2014年9月9日火曜日

父のこれから1/2

どうもこのところ『こんなつまらんブログを書く意味は?』と考え始めるとなかなか書けなくなった。つまりself-esteem(自己評価)が安値安定した状態だ。その上、錦織圭選手がストレート負けしたのはかなりの打撃。錦織選手自身が言うように、来年があると信じよう。

とにかく、ブログに関しては父のことを記録したいという気持ちがあるから始めたものだし続けよう、と考える(今日は)。


母の介護をしていた時は他に何もする時間がなく、あとになって記録をもう少し取っておけば良かった、と思った。こういうつらい思い出は全て忘れてしまうものだ。

さて、父のホームのことを色々検討している。有料老人ホームに移動させるべきか、それとも今のホームで最期までお願いするのか。

お世話になっていてこういうことを言うのも悪いが、
ホームの食事はとてもまずい


以下は現在のホームの理念。

■目指すは「生涯地域居住」の実現です。

xxxのホームページにようこそ。理事長のxxxxです。社会福祉法人xxxはxxxという名前で1949(昭和24)年に誕生。
しかし、古いだけでなくxxxは常に時代のニーズに真正面から取り組んできました。特に1975(昭和50)年の特別養護老人ホーム開設以来、xxxは在宅福祉・地域福祉に積極的に取り組んできました。そして1981(昭和56)年にはミネルヴァ書房から「あすのために~脱・老人ホームの試み」を出版し、更なる地域福祉の推進を決意しました。
その1つが1983(昭和58)年に立ち上げた「高齢者地域共同住宅」です。この事業は足掛け30年、1つの大きな役割を果たしてこの度その歴史に幕を降ろします。しかし、これからも民間社会福祉の担い手として、地域の
皆様と共に、社会のあらゆる福祉課題、生活ニーズに積極的に取り組みます。そして誰もが最期まで地域社会の一員として、自分らしい人生を生き切ることの出来る社会を目指して、「生涯地域居住」の旗印を天高く掲げます
ところで近年、社会福祉法人は「競争的環境」の中で事業拡大には熱心ですが、その事業が地域社会や当事者に如何なる影響を与えているかについては全く無関心です。xxxは事業展開のみでなく、当事者主権の視点からその実践を厳しく分析評価し、積極的に研究開発して、多くの人々とその成果を共有する、創造的な社会福祉実践集団を目指します。 皆様のご理解とご支援を心からお願い申し上げます。

そして父のホームの紹介文。

特別養護老人ホームxxxxは、80名定員で7つ小規模の生活空間(ユニット)に分かれており、そこでは、10名~14名の方が暮らしておられます。お部屋は従来型個室と個室的な多床室で、それぞれのユニットには、キッチンや共同生活室であるリビングがあります。お一人おひとりの個別性の高い暮らしを支えることを目指しております。
建物の1階は地域に開かれた空間で、児童館が併設されており子供たちがいきかい、日常的にお茶を楽しむことができる「喫茶・よりみち」や様々な催しが行われて、ユニットでお暮しのご利用者やご家族に利用して頂いております。

児童館にくる子供たち

ホームの理念は余り明確ではない。地域の中でのホームのあり方は詳しく書かれているが、入居者との関わり方など介護の具体的なポリシーを感じることができない。

そしてこれ☟が今検討している(いやまだ検討はしていない。が、検討することを検討している・・?)有料老人ホームHの紹介文。何故かコピペができないので写真を貼り付ける。



しっかりした理念とケアの方針が示されているとも思えないが、まだ今のホームよりは共感できる。ここは京都の北の方にある。実家は南の方。そして入居金が1000万円。あるいは毎年250万円で更新することもできる。つまり、4年以上生きるとわかっていれば1000万円を一括払いした方がお得でっせ、ということになる。毎月の費用は25万円プラス雑費。

費用のことはさておき、問題は父はアルツハイマー患者だということで、一番悪いことは環境が変わることだ。やっと今のホームに慣れた父が、また新しい環境に移るということはあっという間に認知症が進行する可能性が高い。

