肉を食べてエネルギーが出たようで本当よかったですが、無理をせずにリラックスして過ごしてくださいね。

    心電図、胸部レントゲン、血液検査・・・同じです、私も救急病院でやりました!
    フリーウェイ運転中にだんだん呼吸が苦しくなってこれはやばいと思い車を止めて呼吸を整えようとしたんですよ。そしたら後ろにパトカーが止まって職務質問(?)されちゃって、「息ができないんです、死にそうなんです!!」て訴えたらお巡りさんが救急車よんでくれましたー。運良く目の前が病院だったのですぐ運ばれて、心臓発作かもと色々検査した結果異常無し。その頃には症状も落ち着いていて、ドクターに「今まで過呼吸になったことある?多分過呼吸で苦しくなったんじゃないか」と言われましたよ。
    次の日かかりつけ医に診てもらって、ずっと動悸や手の震えがあって車の運転中も症状があった話をしたら、新しく使い始めた吸入薬が原因だろうとわかったんです。

    みきみぃさんの場合はまた違う原因かもしれませんが、できるだけ早くかかりつけ医に相談してみてください。どうぞお大事にしてくださいね。そして元気になったら新しいブラを買いにいきましょう〜〜^^

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    1. akikoさん、
      ありがとうございます!パフ仲間の経験談を伺うと、すごく心強いです。いや〜、今日も焼き肉食べましたよ^^
      でも、まだ本調子ではないです。なので、漫画読んでリラックスしてます。

      akikoさんも、同じ検査を受けましたか〜。フリーウェイ運転中って怖かったですね。でも、パトカーが停まるともっと怖いけど、救急車呼んでくれて良かった!目の前が病院だったのもラッキー。検査をしていくうちに、私も症状が落ち着きました。過呼吸もあったのかも。検査は全て正常だったのですが、やはり自分に合う吸入薬が見つかるまでは安心できません。
      その点日暮里の喘息クリニックに期待しています。こちらでは喘息の検査は一切受けていないので、やはり専門医で合う薬を見つけてほしいです。
      本当に日本は眼科、耳鼻科、呼吸器内科などなど、簡単に行けるるのがいいですよね。アメリカで今後暮らすとなると、そこは大きな問題。しかも、今回の救急病院の請求書がいくらなのか、考えるだけで過呼吸もになりそう^^;

      今死んだらこの古いブラ見られるな、こりゃ死ねんな、と思いました^^;
      (アメリカでピッタリ合うブラ見つけるの難しいんですよ〜〜  言い訳・・・)

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    2. ごめんなさい、ちゃんと読んでませんでした!主治医には相談したのに、気管支拡張剤なしの薬を処方してくれないんですね。なんか理解力がなくて申し訳ないです。老化現象ですかね(涙)
      私が最初に処方されたのが紫のディスク型のAdvairで、これで救急車で運ばれるはめになったんですよ。みきみぃさんも同じものを処方されたんですね・・・
      当時の主治医は日本人だったのもあって、私の話をちゃんと理解して親身になって聞いてくれてありがたかったです。Advairが原因だろうということでステロイドオンリーの吸入薬Qvarに変えてくれて、そしたらすぐに動悸等の症状がなくなりました。しばらくステロイド吸入薬を続けて気管支の炎症が抑えらて咳喘息はよくなりました。それ以降も風邪等で咳がではじめたらすぐにパフるように言われてます。
      喘息は怖いですが薬でちゃんとコントロールできるから大丈夫ですよ。みきみぃさんも日暮里の専門クリニックで良い薬に出会えますように。

