日本では、何歳から受給した場合いくら年金がもらえるか、つまり繰り上げ/繰り下げ受給した時の額がわかりにくいと聞いた。
アメリカでは、オンラインで調べると何歳でいくら、とグラフになって細かく表示されている。
アメリカの社会保険はクオーター(四半期)制で、40クオーター(つまり10年分)働けば年金を受給する資格ができる。
私の年金情報はとても乏しく、アメリカの年金についてはここ(参照元リンクを変更しました 10/11)を参考にさせてもらっている。
ただアメリカの年金のいいところは、自分の年金か、配偶者の年金の半分を受け取るか、を選ぶことができる点だと思う。
私はコントラクター(独立業務請負人)として働くことが多かった(年金の掛け金を払わない形態)。
なので、正規の社員として働いた年数は少ないが、とりあえず40クオーター(10年分)は満たしている。
老後どれだけの資金が必要か、についての予想額はPASONAのサイトを参考にさせていただく。
アメリカの公的年金であるSocial Securityは、
10年以上拠出すると62歳から受給開始できますが(注:1960年以降に生まれた人は67歳にならないとFull Benefitがもらえない)、受給額は受給開始年齢と収入により変化します。
「年収60Kの人が67歳でリタイアしたとすると、月額として受給できる額は$2,119/month、
100Kの人だと$2,687/month(*1)」と言われている一方、
年代別の支出額平均としては、「65~74歳:$67,230/year=$5,603/month、
75歳以上:$55,432/year=$4,620/month(*2)」という報告があります。
つまり、年収60Kの方が67歳でリタイアをする場合は、
残りの人生約12年間(アメリカ平均寿命の約79歳)を暮らしていくために、
単純計算で$5,603-$2,119=$3,484/month×144 months=約502K
の蓄えが必要になると言えます。
(以上青字部分:PASONAサイトからの抜粋)
つまり、アメリカで月額$2000の年金受け取りながら、そして100歳まで生きると仮定したら・・・
$1,218,360の蓄えが必要ということだ!
みきみぃさんが日本での老後を妄想されるのも無理はない話と納得しました。日本で老後資金2000万円問題で騒いだ時に思ったのは年金だけで生活出来ると何も考えずに歳だけ取った「アホ」と思いましたが人間、若い時は思いも寄らない老後問題なのですよね...自分はいつまでも若くて死なないと思いたいものなのかも知れませんねぇ(苦笑)我が家は55歳で早期リタイアした夫との二人暮らしで65歳で年金受給を申請し平均的年金額夫婦で26万です。年金支給までの10年間は二人とも働きもせず爪に火を灯すような生活でしたが心は「豊か」でした。
返信削除自分で作れそうな物ややれそうな事は自分でやり、時間があるという事は何て素敵で豊かなのだろうと実感しました。我が家ではエビの殻はご馳走スープですよ(笑)
danmamaさん、
削除2000万円問題が騒がれた時、???とよくわかりませんでした。え?年金だけで生活することに不安がない人がいるということ?とびっくり。danmamaさんのブログにも、去年81円だった灯油が今年は120円ってありましたね。つまり50%値上がりしたということですか。今後何もかも値上がりする一方でも、年金は減るばかり。
アメリカだってわかりません。企業年金はある日半分になったりするようですから、安心してはいられません。だからある程度貯金が必要なので、普段アメリカにいる時はピーツ以外にはお金使いません^^
55歳でリタイアで心が豊かな生活、すばらしい!本当にお金お金と騒ぐよりも、足るを知る者は富む、ですね。
エビ殻スープはいい出汁が出るそうですね。長男もセロリなど刻んで入れてストックを作るんだと言ってました。ご飯入れて食べたらご馳走スープだろうなあ^^
老後の年金と支出額が具体的でとても解り易かったです。この支出額は老後も健康だというのが前提ですよね。病院や歯科の問題が出てきたら更に出費で破産。以前マイケルムーアのドキュメンタリー「Sicko」を見てから、老後は日本と考え始めました。お刺身と車海老美味しそう!
返信削除ちび猫さん、
削除わかりやすかったですか。良かったです!
いやああ、アメリカでの老後生活って無理なのでは?というエビデンスがどんどん出てきてビビっています^^;
そうなんですよ。老後が健康でこの金額。医療保険も高いし、歯科保険は年取って入る人はあまりいないそうですね。保険入ってもあまり意味ないと聞きました。
Sickoですか。見てみます。怖いけど・・・
週末は長男の提案でSan Ramonだったかな?のCity Center Bishop Ranchに行きました。すごくいいところで、きれいで楽しかったのですが、ランチやアイスクリームだけですごく高かったので、やっぱり今後は家で食べないとな〜、と思いました。さびし〜
配偶者の年金半分を貰えるという話を聞いた時、自分の年金「プラス」配偶者の年金半分の両方を貰えるんだと勘違いしてたんですよ。 うわぁアメリカは太っ腹だわ!!と感動したんですけど、ちょっと欲張りですよね^^
返信削除それでも、私は自分の年金が少ないので配偶者の半分をいただけるのは本当にありがたいです。
エビの殻とセロリのスープのおじや!もう美味しいの間違いなしですね!^0^
ご近所さんだったらお裾分けしていただきたい・・・へへ、厚かましくてすみません。
akikoさん、
削除そうそう、配偶者の半分と自分のと両方をもらえたらすごく嬉しいですよね!日本の年金と同じく、アメリカの年金も何歳から受給し始めるか、は大きな賭け。悩むところですね〜。
でもアメリカの年金は、毎年結構インフレに応じて上がっていくところがいいところ。
私の年金もすごく少ないです。3桁・・・💧
近所に住む友人は全くお料理しないので、私が野菜スープ作ると声かけてますよ。
ご近所だったらakikoさ〜ん、スープ残ってますよ〜と声かけるのにね。