2022年10月6日木曜日

老後はどこ?議論再燃 25 年金生活 ②

毎朝のことだが、起きると心の中がザワザワしている。


これは、多分年齢を重ねることで、将来への漠然とした不安が日々増しつつあることから来ているのではないか、と思う。


最近自分の唾液でむせることがある。


男性ホルモンが増えてきたのだろう、顎に真っ黒い剛毛が生える。


なのに、鼻の中には白い毛を発見。


夜中トイレに少なくとも2度は行く。


顔を洗いながら、あとでxxxをしようと思うのに、タオルで拭く頃にはもう忘れている。


食べ方が下手になったのか、時々顎が汁で汚れる。


などなど、老化を意識させられることが日々増えてきた。


医師・和田秀樹氏の記事を読んで、ある程度は前頭葉機能低下によるものだろうか、と考えたり。



そして、10月1日からの年金暮らし。


このところパソコンに向かうと、しょっちゅう出てくる広告がこれだ。



ったくもう、パソコンやスマホで検索することは、全てお見通しという世界は怖い。


特にそれがアメリカだと、もっと怖くなる。



老後暮らす地域がどこになるとしても、楽しく暮らすにはお金が必要。

たまには丸の内仲通りにも行きたいし


アメリカの方が日本より賃金自体が高いので、おそらく老齢年金/厚生年金の平均額はアメリカの方が多いだろうと思う。


日本在住の友人たちの年金は、夫婦で26万前後ということだし、預金が2千万円あるいは3千万円あれば暮らしていける、ということだ。


が、そうなのだろうか。


それは過去30年間賃金も上がらず、消費者物価指数もほとんど上がっていない、という事実に基づいた予想なのではなかろうか。


バブル期以降賃金はあまり上がってないようだ


今後物価はジワジワと上がっていくと思える。


だから、私が日本で老後生活を送るようになると、毎月の家賃と生活費、介護保険料などの費用を用意しておかないと安心できない。


日本での年金はゼロ。


アメリカの年金もそう多くはない。


年金暮らしが始まると、シリコンバレーの中では低所得層に入る。

夜散歩していたら、私の不安を掻き立てるような空だった


そして、その年金を日本に送金しながら生活するとしたら、円高になるのが一番の不安材料だ。


とはいえ、アメリカでは、自分がどんどん年を取り、色々なことができなくなっていくだろうことは容易に想像できる。


まず、車の運転。


どこに行くにも高速道路を時速100キロ近くで走り、歩くのは近所を散歩する時だけ。


そろそろ、高速道路を運転するのも怖くなってきている。


今後もっともっとできないことが増えるばかり、と思うとアメリカでの生活は既に無理なのではないか、と最近弱気になっている。


来週夫の最後の給料が支払われる。


それまでに、今後必要なものを買い置きしておきたい。


本当は新しいベッドもほしいが、買わない。


いつまでここに住んでいるかわからない、という気持ちがあるので、買い物は今後長い間使うであろう必需品、しかも日本に持っていけるものに限定する。


まずは、下着。


ブラは日本で買う方がいいだろう。


こちらの売り場は牛用のブラか?というほどデカいものばかり


次は「パンツ」。


今はヘソ下10㌢ぐらい?のAmerican Eagle aerieボーイブリーフを履いているが、今後のことを考えて、ズロース(死語?)をアメリカで多めに買っておきたい。


長生きリスクを考えて、100枚ぐらい買っておく方がいいのだろうか。


あるいは、お漏らしリスク?

12 件のコメント:

  1. みきみぃさん、同年代として当てはまる事ばかりで笑ってしまいました。老後不安をこんなに身につまされるリアルな内容で書かれているブログはそうはないかと思います。皆んな現実を見て見ぬ振り、見ないふりの人が多い中で...
    みきみぃさん本を出版されてはいかがですか?印税生活で老後資金問題は解決されるかもですよ。

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    1. danmamaさん、
      いえいえ、ほめてくださって嬉しいですが、全くくだらないブログで、本当に恥ずかしいばかりです。もうブログはやめよう、としょっちゅう思いながらも、少しは前頭葉?のためにいいか、と思って続けています^^
      私も実は老後のことは現実を見て見ぬ振りでした。でも実際年金生活になった途端、健康保険も全て見直しになり焦っています。アメリカでの老後は過酷過ぎる^^;
      とはいえ、日本も給付金配るというような、いきあたりばったりの政策で、もっと他にできることはあるのでは?と思いますね。

