午前中は片付け続行 大分片付いて来た |
このホームの父の街には入居者が8人ぐらいいるが、他の入居者の家族を見かけることはまずない。唯一人時々見かける娘さんがいるが、あとは1年間通って一度も他の家族を見た事がない。父以外の入居者は皆話もできない重症患者なので、家族は来ても仕方ないと感じるのだろう。が、つまりそれは父がこのホームにいても寂しいと感じるということだ。
去年2階にいた時父には話し相手が何人もいた。仲良しの矢野さんと話がはずむのを見て安心していたのに、父は段々と矢野さんのことを遠ざけるようになった。矢野さんが自分を避けている、と自分で決めつけてしまうのだ。こうして父は仲良しを失っていく。あのまま2階にいたら、父は人間関係で問題を起こしていただろう。
父が寂しがっているからといって何時間も一緒にいてあげると、父はどんどん図に乗るタイプだ。今日はお医者さんに行かないといけないので帰る、とやっと振り切ってホームを出た。それにしても父の肌の艶は90歳のそれとは思えない。長生きするのだろうか・・・。複雑な気持ちだ。
さて、リビングルームはかなり片付いて来たので、あと2日あればめどがつきそうだ。とはいえ、書類は個人情報のあるものはシュレッダーにかけるべきだろうし、その見極めに時間がかかる。
父は100円ショップが大好きで、細かいものをため込んでいるが、その中にはこれ役に立ちそう、というものが時々ある。
こういう優れものが時々出て来るから なかなか片付けも時間かかるんですね |