2013年12月6日金曜日

二傳の紅葉弁当

東京に移動の日。


なにしろ新幹線で食べるお弁当が楽しみ。


ここ何度かは、泉仙の六角弁当ばかり買っている。


昔は500円のサンドイッチしか買わなかった。


それが豆藤の800円のお弁当になり、六角弁当で1600円払うようになった。


さすがに飽きたので今日は伊勢丹の地下で別格に高いお弁当が置いてある、老舗弁当コーナーを見に行く。



修学旅行シーズン



清水の舞台から飛び降りたつもりで二傳の紅葉弁当を買うことにした。


老舗弁当の中では一番安い2310円。


1600円のお弁当に比べると700円高いが、一度は老舗弁当というものを食べてみたい。


なにしろ京都に住んでいても、こんなお弁当を食べたことがないのだから。




おいしかった。


が、ちゃんとした和食というものを食べる機会が滅多にないせいで、何を食べているのかわからないのが情けない。


食べ終わったあとラベルにメニュー表示があるのを発見。


読んでみてびっくり。


殆どのものが自分の思っていた食材と違うものだったのだ。


お弁当のどアップ

サーモン御飯
秋鯖握り寿司
ひさご出し汁巻玉子
サーモン幽庵焼
貝柱松風
平目金糸巻
白和え
穴子八幡巻
柿玉子
六方芋白煮
木ノ葉南瓜
信田巻
茄子田楽
鯛南蛮漬け
茗荷
きす長芋巻揚
ピーマン


だそうだ。



大満足。


おいしいお弁当を食べるだけで幸福感に包まれる。


やはり色気より食い気だな、と再確認。




京都を出た時は曇っていたので、今日は富士山は見えないだろうと思っていたが、雲におおわれていても富士山は美しい。




富士山の串刺しぃ〜



東京に到着。


不思議だが、東京に来るとアメリカを思い出す。


京都とは異質の文化だ。


東京なら住めるなあと毎回思う。


こんななんでもない景色に、ウキウキする。







いつも東京で泊まるのは銀座周辺。


今日はクリスマスツリーが飾られている。夜はきれいだろう。




荷物をホテルに置いたら銀座通りを歩いてみよう。




という計画は実行されなかった。


何故なら夕方くしゃみが立て続けに出たと思っていたら、気分が悪くなってしまったからだ。




東京では友人に会いたいと思うのだが、いつも約束をしない。


大好きな場所なのに、何故か東京に来ると具合が悪くなることが多いのだ。



それでもせっかく銀座にいるのだから、出かけようと思いお化粧をして洋服も着替える。


が、鼻水も止まらなくなったので、思い直してドラッグストアに行くことにした。


加湿マスクと葛根湯を買う。


レジで『お大事に。」と言われた。


一気に不幸な気分になる。




が、今日の一番の不幸は実は違うところにあったのだ。

二傳の紅葉弁当を買ったあと見つけた
なんとセールで1365円!
どん底・・・

2013年12月5日木曜日

栗きんとん羊羹

忙しかった日。

まずアプを散歩に連れて行く。落ち葉が保護色のようだ。


10時に家を出て父のホームまで歩く。今日は父を眼科医に連れて行く日。12時前に着いたら、大混雑。20人は待っているということで、受付で40分か50分後に来てください、その時まだ順番は来ていないかもしれませんが、ということ。


父を連れての50分は長い。果たして父は暑い、寒い、2階は暑いので1階で時間をつぶしたい、と言いながらも寒い、寒いと言い始める。一体どっちなんだ!と怒り指数が80ぐらいまで上がる。


ジャケットを着させて、フードコートに行ってお昼ご飯を食べようと誘っても、下に降りて食べ物を買うと言う。車椅子を押して歩いた末、結局フードコートで食べることになった。カレーを食べる?と聞くと、嬉しそうに食べたいということ。が、少し食べただけで詰まりそうなので、やめておくとスプーンを置く父。


父がカレーを食べている間に、マクドナルドでカプチーノを買うことにした。が、いつランチを食べられるかどうかわからないので、食べ物も買う。数年ぶりのマクドナルド。テリヤキバーガーなるものと、アイスコーヒーにする。ポテトをつけると390円です、セット価格の方が安いです、と言われ仕方なくもらって5本ほど食べた。父も少し食べる。


父は早く眼科に帰らないと順番が来るのではないか、と時計ばかり見る。が、まだまだ時間はたっぷりある。好物のソフトクリームを買ってあげる。

それにしても待合室でも順番を確認してくれ、暑い、寒い、と父はうるさい。どうして他の高齢者のようにじっと静かに待つことができないのか。そもそも9月に検診したばかりで、どうしてまた診察が必要なのか。





