はなみずきが咲いた |
そうだ!今日は火曜日だ。時間割が違う。普段は1時限が58分だが、今日は49分のショートデーと呼ばれる日なのだ。しまった。生徒たちは皆鍵のかかった教室の前に立っている。
火曜日だけは8:50から |
つまり、私が勤めている高校(息子たちが通った高校)のレベルが査定されるのだ。偏差値にこの評価が加点されて決まるようだ。これによって、この高校で4.0のGPAを修めた場合、どれほどの価値があるのかと判断の基準になるようだ。
冷や汗ものだ。オフィスに走って行って鍵を開けてください、と頼んだ。遅刻したことに対して受付スタッフが『呆れた』というように目をむいて大きくため息をつく。失敗失敗。
このドアの前に生徒が25人 しびれを切らして待っていた トホホ |
今までは『(本を)読みます』というようないわゆるlong formという動詞を使っていたのだが、第8課では『読む』というshort formを習った。これは色々なシチュエーションで使われる。
- 友人同士などで話す時。つまりカジュアルな会話で使われる。
- 『〜と思います』『〜と言っていました』という構文で使われる。
- 否定形で何かをリクエストする時『読まないでください』など。
- 『〜するのが好きです』『〜するのが上手です』という構文で使われる。
ピーツで予習する・・・ つもりが、 最近はまっている『カリフォルニアのばあさんブログ』ばかり読んでいた ところでこのグラノーラスコーンがおいしい! |
ピーツのあとはお隣のWhole Foodsに行った 野菜の種類が豊富なのは日本と同じなのだろうが こういうディスプレイはそそられる |
動詞の場合は辞書に載っている形と同じ、つまりdictionary formだが、形容詞や名詞は気をつけないといけない。例えば形容詞でも『かわいい』のようなイ形容詞はshort formとしてそのまま使われるが、『きれい』はそのままでは使われない。こちらの方は『ナ形容詞』と呼ばれて名詞と同じように機能する。『きれいだと思います』というように。
動詞だけにshort formがあるのではない。この部分をはっきりさせなかった。だから、生徒たちは混乱している。え?short formってdictionary formのこと?と隣の子に聞いている生徒の声が聞こえた。そうだ、まずは導入に時間をかけてこれから学習することを明確にすることが大事なのに、ついつい動詞のshort formだけを先走って説明してしまった。
だから今日はshort formとはどんなものか、どういう時に使われるかを説明したあと、何度も何度も使い方を練習した。すると今度は生徒たちはあちこちであくびをしている。しまった。今度は退屈になったか。
なので、ここで眠気覚ましのとっておきの話を一つする。一気に生徒たちは目が覚めたようで話に加わってくる。良かった。これでどうにか今日はshort formを理解してもらえそうだ。
眠気覚ましに何を話したのか?
教室の一番後ろから教壇を見たところ |
スミマセン、忘れました。