2019年3月18日月曜日

驚愕の診断(眼瞼下垂症) 4/5

早い話、私の瞼は腱膜が瞼板から外れているので、それをまたくっつけないといけないらしい。



それをくっつけることによって、(無意識であっても)瞼を苦労せずに開けることができる。



それによって交感神経の緊張も弱まり、手足の冷えの状態も改善され、顎関節症、眼精疲労、ドライアイなどの症状が緩和される。



先生に質問された。「耳が聞こえにくいということはありませんか?」



ありませんと答えたが、私のような眼瞼状態だと耳にも影響するそうだ。



見た事のない器械で検査すると、鼓膜が両耳とも内側に入り込んでいた。



-50という数値が印刷された。



このままでは聴覚にも影響するようになるそうだ。



もしかして先生は普通に話されていたのに、私の聴覚の問題でひそひそ声に聞こえていたのか?



それよりも何よりも次が一番大事なポイント。




20代の時読んだ立花隆の『宇宙からの帰還』、その中で一番心に残ったところはアポロ11号の打ち上げ前の記述部分だった。



打ち上げ前の宇宙船の中では酸素の濃度が上げられ、乗組員3人はそれによって脳内がクリアになり、瞬時にして色々な判断ができるようになった、という部分に感心した。



つまり酸素がどんどん脳に送られることで、頭がクリアになる上認知症の予防にもなる。



このことに関しては友人のブログも参考にしてみてください。

有酸素運動をするために愛宕神社に行ってきた

この目が回りそうなほどの急な階段!


今の状態では瞼を開けていても、ミュラー筋が伸びているのでいつも緊張状態にあり脳に酸素が送られていない、青斑核が刺激しにくく、意思決定・記憶想起・情動のコントロールができない。



つまりそれは、腹内側前頭前野が刺激されずアルツハイマーにつながる。(ということだったと思う。)



私の場合すでにもう脳内に酸素が充分送られていないことが検査で明確になったので、急がないといけない。

日本に来て以来一気に歩数が増えた


先生のお話によると女性の場合アイメイクをするので、45歳ぐらいを過ぎると殆どの人の瞼の腱膜が瞼板から外れるそうだ。



プラス私はいつも目をこすっていた。



これも原因となる。



眼瞼下垂とアルツハイマーを結びつけた研究結果を発表したM先生は、今やアルツハイマー(ひそひそ・・・この部分がはっきり聞こえなかった)先生と呼ばれ始めているということだ。



もちろん眼筋手術を受けることの他に、自分でも努力することは必要です、と記憶力を高める方法などを話してくださった。



例えば駅名を記憶して、順番にそらんじてみる。





近いうちに手術を受けることにした。



そのことを書きたいのでこのシリーズは5回連載にしてもう1回書くことにします。




ところで、編み物などの手芸は眼瞼にいいそうだ。



何しろ下方向を見ながらの作業なので上方向を見る作業に比べて(もちろんスマホやパソコンなどを見ることよりも)眼筋を休めることになるらしい。

また始めるか?
怒涛の刺繍

4 件のコメント:

  1. 手術をされる決心をされたのですね。
    私も花粉症でよく目をこすっていました。あまり化粧はしないのでこの点はセーフかもしれません。
    手芸が眼瞼にいいとは嬉しいお言葉です。細かい作業はよくないのかと思っていました。
    楽して酸素カプセルを利用するというのはどうでしょうか?
    やはり自分で努力するというのが一番大切なんでしょうね。

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    1. Michikoさん、
      手術はすぐ受けよう!と決めていたのですが、少し落ち着いてからは逡巡しています。
      やはり怖いです。とはいえ、アルツハイマー・・・と考えたり。
      何か他に方法があるのかどうか少し考えてみようと思っています。

      私は10年ちょっと前から友人の影響でアイメイクをするようになりました。
      だから、年齢もあって瞼筋が切れたのかもしれないですね。花粉症もありますし。
      細かい作業は私も良くないと思うのですが、瞼を目一杯開けた状態ではないというのは良いということ。
      どうなんでしょうかね〜。

      酸素カプセル良さそうですね!でもお金もかかりそう^^;

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  2. 手術により交感神経の緊張も弱まり、他の健康が改善されるのは朗報ですね。日本での自由診療は興味がありますが、アポイントメントを取る前にどんな診療が選択肢としてあるか、お尋ねしてみたいところですが。最近日系のフリーの新聞にも海外在住者向けの健康診断を謳っている広告をみましたが。お友達のリンク読んできました。アメリカでも認知症に研究されていますね。成人病は生活習慣病ともいわれ、確かに適度な運動、食べ物、睡眠は大切なんですね~。再確認。ベイエリアもすごく暖かくなり、散歩日和が続いています。ぜひ、ベイエリアにお戻りになりましたらLET’S WALK !

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    1. ケイさん、
      交感神経が緊張している、というのは日本ではあちこちで言われています。
      少しは改善されるといいのですが。
      日本では自由診療といえどもアメリカよりは安いけど、それでもやはり・・・。
      予約は7月にしたのですが、ちょっと迷っています。
      アルツハイマーは怖いけど、瞼の手術なんてもっと怖いのかも。
      全身麻酔じゃないし。

      友人は病気を克服するために運動や食生活などものすごく研究しているようです。
      特に息が上がるほどの運動が脳に大事ということですが、日本を歩くぐらいではダメなんでしょうね。山歩きが必要かも。
      はい、ベイエリアでぜひ一緒に歩きましょう!

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