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    3. akikoさん、
      いえいえ、経緯はものすごくわかりにくいと思います。akikoさんのせいではありません^^;
      かかりつけ医は内科医なので、呼吸器に関しては詳しくないと思うんです。で、こちらから気管支拡張剤なしの薬を頼んだのですが、私の症状が気管支拡張剤の必要なものなのか、あるいはなくても大丈夫なのか、というのがはっきりとまだわからず、引き続き結局気管支拡張剤の入った薬、Advairなんです。が、あと5日分しか残っていません。
      これがなくなる前に日暮里の呼吸器内科に行き薬をいただけると良いのですが、ゴールデンウィーク直前ということと、私の体調などのためにもし会えない時のために、こちらから予備の吸入薬を持参する必要があります。
      その吸入薬を明日薬局でもらって(とは言え、$110!!)持参します。かかりつけ医には、今の時点で気管支拡張剤の入っていないものに変えるより、完全に薬をやめて症状がひどくなったら使えばいい、と乱暴なことを言われました。なんで素人である私が毎日毎日オンラインでどの薬が私に合うか、調べないといけないのか!😩 akikoさんやへろさんからの情報で、かなり色々わかってきましたので、心強いです。ありがとうございます。かかりつけ医からよりも、お二人から役立つ情報を色々教えていただきました。
      やはりステロイドオンリーの吸入薬に変えて動悸などの症状がなくなったのは、akikoさんもへろさんと同じですね。私も自分が調べたところ、咳喘息だと思うので、自分にあった薬を使うことで症状が抑えられると嬉しいです。
      本当に色々教えていただいてありがとうございます!
      日暮里に行く日は、まず朝イチで抗原検査をしたいので、キットを1箱キャリーに入れました〜^^;

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  2. 大丈夫ですか?帰国も迫っているだろうし心配ですね...
    日本の病院で、しっかり診てもらって下さい。

    薬の副作用は本当に怖いです。高くても体に合って効果があればまだしも副作用で具合が悪くなるとしたら踏んだり蹴ったりですよ。喘息発作は侮れません「テレサ・テン」さんの死亡原因も喘息発作だったらしいですから救急病院に駆け込んだのは良かったと思います。

    それにしても「新しいブラジャー」には笑いました。ユニクロがオススメです。

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    1. danmamaさん、
      う〜ん、大丈夫です!と言いたいけど、なんとなく爆弾抱えている感じ。
      こちらのかかりつけ医があんなに当てにならないとは思ってもみませんでした。
      どの吸入薬を処方するのが一番いいのかわからないのに、動悸がするなら吸入薬をやめて、ひどい咳が出たらその時応急処置として使え、と。
      そもそも一切の検査もせずに吸入薬を処方し、こんだけ色々症状が出ていると言い続けてもまだ同じ薬しか出してくれません。
      結局日本で呼吸器内科に行くしかない、とわかりました。テレサ・テンさんの場合は、まだ今のような吸入薬が出ていなかったようですね。今回喘息に関して色々なサイトで研究しまくったので、テレサ・テンさんがどんなに苦しかっただろう、と改めてお気の毒に思いました。

      ブラってなかなかピッタリ!というのがないので、一ついいのを見つけると複数買い、それをしつこく使います。だって、アメリカでブラ探しに行ってもホルスタイン用しかないもんねぇ。
      ユニクロ行ってみます。

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  3. 処方箋の画像見て、いやーな予感がしました(泣)
    日本にもたぶん同じ成分のパフ薬(アドエア)があります。私は最初レルベアという気管支拡張剤入りパフで頻脈になり、「レルベアより気管支拡張作用が弱い」とのことでアドエアに変更してもらいましたが、心臓バクバクは治らず、現在のステロイド単体のパフ「オルベスコ」っていうパフに変わりました。正確にいうと粉状のパフではなく、ミニボンベスプレーなんですけどね。
    この「オルベスコ」レトロなパフで、パフ回数のカウンターがないので、カレンダーにチェックするか、パフ出てるよなーって目視しないといけません。しかし、2年前コロナ肺炎に効果あることが発表され、薬局から消えてしまい、私を含め多くの喘息患者がパフ難民と化しました。さすがに今は有りますけどね。
    「ステロイド単体」と指定しない限り、医者は「これくらいどーってことないっしょ」と〝起バク剤〟入りを処方します。今回のような大バク発を起こさないためにも、みきみぃさんが良い薬に出会われることを祈りまくります!
    ちなみに私は、おパンツを新調しました。