体力を消耗する眼科だったが3時前に帰宅し、東京に送る宅配便の集荷を待つ。今回は3週間後にまた日本に戻って来ることになっているので、荷物は少ない。お菓子が殆どだ。


この前父の戦友からお歳暮があった。厳密に言えば戦友は亡くなってしまって、そのご家族からのお歳暮だ。化粧箱には『安曇野美し』というラベルが貼ってある。まる山菓子舗という会社のものだ。中には渦巻きになった緑色の棹状の和菓子、お芋の味のお饅頭、そして栗きんとん羊羹が入っていた。

どれもおいしかったが、最後に食べた栗きんとん羊羹がとびっきりおいしい。なにしろ栗きんとん部分がおいしい上、外の羊羹も程よい甘さで上品だ。取り憑かれてしまった。

つい数年前までおいしい食べ物への執着はなかった。何かが食べたいということもなかった。それは周知の事実だった。なのに、最近のこの執着はどうだろう。どうしてもこの栗きんとん羊羹をもっと食べたいと、切実に思う。

ホームページを調べてみたが、今はつながらない状態だ。先週本店に電話してみた。まず緑色の棹状の和菓子は『八面大王』。お芋が『ふくふく芋』。栗きんとん羊羹は1785円。後日改めて電話注文して送ってもらいます、と電話を切った。数はいくつにするか。どれもおいしかったので、いくつも注文したい。が、中性脂肪が上がるのも怖いので、我慢すべきだろう。

こうした頂き物で病み付きになる食べ物はある。以前名古屋の知り合いからいただいた『白木』のあられもその一つだ。

京都からのお土産にあげたいものはダントツが出町ふたばの豆餅だ。が、これはその日のうちに食べないとおいしくない。

ふたば 豆餅
5日ほど日持ちするものなら『阿闍梨餅』。わらび餅なら洛匠の草わらび餅だ。

洛匠 わらび餅

が、ふと気がついた。栗きんとんは季節のものだから年末に行った時にはもうないだろう。愕然とした。まだ今日届いたものも食べる前から、次に注文する時のことを考えて一喜一憂している。

結局年を取ると色気よりも食い気になるということなのか。

考えたくない・・・

2013年12月4日水曜日

診察

パピークラスでしつけの極意を習って以来、アプはずっと扱いやすくなった。おやつを使ってしつければいい、ということでしつけはかなり簡単になりつつある。が、社会性はなかなか養われない。今考えているのは犬の幼稚園。朝預けてお昼寝をしたり遊んだり、と子供の幼稚園と同じように一日を過ごす。

さて、今朝は父を森先生の所に連れて行った。森先生の質問に父は明るく応える。調子はいいです、幻覚症状や不安などもありません。



今日先生に話したかった気になる点は、
  1. 身体機能がかなり低下して来たこと。
  2. 手足が冷たいこと。
  3. 今まではできていた着替え、補聴器の交換、歯磨きなどの手順にとまどうことが多くなって来たこと。
  4. テレビを全く見ようともしない、生活全般における意欲が低下してきていること。
森先生の答え。

手足が冷たいのは自律神経が不安定だから。それに加齢と季節の変わり目という要因も加わる。

意欲の低下も今までできていたことができなくなりつつあるのも、認知機能が低下していきているせい。認知機能も身体機能もこれからより低下していくことで、従来できていたことが段々できなくなる。今までが若々し過ぎた。次第に年齢相応の状態になっていくだろう。

淀屋橋で買った
全粒粉黒ゴマあんぱん
これがホントにおいしい
父は毎日食べても飽きない

ホームにとっては幻覚症状などの異質な問題があったが、これからはホームが見慣れたパターンに移行して行くと思う。そうなった時点で薬はもっと減らしていきましょう、ということだった。

そうか、幻覚症状などを抑える薬のせいで身体機能が低下してきていると思ったが、それだけが原因ではなかったのだ。年をとって来たのも理由の一つだったのだ。

父のアルツハイマーはこれからどんどん進行していき、大変なことも増えて来るだろう。まあ、その時はその時のことだ。

取りあえず本日の癒し
外を見るのが好きになってきたアプ

2013年12月3日火曜日

童謡カルタ

火曜日だ。わいわい広場だ。朝9時に家を出てホームに向かう。朝はやはり歩くのも気持ちいい。

朝の道は清々しい
父を車椅子に載せて1階に降りることにした。廊下に何台か停めてある車椅子を取りに行っていると、背後から父の「車椅子はどこにあるの!」と険しい声が聞こえて来る。車椅子にすぐ座りたい父が苛ついている声だ。心底ムカつく。

