2016年2月3日水曜日

ポジティブな出来事

介護をする時一番大事なのは、何でもポジティブに考えるようにすることだと思う。それは多くの場合むずかしい。先が見えないから『体力が続くのか、お金が続くのか、自分が病気になったら誰が世話をするのか』などなど将来のことを心配する。どんどんネガティブになっていく。

Count your blessings(自分が恵まれている点を数えてごらんなさい。)というアメリカの格言をいつも考えるようにしている。本当にいい言葉だと思う。母がいつもポジティブであったように。

薬害で視力を失った母は、編み物ができることに感謝し続けた。できなくなっても、しゃべれることを楽しんでいた。最後の数年間はそれもできなくなってしまったが、それでも食べ物をおいしい、と思えることに感謝していた。

だから、母を荼毘に付した時、ポジティブな母はどんなメッセージを残しているかな、と思ったのだった。

今日は、アメリカに30時間あまり前に帰ってきてから起きたポジティブな出来事を数えている。

  1. 次男とマリーの引越し準備で私の寝室に置いてあった荷物を片付けたら、結婚式後ホテルに置いてきてしまった、と思っていた私のサンダルが見つかった。
    ゴミの下から出てきた
  2. Ann Taylorの70%オフセールで、セーターが$19.88、スカートが$29.88で買えた。
    計$50ちょっと
  3. サンフランシスコのマンションの契約日は明日のはずだったのに、昨日の夕方突然施工主からメールが来て、2週間後に延期されましたと一方的に通達された。大丈夫。頭金の支払い日が2週間伸びたと考えよう。
    もうジムもできているのに
今日は幸せな気分だ。ポジティブでいられるのはいいことだ。


だから、さっき車をガレージの壁にぶつけて凹ませてしまったが、私自身は凹んでいない。ポジティブに考えるのだ。

明日からのブログネタができた