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    1. へろさん、
      いや〜な予感、大当たりです!
      アドエア、ブリオ、どれも心臓バクバクです。で、気管支拡張剤の入ってないのを、と言ってもなかなか処方してくれません。処方してくれた薬も調べると私に合うものではないようで、受け取りませんでした。内科医が吸入薬を処方するのは無理ですよねぇ。
      オルベスコですね、覚えておきます。パフの回数のカウンターがないのは困りますよね。私は5秒前のことを覚えていられないのに、今朝パフしたかな、なんて覚えていられるはずがない。
      コロナ肺炎に効果があったんですか!それは取り合いになりますよね。起爆剤の入った吸入薬をとにかくやめたい。東京でとにかくクリニックに行き、検査をいくつかしてピッタリの薬がもらえることを期待しています。
      はい、大爆発を起こさないように祈ってくださってありがとうございます!飛行機に乗るのが少し怖いですが、一刻も早く日本にたどり着いてクリニックに行きたい!
      へろさん、おパンツ新調ですか。私もこの際ユニクロでおパンツとブラを新調するか〜

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  4. ぜひ、ブラとおパンツをセットアップで(^^)

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    1. へろさん、
      はい!デカパンとのセットアップね^^

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  5. みきみぃさん、二度目まして。大阪です。
    気管支拡張薬の副作用がきつく大変な目に遭われたんですね。
    日暮里のクリニックではお身体に合う薬が見つかりますように!
    さて、実は私もパフってました。
    十数年前に呼吸器内科の専門医に診てもらってはじめて喘息だとわかったのです。
    その後母の様子がおかしくなり脳の萎縮が進んだと知った時に何も考えられなくなり、
    また通院が面倒だったのでパフと舌下免疫療法を止めてしまいました。
    セルフネグレクトだったんですね。

    ところで我が母はまだ認知症の診断を受けていません。
    長谷川式スケールの点数が悪くないのです。
    同居で生活支援をしているだけなのに毎日けんかしてばかりで精神的にくたくたです。
    この先、支援ではなく介護になった時にはどうなっていくのだろうという不安に圧し潰されそうですが、みきみぃさんの経験談に励まされています。
    2016年7月1日の『じゅうななの合間』は今まで読んだ全てのブログ(みきみぃさん以外のも)の中で一番感動しました!

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    1. 大阪さん、
      二度目まして〜(これ、おもしろい言葉ですね^^
      大阪さんもパフ仲間ですか。お仲間の体験談を伺うと、すごく心強くなります。
      本当に日暮里のクリニックに期待しているんです。ご声援ありがとうございます^^/
      舌下免疫療法というのもあるんですね。

      介護のさなかには親がまず第一優先ですから、自分の体調とかは後回しになるんですよね。よくわかります。私の父も最初は長谷川式の点数が良かったため、認知症という診断ではなく、亜型アルツハイマーという診断でした。それからの数年間は、私も同じく自分のことなんか考えてられませんでしたよ。父に腹を立てて怒鳴っては、あとで後悔する、の連続でした。なんであんな態度を取ったんだろう、と父がかわいそうという気持ちと、また父を叱る、という繰り返し。
      私のこんなブログが大阪さんの励みになった、とおっしゃってくださって、本当に嬉しいです。2016年7月1日のブログと言えば、父の死後11日目ということですね。父の最後の頃の状態を公開し、父には悪かったなあとも思いますが、やはり認知症の家族の介護で悩む方にありのままを見てほしい、という気持ちが大きかったです。なので大阪さんにそう言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます!

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  6. みきみぃさん、こんな大変な事になっていたんですね!副作用だったんですか。処方されても、まず疑わないといけない時代ですね。これからは病院、医師選びが本当に慎重になります。カイザーのまりこ先生、ちょっと遠いけど私も診てもらおうかしら。私の兄が子供の頃喘息持ちで、家で母が漢方薬を煎じていました。匂いがかなりきつかったですが、それが効いたのか、兄は大きくなるにつれて喘息を克服しました。お食事、豪華ですね!バランスが取れてておいしそう~。

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  7. みきみぃさん、こんにちは。

    久しぶりにみきみぃさんのブログに訪問させていただいたら、
    大変なことになられていたと知って驚きました。
    お疲れ様でございました。大事に至らず本当に良かったです。
    その後の体調はいかがですか?

    そして、日本に一時帰国されるとのこと!
    今の東京はとても過ごしやすく、
    みきみぃさんにも楽しんでいただけると思います。
    あまり無理をなさらず体調にお気をつけて
    ステキな時間をお過ごしくださいね。
    日暮里は近いのでもし何かお困りでしたら駆けつけられますよ〜

    それでは、良い旅を!

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