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    2. みきみぃさんには間違いなく文才がありますから続けてください!
      そうなんですよ、日本の政治は政治屋の人気取りで本当に国の行方なんて考えていません。
      しかし、それを許してきた国民に問題があると思うのです。給付金の不正受給が後を絶たず働かなくてもバラマキとセーフティネットがあるとなれば狡い考えの人間が増えてくるのかも...
      真面目に働く若者が本当に可哀想です。30年間成長がストップしている閉塞感は半端ないです。夢も希望も描けませんし中産階級自体が崩壊の危機に瀕しています...今後の格差は怖いと思います。年金だって今後は当てにできなくなるかもです。

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    3. 匿名さん、
      ありがとうございます。でも、間違いなく文才はないので、自分で読んでもため息ばかりですよ。もっと何かちゃんと書けないものだろうか、と毎回思っています💧

      あまり言いたくなかったけど、やっぱり30年間賃金が増えていない日本は、これから大きな問題に直面する可能性があると思います。若い人たちは働きたくないし、結婚もしたくない。この気持はわかります。とはいえ、7月の参院選の結果には呆れました。
      日本はもっと移民を受け入れて、生産力を上げて若い人たちが将来に希望を持てる国にしないといけないけませんよね。政治家たちの多くは、自分が再選されることしか頭にないので、日本をどうやって立ち直らせるか、なんてことに心を砕いていません。少子化問題に何よりもお金を使って対策を講じないと、人口はこのまま減り続けるだけですよね。自分が生きるのに精一杯の状況の中、子供を持とうなんて考えられないですよ。今後大変なインフレになる可能性は高いと思うし、希望が持てない状態ですね。
      でも、どうにか若い世代がGAFAのようなIT企業を今後どんどん立ち上げてくれないか、と願っています。そして不死鳥のように日本が再生してくれることを期待したいです。

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  2. 老化は止められないので、目標は健康寿命を延ばしコロッと老衰。仮面夫婦は脳に良くないんですね。どうしましょう笑 私の母が、和田秀樹氏の本「80歳の壁」が老人仲間から回ってきて、次の友人に回す為に一気に読んだそうです。レビューをみたら役に立つと評価高く、私もデジタル版で買おうかなと思ってます。

    車も運転しなくなったらかなり生活が不便になりますよね。まだまだ元気なうちに日本へ移住して、日本の食や国内旅行を楽しみたいです。

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    1. ちび猫さん、
      いいですね〜。老衰で死ぬのが一番いいですね。何も食べられなくなり、最期はエンドルフィン?だったかが出て、幸福感の中逝けるようです。80歳の壁ですか。まだまだ!89歳の壁って最近聞きました。89歳で施設入所の方が多いとか。父もそうでした。確か70歳が老化の分かれ道という本もありましたね。

      うちなんか夫とは、2階と1階でほとんど顔を合わせることもないような生活なので、前頭葉なんかもう衰えまくっています^^;

      車を運転しなくなったら、もうアメリカには住めませんよね。そうです。元気なうちに日本へ移住して、美味しいもの食べに北海道から九州まで行きましょう!

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  3. 老後の不安、よーくわかります。それに年金の広告!!私も毎回スマホやパソコン画面に出てくるんですが・・・あれ何なんでしょうね。どこからか監視されているのでしょうかねぇ。

    歳をとるとアメリカでできないことがどんどん増えていく、本当にそうですね。特に車の運転は難しくなってきます。私なんて暗くなったら見えにくいし怖いしで、もうすでに夜は運転しないようにしています。
    義母を見てきて思ったのは、アメリカでは歳をとって運転できなくなったら誰かを頼るしかないということです。幸いにも義母の場合は息子達が近くに住んでいて、特に我が夫は嫌な顔ひとつせずに買い物や病院へ連れていってましたね。それでも限界があるので、亡くなる前3年ほどシニアホームにお世話になりましたが、これがまた高額なんです!最後のほうは月8千ドル超えてました。最後まで面倒を見てくれる誰かがいるか、そうでなければ大金を持っていないとアメリカの老後は厳しそうです。
    そういうこともあって、ああ、私の老後は日本かなあと思っています。ただ日本移住となると、これもまた色々問題があるんですよね。みきみぃさんと同じく年金等の老後収入はアメリカから送金となるので、為替レートが心配、それにアメリカへの納税もあるし。歳をとってそのうちボケてきて、それでも毎年アメリカのタックスリターンできるのだろうか。心配はつきませんわ :)

