2024年11月14日木曜日

新橋という街

火曜日に 帰国した。


成田空港に行く直前まで、今回は毎日のように友人と一緒に出かけていた。


成田空港に行く前、友人がホテルに来てくれて
一緒にビュッフェで朝食


宿泊していた新橋は、とても便利、かつ隣接する虎ノ門ヒルズはおしゃれな地域だ。


銀座まで歩いて10数分、愛宕神社までもすぐ。


ホテルのすぐそばにはThe City Bakeryもあり、若者のお店が多い。


切腹最中で有名な新正堂もあり、抹茶最中の抹茶餡がとても美味しい。

切腹最中を買う男性が多かった


今年は苺が不作(高価)で、苺大福は販売しなかったということ


以前から時々見ていたタミヤフラッグシップショップは、新店舗がTAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYOという名前になりオープン。


中に入ってじっくり見たかったが、空港に行く直前だったので断念。

男子たちが喜びそうなお店になっていた


成田空港は、完全にコロナ前に戻り、混雑している。


なぜか、Dean & Delucaは超満員だったが、タリーズはガラガラだったので、そこで時間を潰した。


飛行機は初めてユナイテッド航空プレミアムエコノミー(通称プレエコ)席を取っていた。


特典旅行のマイル数で言えば10Kマイル違うだけなのに、待遇はエコノミークラスよりも随分良い。


優先搭乗、座席(最前列のせいか?)も悪くない。


私は多くの意見とは違い、ANAの食事の方がUAより美味しいと感じない(ビジネスクラスの食事はまた別の話)。


ANAじゃないと食べられない!と殆どの友人たちが言うほど、UAの食事がまずいとも思えない。


プレエコはエコノミーの食事と同じだが、お皿が違うだけと聞いている。

夕食はビーフとサラダ(サラダとビーフ2切れ食べた)

スナックに、トルティーヤとお菓子

朝食は、鮭と野菜、フルーツ盛り合わせ(野菜とフルーツのみ食べた)


日本を出る前に買ったお寿司を食べたあと、今回は初めて飛行機の中で寝ることができて、思いの外楽な帰り道であった。


空港からは、たまたま用事があり迎えに来れない夫を待つよりも、Lyftという配車サービスタクシーを使った。


LyftはUberと同じシステムの配車会社だが、私はUberよりもLyft(の企業ポリシー)が好きだ。

SF空港から長男宅まで46㌔
$54+チップ$12で$66

無事帰宅し、キャリーを開ける。


お楽しみはこれからだ‼️

2024年11月11日月曜日

日本を発つ前の色々な感情

 毎朝ホテルのレストランで同じものを食べている。


去年たまたま長く宿泊し、このホテルのプラチナ会員になったので、ビュッフェの朝食は無料である(2300円相当)。


なので、行きたくなくても毎朝行く。


行くと同じものを食べる。


イタリアンサラダ、プロシュートハム、ミニパンケーキとミニクロワッサン。

食べ過ぎか?