エレベーターで1階に降りる。一番乗りなので輪の一番前列に父は座る。集まる人たちは80%が女性だ。今日の参加者は全部で25人というところか。輪から少し離れた所に座って見学していると、始まった途端に父の「娘はどこですか。」とエラそうに言う声が聞こえて来た。

すぐ行くと「足が熱い。」と険しい顔をしている。先生は最初のイントロを中断して待っていてくれる。ソックスを脱いでみたら?と父の前に跪いてソックスを脱がせる。

父は決してカーテンを開けない
後ろの席に戻って先生のイントロが続行し始めた途端、父がまた「寒い!ソックスを脱いだら寒い!」と自分がすぐ面倒見てもらえるのが当たり前、というような苛ついた声を出す。

自分の体調のためなら会を中断させても平気、人に迷惑がかかっていることも全く頓着していない父に対しての腹立ちで頭がクラクラする。また跪いてソックスをはかせて後ろの席に戻って見学する。

今日は運動のあと『童謡カルタ』の遊びが始まった。童謡の途中から歌って、イントロ部分を思い出して歌うという遊びだ。『そ〜よ、母さんもながいのよ〜』という歌をうたいながら、象の絵のカルタを先生が掲げる。さて、長いのはなんでしたか?と先生が聞く。


女性入居者の声がする。「チチ・・・やったかな。」先生が笑いながら「乳ではないですねえ。」と言うと、他の女性が「足と違うやろか。」と言う。和気あいあいだ。本当にうらやましく感じる。父がこういう穏やかな性質だったら、安心してホームに任せることができる。時々会いに行ってあげれば大丈夫だろう。

父のわがままに付き合うのは大変だ。目の前が真っ暗になるほど腹が立つことも多い。なのに、大きな声で童謡を歌う父の声を聞いていると、生きている限りできるだけのことをしてあげないといけない、と思ってしまう。
JR駅そばの橋から見た景色
紅葉がきれい

2013年12月1日日曜日

パピークラス

アプは問題犬だ。少なくとも今日2013年12月1日の時点では大問題犬だ。

  1. そこら中で排泄する。
  2. 甘噛みがひどく、もはや甘噛みとは言えない段階。噛まれた指には血がにじむ。
  3. オスワリ以外、ほぼ何もできない。
  4. テーブルの上の食べものを取ろうとする。
  5. 身体のどこでもさわらせる、ということができない。
  6. 社会性がない。子供すら恐れる。
良い点もある。
  1. かわいいこと(もちろん!!)
  2. 吠えないこと。
  3. 夜は電気を消すと黙って寝ること。
  4. オシッコをたまにオシッコシートの上ですること。
  5. 食欲旺盛なこと。
  6. オスワリができること。
クラスは毎週日曜日
3週間でなんと1500円!
部屋の中は走り回って興奮するし、突然人間の顔に向かって飛びかかって来る。ガンをつける。

当然このままでは先が思いやられる。ということでパピークラスに連れて行った。先月始める予定だったのだが、先月は腸内感染でドタキャンになった。今回がラストチャンスだ。感染などしないように、トリミングにさえ連れて行かずに今日を待った。

車で30分かかる教室に行く道は、犬用の籠に入っている。が、今日は暖かい日だったので、どうもアプは最初から疲れ気味。教室に到着したら、今日のクラスは2匹の子犬だけしか参加者がいないとわかった。アプとモモちゃんだ。モモちゃんはアプよりも2週間だけ年上で、なんともかわいい丸々としたトイプードルだ。毛並みもきれいで穏やかでかわいい顔をしている。アプのなんともみすぼらしいこと。

道中段々機嫌が悪くなる

余りにも痩せているアプにもっと食べさせてもいいのかどうか、インストラクターに聞いてみる。クラスを見守っていた医者がアプを抱いて、あばら骨が見えるほどではないけど、もう少し餌を増やしてもいいでしょう、とアドバイスしてくれる。

インストラクターの話とデモンストレーションで希望が見えて来た。甘噛みは1ヶ月後にはしない、ということを目指しましょう。社会性も持つようにさせましょう。縄張り意識の出る6、7ヶ月頃に犬は吠え始めることが多い。それをなくしましょう。などなど、納得のいく説明ばかり。


特にこのところ甘噛みに悩んでいた。しつけの本やオンラインで調べたことでは、犬が噛んだらのどに手を突っ込めとか、口を押さえつけて閉めるとか、そういう方法でやめさせましょう、と書いてある。が、今日の話ではそれは人間の手を恐れさせるだけ。ダメという声でやめさせる。そのあと無視するということだった。

