2014年3月16日日曜日

突然、夏

サンノゼは初夏だった。今日の最高気温は24度。明日は26度という予報だ。日本ではダウンコートが最後まで必要だったのに、なんという違い。体調への不安が一気になくなる。

サンフランシスコ空港の近く
日本で体調が悪くなった時不安になるのは、日本での医療保険がないからだ。それに加えて両親が医療機関で受診した際の対応の悪さを経験しているからだ。アメリカから帰国して日本で生活している友人たちの多くは、日米の病院の違いや親を日本の病院で死なせたことの無念さを嘆く。

とはいえ、予防医学は日本の方が信頼できる。欧米でも漢方が注目され始めた。早くこちらでも漢方の知識を取り入れた医療機関が増えることを望む。

また成田に帰って来た
特にそれを強く感じたのは成田空港でマッサージを受けた時だ。今回はいつものゲート前ラフィネに空きがなく、セキュリティーを通過する前のエリアにあるお店を予約した。やはりセキュリティーと出国審査が終わったあとで、マッサージを受けたいのは皆同じらしい。こちらのお店の方はすぐ予約が取れたのだが、これが幸いした。自分の身体の状態がかなり把握できたからだ。

今回スーツケースは21.4㌔
今回のマッサージ師である今野さんは、マッサージを始めた途端『すごいですねえ。体中パンパンです。60分でほぐれるかどうか。次回は80分コースにした方が良さそうですね。』とびっくりする。とにかく背中、足、肩、腕と全てカチカチになっているそうだ。

特に腰はぎっくり腰になる寸前だということだった。それは感じていた。最近腰がどうもギシギシするので気をつけていた。今野さんによると一度ぎっくり腰にかかると癖になって大変だそうだ。だから、防ぐことが大事だということ。

そのためには内転筋を鍛えること。腿の内側にある筋肉だ。これを鍛えることで腰、その上に乗っている背中、肩、腕と全てが整って来る。今の状態では身体の不調を感じるだろうし、胃も弱っているだろうということ。内臓の周りも筋肉だからだ。ひいては免疫力が低下して病気にかかりやすくなる。

また、右側の股関節がしっかり廻っていないということ。これは今までにも何度か言われた。こういうことが全体の不調につながるとは思いもしなかった。

これが内転筋

今野さんは『ストレッチをしてください。』と言う。ストレッチをして身体を柔軟にすることで、こういう問題は解決していくということだ。筋トレしなくていいんです。両足にボールをはさんで締め付けるというような運動でいいんです、と。

5時頃混雑する
セキュリティ
ストレッチを始めることを約束して、ほぐれた身体でセキュリティに行くと大行列だった。飛行機も満席。このところ楽なフライトが多かったが、今日のフライトは2時間過ぎた辺りからつらかった。8時間半のフライトがとても長く感じられる。

が、無事サンフランシスコ空港に着いた。ハンドバックに化粧品が入っていることを確認して飛行機を降りた。日本では父、気候、家の状態、そしてアプに関する新たな問題(後日詳しく書く予定)からのストレスがあった。こちらでは・・・
あった、ストレス
日本では完全に忘れていた飛蚊症