レッスンはアプが通う病院専属のしつけの先生の元で受ける。
病院は桂川という所にあり、実家からは少し遠いのだが、信頼できるお医者さんがいる所なので、通っている。
2階には、きれいなカフェと外国製の素敵なグッズの置いてあるお店がある。
『おすわり』『ふせ』『集中』がしっかりできるとおやつをあげる。
夜のアプは、いつもより少し落ち着いているように見える。
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しゃれた外装の病院 |
アプの問題行動はすぐ飛びついて来ること。
これは膝にも悪いししつけの基本的なことができてない、ということだ。
飛びついて来たらすぐ背中を向ける、飛びつくのをやめるとおやつをあげて褒める。
『おすわり』『ふせ』『集中』がしっかりできるとおやつをあげる。
『集中』という声に、じっとおやつを我慢して集中しているアプの顔を見ると、こちらも頬がゆるむ。
『アプちゃんおいで』に応えて来て、おすわりをするとおやつ。
座ったらいいことが起きると覚えさせる。
とにかくおやつをたくさんあげることになる。
なので、おやつはドッグフードの超小粒のものをあげるか、ジャーキーのようなものを小指の先ぐらいの大きさにしてあげる。
椅子に座っている人間の膝に飛び乗ろうとしたら、制止して床に座らせる。
それでも飛ぼうとしたら、リードのアプの身体に近いところを踏んで動けないようにする。
などなどかなり疲れるレッスンだ。
しかし、これができるようになったアプを病院の2階にあるカフェで『カフェデビュー』させることにした。
帰る前にもう一度庭に出て走らせる。
暑い日で、帰り道アプは疲れ切って寝ていた。
クレートの中にはアイスノンを包んだタオルを敷くという、至れり尽くせりの待遇だ。
夜のアプは、いつもより少し落ち着いているように見える。
しかし一日中おやつでしつける、ということには問題がある。