今朝は隣にシニア女性が4人座って、おしゃべりに花が咲いていた。


耳に心地よい関西弁が間断なく聞こえる。


私は早食いであるので、15分で食べ終わって席を立つ。


隣の女性たちが私に、「すみませんね、うるさかったでしょ?」と言う。


「いえいえ、関西弁が聞こえてきて嬉しかったです。関西から来ているもので。」と答えた。


そうなのだ。


やはり食事を一人でとるのは寂しいものなのだ。



毎日のように友人たちに会った。

新丸ビルでお蕎麦とサンマ(刺し身)丼


友人は、私とのおしゃべりには中毒性があるのか、しゃべらない日はなんとも寂しいと言ってくれる。

毎日見ているのに、毎回この景色にワクワクする


私も夜になると寂しい。


なので東京タワーを見て、胸が苦しくなるほど悲しくなるのだ。


夕方5時過ぎに撮った写真で、もうこの暗さ。

夜の東京駅舎


昨日は、日曜日で誰にも会わずにぼーっと過ごす日にした。


朝のうちに、銀座三越に歩いて行き、お昼と夜のお弁当を買う。

上はなだ万、下は銀座「えん」のお弁当
両方とも1070円だった


毎晩部屋で、一人黙々と食べるんである。


なかなかおもしろい番組がないので、テレビはつけない。


夜寝る前に、iPadでネトフリを見る。


日本にわざわざ来て、この生活。


なんの意味があるのだろうか、とネガティブ思考に陥る。


結局人間は、誰かのために何かをしている時に充実感を持つことができるのだろう。


なので、介護をしている時は辛くて辛くて、一日も早く終わってほしいと思っていたが、あの頃は充実感があったのだろうか。


いや、それは充実感ではなかった。


(多かれ少なかれ愛から来る)使命感、それだけだった。


そんなことを考えながら、三越銘菓百選売り場で今ハマっている栗蒸し羊羹「月よみ山路」を探す。


4本残っている!


満足感と罪悪感はあるが、買い占めた。


朝イチでこの棚の前に来た方の気持ちが痛いほどわかる。


虚無感

2024年11月9日土曜日

京都と東京での毎日

今回の日本滞在は重苦しい気分がデフォルトで居座っていて、毎日友人に会うことで助けられた。


誰にも会えない日は、姉やカリフォルニアと東京にいる友人たちにメッセージを送って、陰鬱な気分を緩和させる。

姉のマンションすぐそばの飲み屋さん?(Mでり)で、
880円の昼和食弁当(薄味で旨い❣)


四条河原町のポンドで和牛弁当(千円!)


が、ふと気がついたら、完全に一人でいる日が全くなかったことに気がついた。


結局毎日丸の内界隈で過ごしている


一人の時間、それはそれで楽しいが、やはり他の日に友人や家族に会える、とわかっているからこそ楽しいのだ、とつくづく思う。


毎朝ホテルのレストランで一人朝食


幸せな日々を送るためには、同じことをクヨクヨ考えず、独りよがりな考え方をしないことが必要なのだと考える。


しかし、そんな日はいつか来るのだろうか。



今回の来日は眼科、呼吸器内科で受診することが目的でもあったのだが、突然思いついて眉をアートメイクすることにした。

施術直前の眉(描かないといけないほど薄くなりつつある)


アートメイクとは皮膚の浅い部分に色素を注入し、汗などでメイクが落ちないようにするものである。


つまり、半永久的に眉を描いてもらうことになる(2、3年で薄くなる)。


思いついてすぐ麻布十番にあるクリニックに連絡したら、うまい具合にキャンセルががあったばかりで、予約し施術してもらった。


このクリニックを選んだのは、最先端の技術による施術だからだ。

2日間眉部分は洗うことができないが、
3日目に洗ったらこの写真より薄くなった


ここには、芸能人(Uアンナさん)や野球界の大御所(S庄選手)などなどが、施術を受けに来るということ(彼らとの写真やインスタグラムもある)。


医師の問診や施術してくださる方との話で、信頼できると感じた。


とにかく、朝起きた時息子家族とすぐ会うことも多く、眉が薄い(同じ年齢層の友人たちに比べると濃い方かもしれないが)のがイヤだったが、これからは寝起き顔で人前に出られる。