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    1. akikoさん、
      アメリカに住むこともなく、日本で生活していたら今悩むようなこともなかったんですよね〜。
      アメリカに来たことを後悔してはいませんが、今後老後を日本で過ごすにしてもアメリカで過ごすにしても、それぞれ一長一短があり大変な決断です。
      私も夜は運転したくないです。乱視なので見えにくいし。でも、アメリカでは車の運転をしないで生活は成り立たないし、年を取ると問題がたくさん出てきますね。
      シニアホーム、高いようですね。知り合いのご主人が亡くなる前、1年間施設でケアを受けた時、毎月1万ドルかかったそうです。もう数年前の話です。
      日本円にしたら、毎月145万円。日本だったら慶友病院にも入れる額だなあ、と思いました。親を入れたい病院、とテレビで紹介されたところ。青梅ですが、個室で74万。アメリカのほぼ半額ですよね。

      私の場合日本国籍を喪失していますから、日本移住となるとまずこの問題があるし、前途多難です。そしてakikoさんのご心配と同じく、送金、税金、色々面倒。でもそろそろ考えないと、近いうちに考えることさえ難しくなりそう。

      スマホやパソコンで検索したりすることが全てお見通しっていやですよね〜。銀行の取引も全てオンラインってなんだか怖いです。日本ではオンラインでは支払いとか、銀行の取引はしていません。本当に最近は年金の広告ばっかり!

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  4. 青梅の慶友病院はもしかして以前お父様関係のブログで書かれていたところでしょうか。費用は高いけど最後まできっちり面倒を見てくれて、確か青梅にあると書かれていたと思います。アメリカや京都から通うのは大変なので、近くにアパートをかりて引っ越すと家賃はこのくらい等、具体的でとても参考になりました。
    当時父の介護で悩むことが色々ありまして、ブログのご両親関係の記事を隅から隅まで読み、たくさん勇気をもらいながらアメリカ日本の往復をすることができたんですよ。本当にありがとうございます!!

    みきみぃさんはアメリカ市民権があるのですね。私も取得しようかずーっと考えていて、まだ迷っています。でも今更このボケたアタマで取得試験に合格できるとは思えませんが^^

    日本国籍喪失者の日本移住の件ですが、元日本人であり日本に身元保証人がいれば移住は難しくないようです。詳しく調べたわけではないので間違っていたらごめんなさい。ご参考まで。

    アメリカは医用費も介護費用も高額で本当にどうしましょうか。
    もうピンピンコロリを目指すしかないですかね。PPKって言うそうですよ。みきみぃさんもご一緒にPPKしましょう^0^//

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    1. akikoさん、
      はい、青梅の慶友病院はかなり考えました。個室は無理でも二人部屋とかはどうだろう、と。でも、当時とても信頼していた精神科医森先生に反対され、考え直したのでした。覚えてくださってたのですね。ありがとうございます。
      akikoさんも悩んでらしたのですね。少しでもお役に立てて良かったです!

      市民権を取ったあとも、周りの友人でそのまま日本入国時は日本のパスポートを使っている人もいますが、私はそれができないんです。で、結局喪失届を出しましたが、後悔しています。どうにか日本国籍で介護往復踏ん張れば良かったなあ、と。でも、akikoさんのおっしゃる通り、永住権取得は元日本人で日本に身元保証人がいればそう難しくないだろうとも思います。ただ2020年から以前ほど簡単ではなくなった、と聞いています。とりあえずは在留資格からですね。

      医療費と介護費用、考えるだけで恐ろしいです。友人の友人が心臓発作を起こし冠動脈にステントを3本入れた手術で$540Kだったそうです。もちろん保険があるので、全額払う必要はないけど、今日の円相場だと7830万円!PPKクラブ作りましょう^^

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  5. みきみぃさん、
    私も日本国籍喪失者で日本移住しました。コロナ禍で時間がかかり、追加資料収集し提出するのは大変でしたが、自力で永住権を取得しました。まだ、いろいろ問題点はありますが、これで滞在期間を気にしないで、日米で生活できひと安心です。みきみぃさんもぜひ、数年の在留資格後永住権チャレンジして下さい。PPKクラブ参加希望です。みゆれれ

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    1. みゆれれさん、
      ご自分で永住権取得なさったんですか!すごい!!
      一旦コロナが落ち着いて、資料さえちゃんと用意できれば大丈夫かも、ですね。年齢が上がるにつれて、準備する資料のリストを読んでもなかなか頭に入ってこず、もう無理かなあと思っていました。でも、脳のためにも自分でするべきですね。
      みゆれれさんが自力で取得なさった、と聞いてすごく心強いです。ありがとうございます!
      在留資格を取り、数年日本に住み、その後永住権チャレンジですよね。なんか元気が出てきました!
      是非「PKKクラブ相談役」でお願いします^^

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