社会性のないアプは教室でもすぐ抱っこしてくれ、とせがんでくる。おやつを頻繁にあげながらしつける、という話には目からうろこだった。そんなにおやつをあげてもいいものなのか。おやつは小指の爪の3分の1の量だそうだが、それでもなんだかこれからうまくいきそうだ。

さてさて、来週までにオイデができるようになること、オスワリも確実にできること、社会性を身につけさせること、という宿題が出た。しつけに関しては今がラストチャンスだと思う。緊張もするが未来が明るくなったように感じる。

疲れ切って、帰り道車の中で船こぐアプ
寝ている時が一番かわいいのも事実

2013年11月29日金曜日

高台寺

今朝目の中の糸くずが一本増えているのに気がついた。それも今度は左目だ。が、日本にいる時は余り飛蚊症が気にならない。白い大きなスペースが少ないせいだと思う。アメリカにいる時は空も広いし、家も白壁が多いせいか始終気になる。

日本に来ると糸くずが増えるのはストレスのせいか、それとも疲れのせいか。父のことで今回は今の所余りストレスがない。薬を減らすプログラムを始めたにもかかわらず、一応穏やかに過ごしているからだ。毎夕5時過ぎに家を出てホームまで歩く。そして7時から7時半父と話して過ごす。

夕方5時過ぎの
いつもの道
今は5時と言えばもう暗いので、散歩道には完璧ないつもの道も少し怖い。が、やはり一番不安定になりやすい夕方行ってあげたい。道の両側は御陵なので緑が続くがにぎやかな場所ではない。ただ、車の量は多いので安心感はある。でも、もうここを歩くのはもうやめようか、と悩むところだ。

帰りは姉の車
アプが車用の籠に入って
お迎えに来る
父の認知症はこの1ヶ月でまた進んだようだ。10月にはあんなに好んでしていた年金の話を忘れている。そんな書類は見てない、自分に黙って書類を提出した、と怒る。ただ、こういうことも毎日ゆっくりと時間をかけて話しているうちにまたよみがえって来るのだ。だから、楽しい話をしてあげるために毎晩行く。

冬になったので洗濯物もなかなか乾かない。だからパジャマもたくさん買った。だが、父は古いパジャマばかり着る。新しいパジャマは自分のもの、と認識できないようだ。

殆どが新しいパジャマ

手足も動きにくくなった、と言う。薬のせいだと思うと罪悪感に苛まれる。父の心の平安を保つために薬を服用する。服用をやめると身体機能のためにはいいのかもしれないが、幻覚症状などで苦しむことになる。どちらをとるか、むずかしい。また部屋に誰も入れない、ホームを飛び出す、などの行動に出ると危険だ。

かろうじてトイレには
杖なしでも行ける
家に一人で住むのは無理だ。だから、毎日ホームに行って面倒を看る。なのに毎晩父の部屋を出る時はかわいそうで、罪悪感を持つという繰り返しだ。とにかく父が生きている限りは、できるだけ日本に来てあげようと思う。今までは一旦帰国すると2ヶ月ぐらいサンノゼで過ごし、それからまた日本に1ヶ月というパターンだったが、それでは追いつかない。

さて、今日はサンクスギビングだ。初めて家族から離れて日本で過ごすが、思いがけず茅ケ崎に住む友人Rと一緒に高台寺に行くことになった。RとRのご主人が秋の紅葉狩りに京都に遊びに来ているのだ。

5時に高台寺拝観券売り場で待ち合わせる。京都駅でちょっと時間があったので、伊勢丹に行き地下のアンデルセンでカプチーノを飲む。この時間帯はお店で買ったパンを持ち込めます、と書いてあるのでドーナツを買う。コレステロール・・・

ピーツでカプチーノを飲むと3㌦ぐらいだが、日本で397円を払うのはとても高く感じる。多分現金を払うせいだろう。ピーツのコーヒーはいつもコーヒーカードをCostcoで買う。

お店で買ったパンは4時以降食べてもいいです
と3時58分に言われる


駅前から206系統の市バスに乗って三十三間堂の前を通り、東山安井で降りたら、高台寺までは歩いて5分だ。まだ明るい。少し暗くなって来た。が、まだまだライトアップには暗さが足りない。


5時になると夜用拝観券を売り始めるそうで、あっという間に行列ができる。待っている間に暗くなって来たのでホッとする。




行列に並んでいるRを発見!やはり久しぶりで嬉しい。Rのご主人も10年ぶりだ。二人は昨日の朝茅ケ崎の自宅を5時台に出発し、一日京都を満喫。今朝も8時半の東福寺開門から始業。その後伏見稲荷に歩き、頂上まで登ったというから驚いた。


が、二人のパワーはそこで止まらない。その後祇園に行きランチ。そして銀閣寺、哲学の小径、永観堂、そして南禅寺にも行ったのだ。う〜ん、確かもう一つか二つお寺に行ったと言っていたような。とにかく、すごいパワーなのだ!