アートメイクは2回の施術で完結するので、冬にもう一度日本に来ることにした。


その頃アメリカはどうなっているのだろう。


夜、色々ことを鬱々と考えながら、滞在先の新橋から神谷町駅そばの成城石井に向かっていたら、突然目の前に現れた。


夜の東京タワー
泣きたくなるんだな、これが

2024年11月6日水曜日

めまぐるしいスピードで起きていること

先週成田空港に到着した。


ガラガラのZIP AIRエコノミークラス(片道のみ)を予約していた。


チェックインする荷物1つ、機内持ち込み荷物(上限が7㌔なので、追加荷物料金)、座席指定料金、機内食(夕食のみ)のオプションを入れて$400ちょっと。


復路のフライトはユナイテッド航空で取っている。


サンフランシスコを発つ前日の座席表では、ZIP AIRエコノミーはガラガラだった。


寝転んで過ごせるぞ!という目論見で私はピンクの星席を取った。


X印以外は空席



飛行機に乗り込んだ時驚いた。


機内はガラガラなのに、何故か私の列だけ隣の2席に人が座っている。

意外にもZIPのエコノミー席はレッグルームが広めだった


なのでCAに、「3席空いている席に移動できますか」と聞いてみた。


2700円でできるということ。


が、なぜ飛行機はガラガラであちこちに人がポツンと座っているだけなのに、私の座る列だけは3席満席なのか。


謎である。



兎にも角にも、日本での滞在が始まった。


まずは、成田→横浜→京都と滞在し、東京に移動。


鴨川はいつも美しい


東京に移動する新幹線の中で、次男から驚きの報告があった。


起業したばかりのビジネスを売ることになるかもしれない。

先々週マウント・ホイットニー登山をして来た次男


それも含めて、私の周りでは速いスピードで変化が起きている。


次男の引っ越し、起業、長男夫婦にまさかの第一子誕生などなど、過去11ヶ月は驚きの連続だった。

来週職場に戻る長男


とにかく人生に必要なことはポジティブでいること、と日々自分に言い聞かせる。


いつも口角をあげて、ニコニコすること。



そして、もう一つ今後の人生を豊かにしてくれるもの(姉所有物)を発見した。



ウィッグ❗️

2024年10月16日水曜日

フルーツケーキ

大統領選の狂乱の中にいるのがイヤで、期日前投票をしておいて投票日は日本で過ごすようにしている。


今年も10月から11月は日本で過ごす。

先週まで猛暑だったが、4日前から突然秋になった


帰って来たら、11月28日のサンクスギビングをサンノゼで、クリスマスをコロラドで過ごし、お正月はサンノゼで、と計画している。


数えてみると、今年はちょうど20回飛行機に乗ることになる。



サンノゼにいる間は、長男義母さんであるMよさんが、我が家に週末3泊し初孫に会いに行ったり、となんだか忙しい。

 

長男夫婦のアパートは1LDKなので、ゲストが泊まるスペースがないからだ。


アパートのそばにあるベーカリーに長男と行ってみた。


パン4つと小さなケーキ(1人分)を2個買って、チップ込みで$45(6700円❗️)。



値段が見えるかな?

