2025年11月16日日曜日

胃カメラ検査を受けた

アメリカで胃カメラを撮る、というところまで辿り着くのは簡単ではない。


なにしろまずかかりつけ医に胃の具合が良くない、と訴える。


消化器内科の医師を紹介してもらい、診察を受ける。


診察を受けて問題がある、と医師が判断してやっと検査を受けることができる。


私は今年の3月に受ける予定になっていたが、医師の都合でキャンセルになった。


検査でポリープが見つかり切除した場合、その後飛行機には2週間乗れない、と聞いていた。


私の場合飛行機に2週間乗らない期間があまりなく、結局やっと4日前の11月11日に受けることができた。

オレンジ色に塗られた日は、
私がサンノゼにいなかった日


さて、当日は手術センターに朝7時までにチェックイン。

まだ外は暗かった


洋服は手術着に着替えさせられ、検温、血圧測定などのモニターが腕につけられる。


この検査を受ける前の準備室には、10人以上の患者がそれぞれベッドに横たわっている。


カーテン越しに、看護師さんからの質問に答える声が聞こえる。


左隣の男性は、結石破砕手術のために待機、持病は糖尿病と高血圧症。


右隣の女性は、大腸内視鏡検査、持病はやはり糖尿病。


私は胃カメラ検査、持病は甲状腺機能低下症。


互いの顔は見えないが、声は筒抜け。



やっと私の番が来て、ベッド兼ストレッチャーが手術室に押されて行く。


医師に挨拶、麻酔医が紹介され、その後のことは覚えてない。


検査が終わったあと、医師が私に書類を手渡ししてくれたことだけを覚えている。


所見には以下のことが書かれていた(Google翻訳)。


下咽頭は正常であった。


検査された食道は正常であった。逆流性食道炎、食道炎、腸上皮化生の有無を評価するため、冷鉗子を用いて前乳頭食道および遠位食道から生検を採取し、組織学検査を行った。推定出血量は最小限であった。


Z線は規則的で、切歯から40cmのところにあった。


胃体部および胃底部に、出血および最近の出血痕跡のない、3〜7mmの多発性無柄性ポリープが認められた。冷生検鉗子を用いて6個のポリープを切除した。切除および摘出は完了した。推定出血量は最小限であった。


検査した胃全体にわたって正常な粘膜が確認された。組織学的検査のため、冷鉗子を用いて生検を行った。推定出血量は正常であった。


十二指腸球部、十二指腸第2部、十二指腸第1部は正常であった。セリアック病の評価のため、冷鉗子を用いて組織学的生検を行った。推定出血量は最小限であった。


噴門と胃底は後屈時に正常であった。


検査ではその他の異常は見られなかった


ということである。


ポリープを切除した、ということは癌の有無を調べるためだろうが、生検結果は2週間後ということ。


切除のダメージが大きかったのか、検査後の回復に時間がかかっている。


1日中ほとんど横たわった状態で、食欲もなく、卵入り雑炊を作ってやっと口にする。


とにもかくにも、今年は検査検査の年だったなあ、とため息が出る。


腹部エコー検査、腹部MRCP検査、ピロリ菌検査は全て問題なし。


日本で喘息検査、そして今回の胃カメラ検査。


トレーダー・ジョーズの抹茶餅アイスを食べようとした時、受けねばならない検査がもう一つあることを思い出した。

乳がん検査

4 件のコメント:

  1. お疲れ様でした。‼️したのは1年の半分以上コロラド?まさに二拠点生活ですね。
    「日本滞在」も有りますからサンノゼにいる期間の方が少ないですね。
    検査を受ける大変さ、最近に日本でも予約してから半年位以上待たされるのが普通になってきました。
    私は75歳になったら大変な検査はパスしようと思っています。今年大腸検査を受けたばかりなので
    すが問題なしだったので多分、最後の検査かな?胃カメラも、もう良いかな?(麻酔効かないので)
    健康寿命は維持したいけど単なる長生きには余り興味がないのです。(笑)
    人間、病気じゃ死なない寿命です。

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    1. danmamaさん、
      ありがとうございます。疲れました〜。ポリープ6個切除はかなり体に負担があったのか、検査日からもう明日の朝で5日なのに、かなりしんどいです。明日の朝具合悪かったら、救急に行こうと思うほど。やはりトシ?
      日本はすぐ診察、すぐ検査という印象がありますが、そうでもなくなってきたのかな。
      確かにある程度の年齢になったら、大変な検査はもう無理かも。大腸内視鏡検査なんかも体の負担が大きいですよね。私も胃カメラはもうこりごりです。
      麻酔が効かないのは大変‼️そりゃ検査なんか受けたくなくなりますよねえ。
      そう、単なる長生きじゃなく、健康でいないとね。
      そういえば姑は左手を骨折したのですが、あっという間に回復。新しい骨も再生しているとかで医者もびっくり。恐るべし92歳!

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  2. みきみぃさん、さすが最後にいつも笑わせる!オチがお上手です〜笑。
    私の住む国では、69歳でいろんなスクリーニング検査が終わるものが多いです。それ以上は私費で、かなり高い。私の場合あと5年くらいか。。。でも長年海外に住むと、ちょこちょこ色んな不満はあれど、もう日本には住めないな〜といつも思ってしまいます。住めば都ですよね・・。

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    1. 匿名さん、
      笑っていただけましたか、良かったです、ありがとうございます😁
      やはり国によって、医療費のかかり方はそれぞれですね。確かアメリカでは子宮がん検診は65歳まで、マンモはとりあえず74歳まで、ということです。
      確かに住めば都です、おっしゃる通り‼️
      ただ今日胃カメラ後の症状のことで、アメリカでは医者に会わせてくれんのか‼️と愕然とすることがありました。また詳しく書きますね。住めば都、というアメリカに対する気持ちとやはり日本?とまた考えてしまいましたよ。

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