今日も高台寺のあと錦市場まで歩いて行き、その後京都駅に移動。夜の新幹線で茅ケ崎まで帰るそうだ。Rのこのタフさは見習わないといけないなあ、とつくづく思う。

さて、高台寺に入る門をくぐる。今年はどんな景色が繰り広げられているのだろう。高台寺には6年前初めて行った。その時まで高台寺というお寺のことは知らなかった。



すぐそばにある清水寺の方が有名で、そこには何度か行ったことがあるが、何故か高台寺の方が好きだ。

刻々と暗くなっていく

高台寺は石段を上がった所にあるが、その石段を上がりながら自分が今夢の中にいるのだろうか、と思い続けた。それほど幻想的なのだ。夜の緑の中の石段ほどワクワクするものはない。その石段の上には何かが待ち受けているからだ。そしてその待ち受けていたものが・・・







しあわせ。

出口付近にあったこれ
一体何なんです?
誰か教えて!!

2013年11月26日火曜日

わいわい広場とアプの散髪

眠い。沼の底に沈んでいるような、時差ぼけ特有の眠さだ。朝は4時に目が覚めた。ま、ちょうどいいか。今朝は10時から父のわいわい広場がある。一緒に行くことにしよう。

朝7時半にアプを散歩に連れて行き、9時過ぎに家を出た。ホームに着くと父はリビングのソファでぼんやり座っている。お久しぶりです、と挨拶をするとそう驚いた表情でもないが『帰ったんか』とつぶやく。

乃木神社に紅葉は殆どナシ
車椅子に父を載せて1階の広場に連れて行く。今日は輪投げだ。洗濯物を干すを3つ並べて、広告で作った輪っかを投げるいう遊び。こういう遊びでも色々な人たちの性格が露呈する。

3階の父のグループにいる人たちは、殆どの人が全くコミュニケーションを取れる状態ではない。だが、唯一人103歳になるKさんは、さぞかし昔は美人だったのだろうと思われる容姿。ボケも全く感じさせないかくしゃくとした女性だ。が、こう言ってはなんだが『いけず』と表現したい。

Kさんは目の前で楽しんでる他の入居者に何度も注意する。「そこ邪魔やし、どいて。」

Yさんは『どうしてここに入居しているのだろう』といつも不思議に思ってしまうほどしっかりした女性。すばらしい運動能力を持っている。が、毎回ズルをする。先生もわかっているので、にこやかにYさんを物干し台からニコヤカに遠ざける。


父は『2度目のゲームが始まる前に、台を廻してほしい、輪っかが多過ぎて引っ掛ける所がない』とぶつぶつ言っている。自分が投げた輪っかが物干し台に引っかかっているので、もうこれ以上スペースがない、ということだ。たかがゲームと考えられないのか。しかし、誰もそのつぶやきを聞かず、2度目のゲームは始まる。

他の入居者を見てうらやましくなる。穏やかでニコニコと参加している。こんな人の家族は安心してホームに任せることができるんだろうなあ。

全くテレビを見なくなった父
その後夕方また来るから、と言いおいて帰ることにした。帰り道スーパーに寄って海鮮寿司と果物を買って帰る。ランチはお寿司と根菜とお味噌汁。これはコレステロールを下げるためには良いメニューなのだろうか。

隣の部屋でキュンキュン鳴いているアプと少し遊んでやることにする。夕べ久しぶりに再会したアプはものすごい毛量で、少しカットしてやった。とにかくじっとしていない上、はさみも切れないので雑巾のようになったが、最初大きな毛玉だったアプは3分の1になってしまった。少し寒そうだ。が、相変わらず野獣だ。


ももんがのようにソファの上から床に跳ぶ。相変わらず静止した状態がなかなかないので、写真を撮るのがむずかしい。




アプのコーナーは部屋の角に作ってあり、姉が昼間職場にいる時アプはここで過ごす。

アプの部屋
が、そこから出してやると、アプはソファに上がって窓の桟にまで登ってしまう。これが心配だ。オシッコもそこら中でしてしまう。最初はうまく行っていたのだが、範囲を広くした途端に混乱したようだ。



甘噛みは相変わらずひどいし、マテはできない。これで日曜日にパピークラスに連れて行ったら、教室に入るのも拒否されるのではないか。

しかしアホな子ほどかわいい