今のホームには数人のすばらしいスタッフもいることだし、相談員のSさんも段々父への対処を学んでくれて、かなり家族の負担を軽減してくれている。が、これから認知症が進行した時それはどこまで有効なのだろう、という懸念はいつもある。その上父が入院した場合、退院後の部屋は確約されていない。

そして、このホーム/病院。これを読むとやはりここに父が入居できればなあ、と思う。赤文字にした部分が特に共感できるところ。

高齢者にふさわしい医療

人間の体は75歳を過ぎるころから大きく変化し、心身の機能をはじめ正常値や薬への反応も成人とは異なります。医療行為は受ける側にとっては不快で苦痛を伴うものですが、問題は高齢者にとってはこれを我慢しても、その先に必ずしも良き時間が待っているとは限らないことです。私達はこれを前提として高齢患者様への医療を提供しています。まずは患者様に残された能力を充分に見極めたうえで不要なチューブや、検査・投薬をなるべく少なくしたいと考えています。すなわち苦痛に満ちた惨めな長生きよりも、豊かな一日を実現する医療を目指しています。

看護、介護、医療の一体的提供

多くの場合、一般的な介護施設では充分な看護や医療を提供できません。一方、医療機関では生活や介護の仕組みが充分ではありません。そのため、介護は介護施設で受け、ひとたび看護や医療が必要になると医療機関との間を行ったり来たりしなければならない現実があります。しかし、実際に最晩年を過ごす高齢者には看護、介護、医療の全てが同時に必要になります。そこで、私達は患者様にとって必要なことを中心に据え、まずは潤いある生活の場をご用意し、その中で生活を支える看護、介護、医療の三つが一体的に提供される仕組みを目指しています。すなわち本当の意味での「終の棲家」を実現したいと考えています。

尊厳が守られる毎日 

最晩年を迎えるにあたっての最大の不安は、自分のそれまでの人生経験や個性を尊重されることなく、単なる”お年寄り”として扱われることではないでしょうか。私達はこのご不安を受け止め、患者様ご本人にとってその方らしい尊厳ある最晩年の日々を提供したいと考えています。そのためには、まずご本人にとって嫌なことを強いられない、大切にされている、必要とされていると感じられる毎日を目指しています。また、患者様お一人お一人の個性に合わせた個別対応を心掛けています。

自分の親を安心して預けられる場所

私達の開院時からの目標は「自分の親を安心して預けられる施設」をつくることです。患者様にとって居心地のよい場所であると同時にご家族様にとっても安心できる場所でありたいと考えています。お身内の介護を抱えるご家族にとって一番の安心は、まずは退院の期限なく最後まで託せることではないでしょうか。私達は経済的なご負担以外はご家族の手を煩わせることなく、患者様の最晩年の生活全てのお世話を最後までお任せいただけることを目指しています。さらに介護にまつわる精神的、肉体的ご負担をお引き受けすることによりご家族間の絆を取り戻し、患者様とご家族様の良き時間をおつくりしたいと考えています。
これこそケアする側に家族が望むことだ。そう、これは青梅慶友病院。費用は父の場合個室だから毎月64万円以上だ。その上ここに父が入居するとしたら、私が近所にアパートを借りて常時住むことが必要になる。とんでもない金額だが、Iの入居金を考えると父が入居している年数次第では余り差はないということになる。

ただ、考えてみるとやはりこれは無理だ。私が日本に滞在するのは数年にわたる場合可能性がある。今のように日米往復はできない。何故なら私がいない間京都で仕事をしている姉が、東京に住むことはできないからだ。私がサンノゼに帰らずに日本で2年ぐらい生活する、ということならどうにかなるだろう。が、先が見えないのにその決断はできない。

入院代とアパート代などを足すと毎月80万円かかる。これは勿論言うまでもなく一番の問題だ。

しかし今のままではいけない、と姉も私も感じている。ホームに夕方行くと父は一人でポツンとしている。家族も殆ど来ない他の入居者に比べると、父はまだ恵まれているのかもしれない。が、やはりもっとしてあげられることはあるはずだ。

父が在宅していた頃頼んでいた配食サービスの車

どのホームで父が最期を迎えようと、父の死後こんな車⇧を見る度に後悔で苦しくなるのだろうな。