買ったのはこの小さなケーキ


フランスから輸入された小麦粉で作られたパンとケーキというのが売り物だが、多くの日本のベーカリーの味には勝てないと感じた。


夜、40年来の友人Mが久しぶりに作ってみたというフルーツケーキを持ってきてくれ、その日はケーキ三昧になった。


このフルーツケーキに入っているドライフルーツは、私がMに16年前にあげたものだ。


当時アリゾナに引っ越した料理の達人である友人Hが、4つの大きなジャーに長年漬け込んでいたフルーツをくれた。


でも、私にはケーキを作るという技術がなかったので、友人Mにそのまま譲った。


Mは持て余して、4つのうち2つを二人の友人に譲った。


その二人が最近になって、このフルーツを使ってケーキを作ったのをMにくれた。


美味しさに驚嘆したMも、フルーツケーキを作るようになった、というややこしい経緯である。


もしかしたら30年漬け込まれていたかもしれないフルーツからの、芳しい香り。


いや、もしかしたら40年以上漬け込まれていたかもしれない。


このケーキを食べるには、少しばかりの勇気が必要だった

2024年10月6日日曜日

長男の育児

Mよさんは、離婚後一人で仕事をしながらサキを育てた。


今で言うワーママである。


サキはMよさんが37歳になる直前、帝王切開で生まれた。


サキは36週で生まれたにもかかわらずものすごく健康な子で、病気一つしなかった。


なので、Mよさんはサキを保育所に預けて安心して仕事をすることができた。



孫#1と#2は自然分娩だったが、#3は帝王切開で生まれた。


ギリギリまで逆子が治らなかったからだ。


39週になる直前で生まれたにもかかわらず、2700㌘ある赤ちゃんだったのだが、これは長男が生まれた時と同じ体重である。


自然分娩だと翌日には家に帰されるのだが、帝王切開の場合病院に3泊する。


サキは帝王切開術による傷の痛みは初めから今までないそうだが、背中が痛いそうだ。


これは帝王切開のあとよくあることらしい。


とにかく術後動けないサキを世話しながら、現時点では長男ができる限りの育児と、家事を引き受けている。



彼らのアパートにはエアコンがついていない。


去年の夏は涼しかったので、エアコンなしで何も問題はなかった。


元々カリフォルニアは湿度も低く、以前はエアコンのない家が殆どだった。


今年は違う。


今年は酷暑、残暑が続く秋である。


連日35度を超える今、赤ちゃんがエアコンのない部屋にはいられない。


長男が注文していたエアコンは、赤ちゃんが帰宅する前日に届く予定だった。


が、前々日になって、アメリカにはよくある知らせが送られてきた。


配達遅延、もしかしたら〜だけど?1週間後くらいに届くかも〜」


だそうだ。


急遽夫が数々の店を廻ったが、どこも売り切れ。



なので、私が40年来の友人Mに連絡した。


Mは「一家に一台」と私がかねてより呼ぶ、何でも解決してくれる友人だ。


すぐ返事が来た。


パロアルトに住む弟が、もう使わないポータブルエアコンを持っている。


それを$200で売ってもいい、と言っている(新品だと$650)。

現在超貴重品のエアコン


明日の朝(退院日)引き取りに行ける?とMが聞く。


もちろん❗️


ということで、長男たちが退院してくる数時間前にインストールした。


その中で、長男は仕事を6週間休み、育児に勤しんでいる。


哺乳瓶も極小


元々料理は趣味なのでよく夕食も作っていたが、中年太りした長男に身体を使う赤ちゃんの世話はいいことだ。


孫#3は生後体重が減ったので、新生児用オムツが大きすぎる。


下の写真は4000㌘で生まれた孫#1だが、孫#3はその半分ぐらいのサイズに見える。


孫#1は、最初からなんだかオヤジっぽかった


現在孫#3は、急遽買ってきた未熟児用の洋服、未熟児用オムツを使っている。


こんなサイズのものがあるとは知らなかった


「長男がオムツを替える図」に興味があり、ついて行く。


長男が丁寧に替えているのを見ながら、心の底でしみじみ思った。


介護脱毛すれば良かった・・・

2024年10月3日木曜日

アメリカ出産事情

 孫#3が生まれた。



巨大なChildren's Hospitalである


#3は女児である。

6ポンド、つまり2700㌘


息子2人、孫2人男ばかりの家に初めて来た女子。



妊婦は夫と共に出産後も赤ちゃんと同じ部屋にずっと泊まり、妊婦の夫はソファを夜ベッドに変える。


個室には洗面所、それからトイレとシャワー室がついている。


食事はルームサービスをメニューからスマホで注文できる。

結構美味しいということ
写真はこのサイトからお借りしました


オムツも、ものすごい量が支給される。


アメリカでの出産は、このようにセレブ並みの扱いを受ける。


そりゃそうだ。


病院は何から何まで、患者の保険会社に請求するのだから。



孫3人は、皆違う街で生まれた。


孫#1はサンフランシスコで。


孫#2はサンノゼで。


孫#3はパロアルト(カリフォルニア)で。


そう、孫#3の両親は
30代後半の長男夫婦なんである