2014年4月10日木曜日

UAカスタマーサービス

毎回日本に飛ぶ時は、飛行機の座席が気になるので早めに予約してバルクヘッドを確保する。ここにも書いたがエコノミー席の一番前の座席でレッグルームが広い。ここで隣に座る人はやはり飛行機初心者ではない人が多い。

機種によって
座席配置は違うが
この図では19列が
バルクヘッド
友人Fもそうだった。名古屋出身のFも日米を頻繁に往復しているのだ。数年前初めて会った時から『この人とは友だちになれるな。』と感じた。年齢もほぼ同じ、ベイエリアに住んでいる、気さくでおしゃべり、と仲良くなれる要素を備えている。隣同士で関空までのフライトの間中しゃべり続けた。

こうして飛行機で隣り合わせた人と話がはずんでも、その後連絡を取り合うことはまずない。お互いの名前も聞かない。それが礼儀だと思うからだ。飛行機の中は一期一会なのだ。でもFとはこれからも会いたいとお互いに思った。

そして今日スタンフォードでFと会った。Fは3ヶ月のお父さんの介護のあとこちらに帰って来たところだ。お互いに介護のために日本に行っていることが多いために、会えるのは年に2度ぐらいといったところか。Fはベイエリアでも北の方に住んでいるので、距離的には我が家から60㌔ぐらい離れている。




介護の経験がない友人とは介護の話は一切しない。どんなに説明しても理解できないのが介護だからだ。親しい友人たちも、私が日本に行く前は『楽しんで来てね。』と言う。う〜んちょっと違うけど、確かに日本に行けばアプと遊ぶ楽しみや食べに行く楽しみもあるのだから、その言い方も間違ってはいない。善意で言ってくれる友人たちに、こんな事で『介護の苦しみをわかってくれない。』などと考えるのは自分勝手だ。

わかっているが、去年の夏のような父が最悪の状態だった時などは、誰もわかってくれないと思ったりする。自分の精神状態がどん底まで落ちているからだ。友人には友人の苦しみがあるのに、その苦しみを私は共有していないのだから気持ちはわからない。それと同じことだ。

そんなことも交えながらFと話がはずんだ。やはり介護経験のある人と話すのは、お互いの気持ちがよく理解できる。Fの介護の話はかなり興味深い内容だったので、そのことは改めて書く。

Fも飛行機の事はよく研究している。ANAはマイレージを使ってチケットを取っても、700㌦かかる。ANAはオンラインで予約する時ユナイテッド航空のように自分で座席を指定できないが、ユナイテッドにすぐ電話すれば取れる、というようなことだ。

Tumiのバックパックがほしかった
が、298㌦であきらめる
それで、帰宅したあと少しユナイテッドのマイレージのことについて調べてみた。マイレージアカウントを見ると、今年取得したプレミア資格対象マイルが19,932マイルとなっている。つまりお金を払って飛んだマイル数だ。資格対象金額は2,193㌦となっている。

プレミア会員の一番低いレベルであるシルバー会員になるには、25,000マイル飛ぶことと2,500㌦使うことが条件だ。つまり、今回成田まで5,124マイル飛べばそのマイル数が加算され、航空運賃の半分470㌦が加算されて、成田に到着した時点でシルバー会員になることがわかった。

さて、6月の日本行きチケットはもうマイレージで取っている。が、希望の日程で取れなかった。2月1日から旅行に必要なマイル数が増えたので、その前に取りあえず予約できる日を取っただけで、変更しようと思っていた。変更料金は75㌦だが仕方ない。

ところが夕べ調べていて、プレミア会員は旅行予定日の21日前までに日程を変更すれば、変更料金が発生しないとわかった。また、同行する乗客一人までに限りエコノミープラス席が無料ということ。これは調べないとわからなかったことだ。。

Crate & Barrelでお皿を買う
つまり成田を発つ時に、夫は無料でエコノミープラス席にアップグレードできるということだ。この二つにお金を払うつもりだったが、ちゃんと調べたおかげで200㌦節約できた。オンラインで予約する時に、ユナイテッドがコンピューター画面で『ちょっと待て。その時点で夫の席は無料になるんですよ。』とアドバイスしてくれるわけではないのだから。
ショッピングカート
アプを入れて旅行できないか、と
しばし考える

まあ、知らないことも多いが色々と飛行機に関して詳しい私は、『ユナイテッド航空サンノゼ営業所カスタマーサービス課長』と呼ばれ、友人たちは旅行前に質問があると電話してくる。が、もっともっと知識を増やさないといけない。

肩書きに恥じないように!

スタンフォードからの帰り道
はい、やはり田舎でした